アクセサリーを使い捨てのように買うのではなく、ずっと長く愛せるジュエリーを揃えていきたい、という人へ。自他ともに認める編集部いちのジュエリー好きのライター・まみさんと、一生ものジュエリーの選び方と楽しみ方について考えました。
今回は、大振りでも普段使いできて便利という、まみさんがこよなく愛する、「色石」のカボションリングの魅力をご紹介します。
そもそも
「カボションカット」って?
石を丸い山形に整えて研磨し、光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法。 石が輝きすぎないので、大げさにならず、大粒でもデイリーに取り入れやすいのが魅力です。
普段使いしやすい
程よい煌めきが色石の魅力
ダイヤモンドに比べて、色石はちょっと取り入れにくそう、老けた印象になりそう、大粒だとさらに着けにくそう、と躊躇している人もいるのではないでしょうか? 確かに、ルビー、エメラルド、サファイヤなどのジュエリーは、服やシーンを選ぶ気がして、私も敬遠していました。 でも淡いカラーの半貴石、特にカボションカットだとカジュアルにも似合う!と気づいてから、私のカボションカットジュエリーのコレクションがどんどん増えていきました。
▼まみさん愛用のカボションカットリングは…
【中央上から時計回りに】ゴールド台のリングはポメラート。これが私にとっての初カボションで、20年くらい前にイタリアで購入。シルバー×ブラックジェードのリングはティファニー。前列のシルバー台の3つのリングはすべてマリハ。ゴールドに比べ買いやすいので、石を選びきれず、一気に3個買いしてしまいました。
ひとつ着けでも印象的な手元に。とはいえ悪浮きせず、普段使いにも活躍します。かなりの大粒リングですが、肌馴染みのよいシトリンということもあり取り入れやすく便利です。
まみさんプロフィール
沼田珠実さん
ライター歴19年。ジュエリーページを数多くこなし、その審美眼と知識に、スタイリストやモデルもジュエリーを買うなら彼女に相談、という人が多い。ジュエリーブランドのプレスからの信頼も厚い。
撮影/西原秀岳〈TENT〉(静物)
※アイテムはすべて私物です。お問合わせはお控えください。