オシャレな人たちは、夏のうちから気になるものをカートに入れたり、スクリーンショットを撮ってチェックに抜かりなし! 秋のオシャレ計画をひと足早くのぞかせてもらいました!
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Model 申 真衣さん
VERY専属モデル。2019年の初登場以来、ファッション感度の高さとロジカル思考で話題となり、2020年よりVERYモデルに。ベンチャー企業の役員を務め、プライベートでは2人の女の子のママ。
Y2Kが気になる!
ファー素材ならベストも脱・学生
\デニムのシルエットが変わるだけで新鮮/
短かめ丈アイテムは単体よりシャツ合わせで。
ベスト¥88,000(ブラミンク)シャツ¥49,500(ブリエンヌ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)デニム¥39,600(ファソン・ジャックマン/サードマガジン)その他/本人私物
ひと癖スーツも似合う女性になりたい
白スーツを颯爽と着こなしたい。
ジャケット¥164,400 パンツ¥82,300※ともに参考価格(ともにPeter Do/ファーフェッチ カスタマーサービス)
こちらもビジュー付き
ひと癖ジャケット
Photo : Courtesy of Casper Sejersen
白スーツと同じように、ジャケット=真面目なものではなく、ここぞと頑張りたいお仕事に着ていける遊び心ある一張羅がほしい。
ジャケット¥238,700(ドリス ヴァン ノッテン)
ブーツの季節ならミニも挑戦しやすい
夏の脚出しは勇気がいるけど、ブーツやタイツを合わせられる秋冬ならハードルが下がりそう。
スカート¥99,000(ブラミンク)
発売前からチェック
コラボ狙ってます
この春から自分的スニーカーブーム到来。コラボも気になります。
スニーカー¥19,800(Nike × JACQUEMUS/ナイキ カスタマーサービス)
抜け感より存在感ある足元
デニムに合わせた、少し重めの足元が気になる。
ブーツ※9月中旬発売予定¥473,000(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
〝ベスト×長ーい袖のシャツ〟
トライしたい!
The Row Winter 2022 Collectionのこの画像のコーデにひと目惚れ。今日着用したブラミンクのベストもこのコーデを参考にセレクト。シャツはこの長め袖が欲しい!
シャツ¥169,000※8月下旬展開予定(ザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)
遂にスニーカーの王道に
手を出しちゃいそう!
まさにカートに入れてポチる寸前のジョーダン。価格・カラーなどさまざまだから迷っちゃいます!
スニーカー¥58,900※参考価格(Jordan/ファーフェッチ カスタマーサービス)
先物買い上手な2人が
この秋チェックしたもの
&買ったものを教えてくれました!
Shin Mai × Sasagawa Yuri対談
好きなテイストは変わらないけど
でも、丈感、素材感を更新したい
編集部(以下、編):お2人に、この秋冬シーズンに向けて気になるファッションアイテムを自由に挙げてもらいましたが、意外なラインナップだったのがシンマイちゃん。
笹川さん(以下、笹):そう。シンマイさんって、シンプルで大人っぽい私服のイメージでした。ダボッとゆったりシルエットのデニムやジョーダンなどのボリューム感あるいわゆるスニーカーらしいスニーカーが予想外。
申さん(以下、申):今ブームになっているY2Kファッションが気になっていて、ヘルシーカジュアルが気分に。この撮影には間に合わなかったんだけどデニムはKHAITEのゆったりデニムをすでにオーダー済み。スニーカーは以前は履かなかったアイテムなんだけど、韓流アーティストにハマったら、私ももっと若々しいファッションがしたくなって(笑)。
笹:ところで最近耳にする、その「Y2K」って何……?(笑)
申:もしかしたら友里ちゃんの年齢だと、知らない世代かな⁉ Y2Kは「Year2000」の短縮形で、Y2Kファッションはその頃流行ったファッション。パリス・ヒルトンとかブリトニー・スピアーズとかがアイコン。ボディコンとは違うヘルシーな肌見せとか!
笹:なるほど。小学生だったから実際にはその格好はできなかったけど、もちろん知ってます! シンマイさんが気になっているブラミンクのミニスカートもまさにですね。
申:他にも、この秋、本格的に流行る予感のクロップド丈(短丈)のトップスもそうだよ。
笹:なんだ~! 私、アンスクリアの展示会ですでに短丈のニットをオーダー済み。知らない間に私もY2K気になっていたみたい(笑)。
編:足元は、2人ともヒール復帰の気分?
申:ゆるデニムに合わせたくて狙っているボッテガのブーツはヒールですね。ヒール高めだけど、ブーツなら大丈夫かなと。友里ちゃんセレクトの、ピッピシックの水色のモケモケシューズ、可愛くって実はさっき試着しちゃった!
笹:これ可愛いですよね。パンプスもしばらくペタンコが続いたから、今季はちょこっとヒールが気になります。あと、この変わったモケモケ素材も面白い。
申:あ、私も靴ではないけど、ブラミンクのベストはファー。普通のニットベストだと学生服みたいになりがちだけど、素材が変わっているだけでオシャレ感が上がって便利。
笹:定番にも簡単に遊び心が出ますね。
編:ちょっと変わってると言えば、笹川さんはカオスの埋もれそうな超ボリュームのニットアップを選んだり、シンマイちゃんはザ・ロウの袖が驚くほど長いシャツを選んでいたり、ひとクセスーツが欲しかったり……。
申:Peter Doのスーツやドリス ヴァンノッテンのジャケットは、経営する会社のお仕事用。40歳も近くなってきて、スーツで遊んでもよい年齢になってきたのかなと。なりたい女性像に近づくというか。
笹:カオスのプレミアニットシリーズは、お値段は張るんですが少しずつ集めているアイテムなんです。今年は可愛らしいなかにもひとクセあるデザインに惹かれるみたい。ジル サンダーのコートやジャケットもそう。コートは、このパトゥみたいなカラー物も気になります。
申:こうやって一挙に見てみると、しばらくファッションも自粛ムードが続いていたからかトレンドに大きな変化がなかったけれど、今季は丈感やボリューム感といったシルエットや素材感と変化がわかりやすい。私たちも更新したいっていう願望が強いのかもしれないね。
笹:それ、すっごくわかります! ナヌーシュカの半端丈パンツもそう。シンプルなアイテムこそ、去年までのものと今年のもので大きく印象が変わりそう。
申:だからファッションは面白いのかもしれないですね!
撮影/福本和洋〈TAKMI〉(人物)、清藤直樹(静物) ヘア・メーク/川村友子(申さん分) スタイリング/坂野陽子〈f-me〉 取材・文/嶺村真由子 編集/城田繭子
*VERY2022年9月号「手堅い、秋の先物買いプラン」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。