ママになると、おしゃれに制約が出てくるシーンがあるのも確か。でも、子どもがいるからこそのシチュエーションが増え、アクティブに・きれいめにと振り幅もめいっぱい広がります。せっかくなら、そんなママとしてのおしゃれを楽しみたいですよね。今回は、ママたちにおすすめのコーディネートやブランドをまとめてみました。
おしゃれな「ママコーデ」のポイント4つ
①カジュアルでもキレイめでも「動きやすさ」は大事
撮影/花盛友里
公園デーはもちろん、キレイめレストランやちょっとしたお出かけも「動きやすさ」がマストのママコーデ。自転車に乗ったりしゃがんだり…子連れでたくさん移動するようになると「パンツ率」が上がるママが多数です。テーパードや八部丈、センタープレス入りなどのキレイめなパンツを黒・ネイビー・グレーなどで持っておくと何にでも合わせやすく便利。自転車に巻き込まれずもたつかない太さを選んで。
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②抱っこ、思わぬ寄り道…大事なのは 「汚れた時のお手入れのしやすさ」
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
子どもと過ごす時間、洋服のことを気にしていては思いっきり遊んだりお世話もできないもの。手軽に家で洗えるスウェットやTシャツ素材が、「冬まで」活躍するのがママコーデ。カジュアルになりすぎないデザイン性のあるスウェットやロンTを揃えておくと便利です。またただ洗えるだけではなく、汚してしまっても目立たない色や素材をチョイスするのも手。
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③TPO上手に!「シーンに合わせる」ことを意識して
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
入園入学、保護者会、習い事の付き添い…母的TPOでは、「ネイビー」とのお付き合いも深まります。今はワンピース+ジャケットを一張羅的に使うのではなく、セットアップなどでデイリーに合わせられるものが豊富で、人気です。かっちりめのバッグ、品を与えてくれるパールのジュエリーなど長く使えるものに投資しつつ、ネイビーはデイリーなものを選んで賢くコーディネート。
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④印象の格上げに「小物使いも意識する」
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
シャツとデニムのカジュアルなスタイリングも、ロエベのゲートポケットがあればおしゃれに。服は動きやすくシンプルなものでも、靴&バッグを意識して選ぶとそれだけでお出かけ仕様になれます。ママバッグの他に、貴重品だけを入れるミニショルダーはいくつかバリエーションがあると楽しい!ロエベやシャネル、エルメス、フェンディなどブランドのミニショルダーが人気。
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季節ごとのシーン別おすすめママコーデ
【春・夏】公園
デイリーに着られる撥水スカートで、突然のじゃぶじゃぶ池もOK!
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
グラミチの撥水スカートはオトナな膝下レングスとベージュカラーがデイリーにも合わせやすい!アウトドアブランドでも、デイリーに着こなせるアイテムが出ているので要チェック。公園コーデも白やベージュの洗練カラーでまとめると、カジュアルになりすぎずその後のお茶や買い物にも対応できます。
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【秋・冬】公園
防寒命なアイテムはエクリュカラーで洗練を狙って
撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉
“待ち”が続く冬の公園はとにかく極寒!ボアにダウン、ニットキャップ…あらゆる防寒アイテムを総動員したいところだけれど、カジュアル見えしすぎるのが悩み、という人も。そんな時もやはり色に頼るのが正解。モノトーンでまとめたり、ベージュや白でグラデしたり、素材はカジュアルでもシックな色でまとめると、冬の公園もエレガントさをキープ。
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【春・夏】ママ友とランチ
長め丈の万能シャツを、黒パンと合わせる楽ちん&きちんとコーデ
撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉
お迎えついでや、初めましての人も加わるママ会なら、きちんと感&清潔感のあるシャツが頼りになります。とはいえ、仲良くなりたいせっかくの場。かしこまりすぎないように、シャツは長め丈をインしないスタイルで。マストハブの黒パンは、キレイめに見えて楽なものを一本探して。
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【秋・冬】ママ友とランチ
ニットonニットの高感度スタイルは、甘すぎないピンクで会話が弾む♡
撮影/花盛友里
白×ピンクの気分が上がる華やかな色使いは、あえてカジュアルめに落とし込んで親しみやすさもアップ。難易度の高そうな白パンツも、スニーカーとなら気負いなく。まだまだ注目のニットonニットで、秋冬のテラスでもあったかくいられそう♡
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【春・夏】休日のお出かけ
抱っこ担当のパパがいる日は、透け素材にトライ!
撮影/佐藤航嗣〈UM〉
普段は着にくい繊細でドレッシーな素材を、休日には楽しんで。 透けドットで甘い要素がたっぷりだから、あとはシャープにまとめるとバランス良し。いつものママバッグやショルダーだけではなく、ハンドバッグやクラッチが持てるのもパパが一緒の休日の楽しみ!
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【秋・冬】休日のお出かけ
秋冬に楽しむ淡カラーで、上品なワンピーススタイル
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
優しい気分になれる淡色グラデーション。家族でくつろぎたい休日のワンピースは、ゆったりした着心地や雰囲気のものを。ふわりと広がるニットワンピは体型カバーも叶います。単調にならないように大振りのストールを取り入れて。
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【春・夏】夫と記念日デート
大胆&華やかなスカートを、Tニットでさらりと
撮影/金谷章平
バリバリにドレスアップするのも照れくさい、けれどいつもよりドレッシーにしたい。そんな時には、いつものTシャツやサマーニットに華やかなスカートを合わせるスタイルで。普段パンツ派なら、たまにはくスカートに、誰よりも自分がテンションUP♡ こんな日はヒールも解禁!
