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もっと知りたい!青木裕子さんインタビュー

VERYでも大活躍中の青木裕子さんは、1月7日がお誕生日。36歳になる(※取材当時)。
ご存じのとおり、フリーアナウンサーとして、現在はVERYモデルとしても人気の青木さん。でも、撮影現場ではそのイメージを裏切るキャラクターでスタッフからの「おもしろい」の声多数。そのおもしろいは、みんなを笑わすとかいう意味ではなく、意外性がある、ということ。女っぽいのに実は男前、陽気な旦那さんとは対照的にネガティブだったり(笑)。そんな青木さんを、もっと知りたい!

※このインタビューは、VERY 2019年2月号に掲載されたものです。

 

 

“実はアクティブなんです”

週末は、息子たちとアウトドア三昧。
自分の力で、どこまでも♪

ママ友からは「忙しない人」って思われています。
ちょっとの時間があれば、何かをしたい人。
週末も、和歌山までパンダに会いに行ったりキャンプをしたり、地引き網を体験してみたり。

 

まったり過ごすことは、ほとんどないです。
そこに、夫が絶対にいなきゃいけないとかはこだわりません。忙しそうだったり、イベントにあんまり興味がなさそうなら、夫はお留守番。
無理矢理連れ出すよりも、一緒にワイワイ楽しめる友達と行ったほうが、お得な気がしませんか?(笑)

 

最近は、もっともっと行動範囲を広げたくってキャンプにも行けちゃう大きな車に買い替えました。ずっとペーパードライバーだったけれど、子どもの笑顔見たさに、日々〝自分力〞が成長しています。

 

 

 

“自分を良く見せることが苦手”

お弁当は褒められたいけど(笑)、
SNSは怖いからやっていません

学生時代に読者モデルをしていたとき、スタッフの方に「もう一度、一緒に仕事したいなと思われるくらい楽しくやらなきゃだめだよ」とアドバイスをされたことがありました。アナウンサー時代も「本当のこと喋らなくてもいいんだよ」と言われたり。

表に出る仕事なら〝自分はこう見られたい〞というセルフプロデュースも必要だと思うのですがどうやら苦手みたいなんです。SNSも、何だか炎上しちゃいそうで怖いからやってません(笑)。

可愛いお弁当ができた日は、お披露目したいって思うこともあるんですけどね。でも、オシャレとか、凝っているとかじゃなく、私のお弁当は蓋を開けたときのリアクション狙い。毎日、子どもの笑顔を想像しながら作るのが楽しいんです。

 

 

笑顔になれる青木裕子さんのユーモア弁当5選♪

黄色いチーズしかなかったのが誤算。本物に失礼なので、「ドラえもん風」ということで(笑)。
いただいた恐竜の海苔をご飯にのせたら「がおー」と足したくなり、ハサミでチョキチョキ。
おにぎりを包んだラップに、マジックで絵を描いただけ。いつも盛りたくなってしまうんです。
週末にパンダを見に行く予定だったので、おにぎりをパンダとてるてる坊主にしてみました。
できたおかずを詰めたら彩りが寂しそうだったので、ぜんぶ海苔で隠して「たからさがし」に(笑)。

 

“175cmだけどヒール”

コンプレックスから解放。
ヒールで堂々と街を歩きたい!

175cmという、背の高さがコンプレックスでした。
アナウンサーとしても変に目立ってしまったりで〝大きい〞と言われるのが好きじゃなかったんです。
だから、おでかけのときも、いつもペタンコ靴。
モデルの仕事をさせていただくようになってから撮影でヒール靴を履かせてもらうのですが、皆さんが180cm超えの私を褒めてくれるんです(笑)。
もしかしたら、背が高いことはコンプレックスではないのかもって、最近はずーっと避けていたヒール靴をすごく履きたい気持ちになっています。

撮影のときはいまだに緊張してしまうし、撮られながら自然に笑えず泣き顔みたいになってしまうことも。
それでも、やりがいを感じている自分もいて、今は頑張りたい、そんな気持ちでいっぱいです。

もっと私に似合うオシャレがあるのかもって
今はチャレンジしたい気分
「最近のVERYの撮影では、今まで絶対に欲しいと思わなかったものに惹かれる自分がいます」と青木さん。この春は、白いパンプスに興味津々。「ヒールだけじゃなく、鮮やかなカラースカートを着られるようになったのも成長したところです」。パンプス¥74,000(ジミー チュウ)コート¥120,000スカート¥34,000(ともにebure)ピアス¥218,000(TASAKI)

 

 

“自分で手に入れる喜びを感じたい”

自分ひとりでも「立てる力」を
身につけておきたいんです

自分にお金をかけるなら、そのためのお金は自分で働いて稼ぎたいなと思っています。
可愛げがないですかね。正直、夫も私もいつどうなるかわからない仕事で、いざというときのために、自分でしっかりと立てる力を身につけておきたいんです。
今は「カルティエ」の時計を買うことを目標に、毎日仕事を頑張っています。
子どもを産んでからも働くことは、夫も「続けたほうがいい」と応援してくれていて、子どものお世話を引き受けてくれたりと協力的。
朗読会やナレーションとか、声を使うお仕事はもっと挑戦していきたい。
でも、一番の適職は実は〝子育て〞だと思っているんです(笑)。

 

母行事にも役立つ「タンク」が欲しい
「今、頑張って買いたいなと思っているのは革ベルトのタンクです」。時計「タンク ルイ カルティエ」〈YG〉¥940,000リング「トリニティ ドゥ カルティエ」〈WG×YG×PG〉¥145,000(ともにカルティエ/カルティエ カスタマー サービス センター)ジャケット¥88,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 銀座三越)カットソー¥9,200(ソルトプラスジャパン)

 

 

女子アナのイメージはいろいろだと思いますが、私は〝得意じゃないかも〞って感じることが多かったです。社交的でもなく、どちらかというとネガティブなので、常に観る人のリアクションを気にしてしまい。

 

お話ししたとおり、わりと本音を口にしちゃうタイプで、今もテレビに出るのはドキドキします。
ただ、ひとつの番組をみんなで作り上げるという形は好きで、音響さんとか照明さんとかと同じで、私はアナウンサーという技術職だという気持ちで参加していました。モデルの仕事も〝服が主役〞と割り切れる部分もありますが、それだけじゃ足りないとも感じています。

 

でも、まだまだパーソナルを打ち出せる自信がない。これが好き、得意とかはありますが、そこまで極めていない自分を知っているので(笑)。まだ焦らなくていいとも思っています。子育てが最高に楽しいときだから♡

 

 

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モデル/青木裕子 撮影/長山一樹〈S-14〉 スタイリング/斉藤美恵 ヘア/左右田実樹 メーク/早坂香須子〈W〉 取材・文/櫻井裕美 編集/鈴木恵子

※VERY 2019年2月号「2 月号発売日がお誕生日! 節目の人にインタビュー♡ 青木裕子さんに直撃!『好きなことをとことんやるのが、30 代の今の気持ち』」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。

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