海外から始まり最近では日本でも徐々に浸透しつつある「プッシュギフト」文化。出産後の女性に感謝を込めて贈られるプレゼント。そこには新たな家族の誕生を祝いつつ、お互いを想い合うからこそ生まれる、幸せな「モノガタリ」がありました。今回は、プッシュギフトを贈られた産後ママの、ギフトにまつわるエピソードをご紹介します。
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「私の想いを尊重してくれる
夫の優しさに気づけました」
キング祐美さんご家族
(31歳・会社役員/11カ月の女の子のママ)
アメリカ人の夫とは何でも話し合い相談する仲。子どもは今のところ一人という我が家の方針もあり、妊娠中から一生の記念として肌身離さずつけられるものが欲しいと考えていました。そんなところ海外の雑誌の記事でプッシュギフトの存在を知り彼にヒアリング。アメリカでは「プッシュプレゼント」と呼ばれており、夫が妻のために考えたプレゼントを贈るケースが多いそう。でもせっかくなら私自身納得するものが欲しいと思い、ジュエリーをリクエストすることにしました。そんななかで出合ったのがカルティエのネックレス。お守り=アミュレットというコレクション名なうえ、パールが娘の誕生石でもあったので、真珠の母=マザーオブパールのこちらを即決。パールが貝の中で育っていく過程が妊娠と通じるところがあるという、友人からの助言にも背中を押されました。体が日々変わっていくなかで夫が私を尊重してくれると実感でき、産後も里帰りせず夫婦二人三脚で育児に向き合えました。
From papa
何よりも妻の気持ちを最優先したいと思い、リクエストどおりに。感謝の気持ちを伝えたくて、手紙を添えて贈りました。
\プッシュギフトは/
カルティエの
「アミュレット」ネックレス
自分で購入した一粒ダイヤのネックレスと相性が良く、毎日2本を重ねてつけています。
撮影/五十嵐 洋(静物)、NANAMI、相澤琢磨(ともに人物) 取材・文/高橋夏果、桃井真由 編集/羽城麻子
*VERY2022年6月号「我が家の「プッシュギフト」モノガタリ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*企画内のエルメスおよびシャネルの商品は私物です。ブティックへのお問合わせはご遠慮下さい。