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30代の「一生ものジュエリー」ポメラートのヌードリング編

一生ものジュエリーに興味はあるけど、選び方がイマイチわからない、そんな悩みはありませんか? そこで編集部いちのジュエリー好きと自他ともに認めるベテランライター・まみさんと、一生ものジュエリーの選び方と楽しみ方について考えました。今回は、まみさんが「これまでいちばん褒められたジュエリー」という“ポメラートのヌードリング”について紐解きます。

 

〈バックナンバーはこちらから!〉

一生ものジュエリーを選ぶ「3つのルール」

 

 

一生ものジュエリーVol.1

ポメラートのヌードリング

左がプラシオライト、右がアクアマリン(スモーキー)のヌードリング。ともにまみさん私物。

 

オールマイティに着けられる

色石ジュエリーの最高峰!

 

今、色石ジュエリーが人気ですが、その最高峰といえるのがヌードリング。シンプルなデザインなのに、その計算され尽くした美しさはため息ものです。大ぶりなのに上品なのはポメラートだからこそ。

 

購入してから10年ほど経ちますが、身に着けていて、いちばん褒められた回数が多いジュエリーかもしれません。難しそうで敬遠していた色石を身近に感じるようになったのは、ヌードのおかげ。

 

色石というと、コーディネートが難しかったり、着けられる場が限られたりしそうと思うかもしれませんが、ヌードリングに関してはそんな心配は一切なし。品の良いカラーと洗練されたシェイプは不思議と服を選ばず、毎日でもつけられるくらい。褒めてくれた人にはもれなく「絶対に買ったほうがいいですよ」と勧めてしまうくらいのお気に入りです。

 

 

私が持っているのは、誕生石であるアクアマリン(スモーキー)と薄緑色のプラシオライトの2本。

 

重ね着けをしたかったので、最初から2本狙いで、1本は誕生石であるアクアマリンと決めていました。そしてもう1本はアクアマリンに何種類も重ねて悩んだ末、薄緑色のブラシオライトに。大好きなブルーとグリーンの組み合わせは、見ているだけで幸せな気分に浸れます。

 

ヌードは、絶妙なボリューム感と上品なカラーバリエーションで、どの色も魅力的。色選びは、自分やパートナーやお子さんの誕生石、あとはパワーストーンで選ぶのもいいですし、単純に好きな色や、「持っている服に似合いそう」という観点で選んでも。ヌードなら、どの色でも自分にピンときた閃きで選んで正解だと思います。

 

お勧めのコーディネートは…

 ①ヌードの重ね着け

 

私はヌードを1本だけで使うことはほぼありません。いちばん出番が多いのがヌード2本に細いリングを1の着け方。マリッジに重ねるのもお勧めです。リング同士の間に生まれる隙間を敬遠する人も多いですが、私はその無造作感が大好き。その素敵さを知ったのもヌードの重ね着けを楽しむようになってからかもしれません。

 

coordinate】ヌードリング、細いダイヤ入りリング、すべてポメラートです。

 

②ヌード以外のカラーリングとの重ね着け

 

私の誕生石であるアクアマリンと誕生日石(365日設定されています)のイエローダイヤモンドの重ね着け。ブルー×イエローという組み合わせが個人的にツボで気に入っています。

 

 【coordinate】イエローダイヤモンドのエタニティリングはオーダーメイド。ピアスは、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックです。

 

③デザインリングとの重ね着け

 

デザインリングとヌード1本の重ね着けもお勧めです。もう片方の手には大振りリングでも華奢リングを着けても、どちらでも好バランスだと思います。

 

 【coordinate合わせたデザインリングは、キャシーウォーターマン、ブレスレットはポメラートのカプリ。

 

近い将来、もう1本黒曜石のヌードを買いたいと思っています。3本になると、さらにいろいろな組み合わせができて、今以上に楽しみ方が広がりそう。そうやって年々違う楽しみ方を見つけながら、この先何十年も大好きでいられる確信があるリングです。

まみさんプロフィール

沼田珠実さん

ライター歴18年。ジュエリーページを数多くこなし、その審美眼と知識に、スタイリストやモデルもジュエリーを買うなら彼女に相談、という人が多い。ジュエリーブランドのプレスからの信頼も厚い。

 

※アイテムはすべて私物です。お問合わせはお控えください。

 

撮影/西原秀岳〈TENT〉(静物)、松永 望(人物一部)

 

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