子どもと一緒の毎日に、カジュアルがベースの私たち。だからってお洒落したいマインドはいつだって忘れたくない! 男の子ママでいつも素敵、お茶目なインスタ投稿も話題のスタイリスト・福田麻琴さんのデイリースタイルを紐解くと、秘訣は「ワントーンコーデ」でした。今回は、福田さんがワントーンコーデに目覚めたきっかけを伺いました。
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大人のカジュアルに
ワントーンがおすすめな理由
意外にも本格的にワントーンコーデに目覚めたのは、ここ3、4年なんです。STAY HOMEなどの時期にコンフォートなファッションに目覚めた頃から。それまでは色を効かせたり、メリハリをつけたり……。よりカジュアル化やリラクシー化する中でそれを大人が素敵に見えるには!?と試行錯誤。そもそも私が好きなものが、ボーイッシュだったりシンプルだったりするから、ともすると子どもっぽく見えたり、カジュアルすぎたり。それを回避していたら、ワントーンやグラデーションが落ち着くなと、今のスタイルに辿りつきました。例えばスニーカーもリュックも、ワントーンでまとめれば上品で、シックで、潔くて、カッコいい。カジュアルな日こそワントーン!と思っていれば失敗知らず。おすすめです。
Makoto Fukuda
one tone color blue
シャツ×デニムの王道こそ
ワントーンできれいめにすると
カジュアルが難しくない。
オーセンティックなアイテム同士だからこそ、ときに野暮ったく見えてしまうことも。そんなときもワントーンがおすすめ。印象全体がシャープにまとまるので、それだけで洗練度アップ。
水色×白のストライプは色の印象が強く出すぎないのでデニムとも馴染みやすい。シャツ自体の端正さもありつつ、たっぷりとしたシルエットのものを選べば、それもいい抜け感に。
シャツ¥29,700(サードマガジン) 中に着たTシャツ¥8,580(リフィル/リフィル カスタマーサービス) パンツ¥37,400 手に持ったアウター¥48,400(ともにオーラリー) ピアス¥5,500(COS/COS 青山店) バッグ¥69,300(J&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター)
足先までブルーという
新発想
パンツと靴を同色で揃えるのは脚長効果の常套手段。マノロブラニクのサテンのハンギシ×デニムは甘辛ミックスの妙が最強。
淡色デニムを水色と捉えたら、名作ハンギシのブルーとワントーンに。サテン素材の光沢とビジューのきらめきが、デニムのカジュアルさを上手に引き算。
靴¥181,500(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン)パンツ¥37,400(オーラリー)
one tone color beige
ワントーンだからできる
「ハーフパンツでここまできれいめ」。
ベージュならなおさら。
ヘルシー感の強いハーフパンツも、上品なベージュでまとめることで、シックで大人っぽい雰囲気に仕上がります。これからの時季に活躍するリネン素材も上手に取り入れて。
旬のハーフパンツにはリネン混ジャケットを合わせて知的に。素材自体に風合いがあるので、かっちりしすぎないのも魅力。ウエストマークでスタイルアップ効果も。
ジャケット¥71,500(サードマガジン) パンツ¥26,400(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店) サングラス¥19,000(COS/COS 青山店) ピアス¥14,300(ローラ ロンバルディ/八木通商) バッグ¥614,900(ザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)
撮影/水野美隆〈zecca〉 スタイリング/福田麻琴 ヘア・メーク/廣瀬浩介 モデル/申 真衣 取材/塚田有紀子 編集/石川穂乃実、藤田摩吏子
*VERY2023年5月号「ママになったら、なおさら発想! Part1 スタイリスト福田麻琴さん「カジュアルなときは、なおさらワントーン」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。