子育て奮闘中の今から愛せて、子どもが手を離れた未来はもっと愛が深まり身につける姿が想像できる。変わらない価値の〝黒小物〟はオシャレを支えるブレない軸。多様化する時代にママ目線で再選定、投資価値アリの「黒名品」を提案する連載です。今回は、『Chaumet』のリアンをご紹介します。

Chaumetの
リアン

ブレないスタイルを目指しつつ、まだまだ今の時代の気分も楽しみたいし、意外性のあるお洒落にも挑戦したい。連載のラストを飾るのは「ショーメのリアン」。アイコニックなデザインながら、ときにクールに映ったり、甘さが香ったり、遊び心を感じたり。ぷっくりとしたクロスモチーフのしなやかな魅力は、まさに新名品の名にぴったりです。

ショーメは、1780年にパリで創業。ナポレオン一世、皇后ジョゼフィーヌのオフィシャルジュエラーとして確固たる地位を築き、現在も世界のロイヤルファミリーに愛され、私たちのエターナルジュエリーの選択肢としても必ず名の挙がる存在。リアン コレクションが誕生したのは、1977年。クロスモチーフが表すのは、愛し合う人々を結び付け、その運命を近づける1本の糸。すなわち、結び目を象ったリアンのジュエリーは絆の証♡　その意味と華奢で軽やかな着け心地から、お守りのように毎日身に着けている人も多いそう。地金、色石など様々な表情のラインナップが揃うなか、オニキスを選んだ理由は石の持つ力。オニキスは「夫婦の幸せ」、そして「迷いのない信念」の象徴。意思をしっかりと持ち、周囲に流されない強さを応援してくれる……。ママたちをお洒落に力強く支えてくれる、パワージュエリーだからです。

撮影／花盛友里　取材・文／櫻井裕美　編集／羽城麻子
＊VERY2023年9月号「大切にしたいBlack名品」より。
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