今年の夏はいよいよマスクなしで外くこともできそう!と読者の間でも「サングラスのオシャレを楽しみたい」という声が聞かれます。最近のVERY誌面に出てきたサングラスコーデの中から、トレンドの形やブランド、それに合うファッションについて考察してみました!
トレンドデザイン ➊
スタイリスト使用率no.1!カジュアルに映える太幅のクリアフレーム
遊び心がありポイントにもなるクリア〜半透明のフレームサングラス。夏のシンプルカジュアルにかければ、紫外線対策しながら今っぽいオシャレに。オレンジブラウンやベージュやホワイトといった顔馴染みのいい明るめカラーで、レンズとのコントラストが強めのものが人気のようです。

サングラス:アイヴァン
白の半透明フレームはカラーパンツとも好相性。温かみのある色のレンズとの合わせで、奇抜になりすぎない。撮影/渡辺謙太郎
サングラス:ロンハーマン
ベージュの半透明。よく見たら、木目調のような柄が入っているので、上下ニュアンスカラーのシンプル服のポイントになっています。撮影/渡辺謙太郎
サングラス:A.D.S.R
ブラウンの半透明、細いテンプルが控えめなデザインなので、柄パンツのコーデに合わせても喧嘩しません。撮影/須藤敬一
サングラス:ブラン
薄いグレーのクリアフレーム。レンズの色とのコントラストで存在感大なので、シックなスタイルに映えます。撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
サングラス:モスコット
オレンジのクリアフレーム。派手かな?というカラーも透明なら程よい主張。撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉トレンドデザイン ❷
服を選ばず雰囲気アップ!華奢フレームのボストンシェイプ
丸メガネのレンズの下がやや細くなったボストンシェイプもトレンドの形。シルバーやゴールドのパーツがポイントとなったり、ミラーっぽいレンズが入ったクールなデザインのものが多い印象。華奢なので、カジュアルからキレイめまで幅広い服装にさりげなくかけられ、帽子と組み合わせてもくどくなりません。

サングラス:アイヴァン
金属の華奢フレームはアクセサリー感覚で取り入れられ、カジュアル服が華やかになります。ピアスとの相性も◎。撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
サングラス:ブラン
都会派リラクシーなスタイルにも華奢フレームがマッチ。淡いブラウンのレンズでフェミニンさもあり。撮影/家来祐介〈aosora〉
サングラス:アイヴァン
レンズ周りはブラウンのクリアで、全て金属のものより柔らかい印象。盛り袖のブラウスコーデがサングラスで辛口に。撮影/渡辺謙太郎
サングラス:プロポ
シルバーのフレームに小さめのミラーっぽいレンズで、オシャレ度高めのデザイン。どカジュアルコーデもグッとクラスアップ。撮影/菊地 史〈impress+〉
サングラス:プロポ
ほんのりディアドロップっぽい形のクールなサングラスが、モードなシャツスタイルにしっくり。撮影/渡辺謙太郎トレンドデザイン ❸
コンサバ派の大本命は大きめレンズのブラウン&ベッコウフレーム
普遍的に人気の、濃いブラウンやベッコウのフレーム。レンズとフレームの色が違いすぎず、レンズは大きめの方がキレイめに使えます。甘い服をハンサムにしてくれるにはもちろん、カジュアルな服装でも、このタイプのサングラスをかければコンサバに見えるので、自転車送迎や公園にも便利。

サングラス:アイヴァン
レンズの端がつり上がったキャッツアイ風の形でエレガントな印象。コンサバ服のスパイスになります。撮影/須藤敬一
サングラス:オリバーピープルズ
キャッツアイ型。Tシャツ短パンスタイルも、サングラス一つで上品に。ご近所や送迎には、これくらいの“おしゃれすぎないサングラス”が重宝します。撮影/須藤敬一
サングラス:アイヴァン
甘ブラウスに大きめ濃い色サングラスは、何年経ってもコンサバ派の定番スタイルです。撮影/渡辺謙太郎
サングラス:モスコット
どこのブランドからも毎年必ず出るベッコウ。ベージュの服と相性が良く、バッグや胸元にかけておくだけでも可愛い。撮影/佐藤航嗣〈UM〉
サングラス:アヤメ
フレームが太めでインパクト大きめ。シャツにワイドパンツのキレイめコーデがモードに決まります。撮影/石倉和夫ちなみに、登場率が高かったブランドはダントツでアイヴァンで、その他はこのようなラインナップでした。
・アイヴァン
・プロポ
・ブラン
・モスコット
・アヤメ
モスコット以外は全て日本ブランド。ハイブランドやインポートのサングラスも素敵ですが、日本人の顔に合わせた工夫がされているブランドがこれだけあるなら、チェックしがいがありそうです。
いかがでしたか?紫外線対策だけでなく、ファッションも大いに盛り上げてくれるサングラス。マスクからサングラスに切り替えることで、メークも変わってきそうですし、この夏は新たなバランスでトータルコーディネートを楽しめるのではないでしょうか。
構成・文/井上さや