ライフスタイルの変化を乗り越え「ブレずに〝好き〟と言える」長く愛用するものに自分らしさが宿る――。みんな、大切にしているものほど普段使いしているのが印象的でした!今回は、前田敦子さん愛用のエルメスのバーキンをご紹介します。
※ご紹介のバッグは前田敦子さんの私物につき、ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
こちらの記事も読まれています
前田敦子さんの「10年愛」アイテムは
エルメスの「バーキン」
あえてまめにメンテナンスせず
使い込むほどに増す〝味〟も私らしく
人生初めてのご褒美買いがこの「バーキン」でした。20歳のときに写真集の撮影でパリに行った時に、フォーブル・サントノーレ店で思い切って購入を決断! 信頼しているスタイリストさんをはじめ、周りのお姉様方の意見を聞きながらもドキドキしたことを覚えています(笑)。ベーシックな色ではなく鮮やかなブルーが私らしい。30代のファッションのテーマが〝遊び心〟なんですが、そんな気分ともマッチしていて、10年前からブレずに〝好き〟目線で選べたことを再確認。
息子が大好きな「トイ・ストーリー」のおもちゃとカラフルなブランケットは常に携帯。赤や青など明確に強い色が好きで、やっぱり親子の好みは似るんだなと。ちなみに、ウッディは〝カウボーイ〟、バズ・ライトイヤーはなぜか〝イェーイェー〟と呼んでいます(笑)。
エルメスのバッグは前田さん私物。ワンピース¥22,000 コート¥45,100(ともにパブリック トウキョウ/パブリック トウキョウ 神宮前店)シューズ/スタイリスト私物
私にとって10年愛アイテムは
〝人生を預ける〟つもりで
日常をともにするパートナー
一生ものと決めた買物は、記念日やご褒美として選び抜いて迎え入れるのがポリシー。その分、ピアスも「バーキン」も思い入れたっぷりで、おばあちゃんになっても愛し続けたいアイテムです。とはいえ、本当に日常的に使うので、扱いは案外雑で(笑)。ダイヤのピアスも磨いてないし、バッグもあえてメンテナンスしていません。どちらも今のライフスタイルにあって当たり前の存在だからこそ、特別に扱うより身近に感じていたい。ちょっとくすんで見えるダイヤも、それはそれで私らしい〝味〟だと思うから。〝味〟や〝クセ〟は、私のファッション軸に欠かせないキーワード。奇抜に見えるかもしれない色やデザインこそ、キャラが立っていないと着こなせない。服に負けない自分らしさを磨きながら、好きなものは好きと胸を張れる女性でいたいですね。
▶︎▶︎▶︎前田敦子さんのハリー・ウィンストン購入秘話はこちら!
PROFILE
まえだ あつこ 1991年生まれ。国民的グループAKB48では不動のセンターを務め、当時の人気を支えた。2012年のグループ卒業後は女優として活動。2018年に結婚。現在は3歳になる男児の母でもあり、活躍の場を広げている。
撮影/渡辺謙太郎 ヘア・メーク/高橋里帆〈HappyStar〉 スタイリング/安藤真由美〈super continental〉 取材・文/松井美雪 編集/羽城麻子 撮影協力/ボーネルンド代官山店
※エルメスのバッグは前田さんの私物です。エルメスブティックほか、各ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
*VERY2022年2月号「桐谷美玲、前田敦子、笹川友里、望月芹名 これが、私の「10年愛」アイテム」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。