時間に追われる朝は「ゆっくりジュエリーを選ぶ時間なんてない…!」のが現実だから、パパッとポーチにまとめて持ち運び派が実は大多数。今回は、ジュエリー使いに注目が集まるyoriディレクター・高橋誉子さんのスタメンジュエリーを拝見します。
こちらの記事も読まれています
ジュエリー=バランサー。
甘服にエッジを
加える辛口勢は特にヘビロテ
a.b.c.〝自立した強さ〟を表現でき、甘口服のスパイスになるカルティエのクラッシュシリーズは一番のヘビロテ。d.e.半周にダイヤがあしらわれたタフなティファニーロックは3素材で幅広いジュエリーとマッチ。f.g.華奢リングはペルレを中指、kaja bijouxを親指にと、あえてランダムに。個性強めなリングを受け止める名脇役です。h.i.j.私服で多いシンプル服に華やかに盛れるアルハンブラの存在感はやっぱり偉大。万能で服を選ばないオニキスは、石の個体差もなくオーダーしやすかったという理由も。マラカイトのWフィンガーリングは次男の出産前に節目買い。k.コーデのスパイスになるbijou de Mのミツバチピアスはクラッシュに遊び心をプラスして。
yoriディレクター&デザイナー
高橋誉子さん(11歳と1歳息子、10歳娘)
2015年にyoriを設立し、2023年で8年目。プライベートでは実はハンサム服が多く、コーデとのバランスを考えたジュエリー使いがVERY読者の憧れの的。2022年は8年ぶりに3人目となる次男を出産。
甘ブラウスは個性派ジュエリーで
〝糖分控えめ〟が今の気分です
ハンサム服にはアルハンブラの
色使いで〝女性らしさ〟を足し算
3人の子どもと過ごす朝はバタバタの連続。特に1歳の末っ子の登園では傷をつけないよう華美なジュエリーを控えているので、仕事に向かう車の中、服とのバランスを見ながらジュエリーでONスイッチを入れるひとときは至福。私にとってジュエリーは気持ちを高めるのはもちろん、バランサー的役割も大きく、yoriの甘めな服を着るときはエッジの効いたジュエリー、逆に実は私生活では多い辛めの服を着るときは甘いもの、と相反する要素を補うバランスが定番です。
撮影/草間智博〈TENT〉(静物)、イ・ガンヒョン(人物) 取材・文/川原江里菜 編集/引田沙羅
*VERY2023年12月号「多忙なオシャレママたちの〝持ち運びジュエリー〟が見たい」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*掲載のジュエリーはすべて私物につき、店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。