日中は暖かくなってもまだ夜は冷え込むいまの時季。冬アイテムをうまく生かしつつ春らしさを取り入れるには、一体どうすれば? 人気スタイリスト・加藤かすみさんの“テーマカラーでつなぐワードローブ作り”がヒントになりそうです。
加藤かすみさんの冬は
「ベージュ」がテーマカラーでした
1.アウターは上質なドゥロワーを愛用。ベージュ合わせでも盛り上がるチェック柄。
2.ル フィルのニットパーカ、オフ白が入ると明るく。
3.アンスクリアのパーカ。グレージュもベージュと並んで好きな色。
4.ドゥーズィエム クラスのスウェット、NOT白黒ならロゴも大人に。
5.きちんとしたい〝母〟の日の服はエンフォルドで。夏用、冬用、シーズン毎に一つセットで持っておけば、迷わず悩まず便利です。
6.7.8.お母さんとしてのオシャレは疲れて見えたくないから色出しがきれいできちんと見えるドゥロワーが多くなります。
9.10.ドゥーズィエム クラスのニットとアンクレイヴのパンツ。好きな色だから自然とセットアップが完成。
11.12.13.圧倒的に信頼感があるドゥーズィエム クラスのパンツは毎シーズン買い足し。
14.セリーヌのバッグ。
15.16.メゾン マルジェラのタビは動きやすいのにきちんと感もあるので欠かせません。
秋冬テーマにしていたベージュを
春夏も引っ張ると季節更新もスムーズです
軸となる色を決めておけば
買い足しも迷わず
季節をまたいで着回しが利く!
3月 Pants: MADISONBLUE
素材が薄くなる端境期は
ニュアンスカラーで温度感を
ニットやウールの起毛感が減っていくブリッジの時期は引き続きベージュ×ニュアンスカラーで温かみを。トーンを合わせたカラーを重ねることで薄手の素材でも奥行きのある着こなしに。 ジャンプスーツ ¥92,000(マディソンブルー) プルオーバー ¥17,000(ドレステリア/ドレステリア 新宿店) ネックレス ¥16,000〈レディ グレイ〉 バッグ ¥14,000〈メゾン エヌ アッシュ パリ〉(ともにジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店) サンダル ¥16,000(ジェイ ダブリュー アンダーソン/エストネーション)
4月 Pants: CADUNÉ
気温が上がったら〝白黒〟を投入!
ベージュにメリハリが生まれる
気温とともにベージュもリネンなどドライな風合いのものに移行。配色もなじみ系の中間色から白の分量多めで、クリーンに。黒で締めることでベージュも雰囲気が一変します。 コート ¥49,000(R’IAM/プラージュ 代官山店) パーカ ¥15,000(ドレステリア/ドレステリア 新宿店) パンツ ¥20,000(カデュネ/カデュネ プレスルーム) バッグ ¥58,000(ザンケッティ/八木通商ZANCHETTI事業部) サンダル ¥34,000(ジャラン スリウァヤ×ビームス ライツ/ビームス ライツ 渋谷)
5月 Pants: MARIA McMANUS
夏に向けて白はそのまま
鮮やかブルーで清涼感を
春に投入した白はそのまま、パキッとしたブルーのロゴ&パンツで初夏らしく爽やかに。 パンツ ¥64,000(マリア マクマナス/ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 六本木店) カーディガン ¥43,000(マディソンブルー) Tシャツ ¥8,000(ル・ベーシック/アルアバイル) バッグ ¥34,000(ヤングアンドオルセン×ビームス ライツ/ビームス ライツ 渋谷) ブレスレット ¥26,000(ペリーヌ ダヴェルニティ/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店) シューズ ¥10,000(スプリングコート/デミルクス ビームス 新宿)
VERYのカバーをはじめ、雑誌・ブランドからオファーが絶えずモデルから信頼も厚い人気スタイリスト。実家が洋品店を営んでいた影響もあり物心がついた時からスタイリスト一直線。愛知県の専門学校を卒業後、セレクトショップ勤務を経て上京。白幡啓さんに師事し23歳の時に『ViVi』でデビュー。現場で出会ったフォトグラファー(本企画も撮影!)と結婚し、現在は9歳の男の子ママ。趣味はマンガ・美術鑑賞。
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スタイリング/加藤かすみ 撮影/菊地 史〈impress+〉 ヘア・メーク/塩澤延之〈mod’s hair〉 モデル/東原亜希 取材・文/増田奈津子 編集/藤田摩吏子
*VERY2021年3月号「【大特集】ママスタイリストさんたちの「普段着オシャレ」最高峰♡Part1」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。