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【秋・冬】夫と記念日デート
ジレを重ねていつものブラウスをドレッシーに
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
昔は記念日にはキレイめワンピースが定番だったけど、最近はめっきり出番がない…というママも多いはず。仕事にも母的TPOにも使えるジレに投資して、インで特別な日の華やかさを演出。レディなブラウスで気分を高めて。
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シーン別・ママコーデにおすすめのブランド
公園におすすめの「アクティブ」ブランド
<emmi>
季節をまたいで着られるロングコートは、デイリー使用率高め!
撮影/金谷章平 コート/エミ アトリエ
スニーカーはここで探す!というママも多いemmiは、アスレジャーをママの日常に根付かせた立役者的ブランド。洗えたり高機能なのに、モードにも着こなせるアイテムがいっぱい。アウトドア・スポーツブランドへの別注も多く大人気です。
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<THE NORTH FACE>
公園からのお茶だってOK! キッズやパパとお揃いも楽しい
撮影/最上裕美子 パンツ、バッグ/ともにTHE NORTH FACE
一見普通の黒パン、と思いきや実はTHE NORTH FACEのもの。最近はアウトドアブランドからデイリーに活躍する服を調達するママも。もちろん動きやすさは折り紙付き、高機能さがウリだから、暑い日も寒い日も頼りになるんです。
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ママ友とのランチにおすすめの「甘系」ブランド
<FRAY I.D>
いつものデニムに、褒められディテールの甘ニット
撮影/東 京佑 ニット/FRAY I.D
華やかさとトレンド感、嫌味じゃないオンナっぽさをくれるFRAY I.D。ひとつ取り入れるだけで気分が上がるアイテムが揃います。ラフなデニムとのバランスが絶妙な甘ニットも、ママ会で褒められ度高めの一枚。
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<マーレット>
カブり続出でも着たい、甘派の春夏の定番ワンピース
撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉 ワンピース/マーレット
さまざまなセレクトショップで毎年大人気のマーレットは、2016年、NYでスタートしたブランド。シグネチャーのティアードワンピは、カブると分かっていてもやめられないかわいさ♡ ただ甘いだけではなく、華やかでありながら上品な佇まいは、仲良くなりたいママ友とのランチでも大活躍です。
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休日のお出かけにおすすめの「カジュアル」ブランド
<ロンハーマン>
セレクトはもちろん、スウェットなどオリジナルも大充実
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉 スウェット、Tシャツ/ともにRH ヴィンテージ
毎年発売されるたびに完売するRH ヴィンテージ定番のスウェット。ドルマンスリーブとコンパクトな着丈で、カジュアルになりすぎずコーディネートできます。とっておきのドレッシーな一枚から、カジュアルに着こなせるデイリーウェア、そしてくつろげるお家着まですべてがそろうロンハーマンのショップは、まさにママたちの駆け込み寺!
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<ノーク>
リラクシーカジュアルはお手の物、ノークで見つけるニットonニット
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉 ニット、ストール/ともにノーク バイ ザ ライン
2019年にスタート、オンライン展開のみながらすっかりママたちの日常着へと定着したノークと、ノーク バイ ザ ライン。シンプルベーシック、それでいてふと香る女性らしいニュアンスが評判です。2人のディレクターがともにスタイリストさんだけあり、合わせやすさも抜群。
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夫との記念日デートにおすすめの「キレイめ」ブランド
<セルフォード>
甘トップスの宝庫、セルフォードでいつものパンツがデート仕様に
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉 ブラウス/セルフォード
華やかさが欲しい時頼りになるセルフォード。とっておき用のワンピースもセルフォードには色々あるけれど、おすすめは顔まわりを華やがせてくれるブラウス。ブランドが得意なシアー素材のブラウスは、シャープさと甘さのバランスが絶妙。いつものアイテムをデート仕様に変身させてくれます。
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<エストネーション>
オリジナルのキレイめなオールインワンは、通勤からデートまで対応
撮影/三瓶康友 オールインワン/エストネーション
セレクトも充実しているけれど、キレイめなオリジナルがとにかく使いやすいと評判のエストネーション。一枚で通勤からデートまでこなしてくれるアイテムが豊富に見つかります。コンサバになりすぎないこのオールインワンも、味付け次第。
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まとめ
動きやすくて、できれば機能性も高くて、それでいておしゃれで上品…。ママがコーデに求める理想は高いものの、最近はそれに応えてくれるブランドやアイテムがますます増えています。
公園から学校行事まで幅広いシチュエーションが出てきますが、子どもの成長とともに自分なりのおしゃれのラインを見つけていくのもまた楽しみですね。
取材・文/有馬美穂
*情報はすべて本誌掲載当時のものです。
よくある質問
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ママコーデのポイントは?
カジュアルでもキレイめでも「動きやすさ」は大事。また、汚れた時のお手入れのしやすさも忘れずに。
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学校行事もデイリーも両方使えるアイテムは?
母になると活躍するのが「ネイビー」のきれいめアイテム。デイリー使いできそうなネイビーのセットアップなどを1着持っておくと◎。
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公園コーデが単調なコーデになりがちです。
カジュアルなスタイリングにも、ミニショルダーをかけると一気にオシャレ度がアップします。靴やバッグを何パターンか用意しておくと、普段のお出かけも楽しめそうです。