いま、密を避けて移動できるキャンピングカー旅行をする家族が急増中！「いつかやってみたいけれど、なんだか大変そう……」と思いきや、子どもが疲れたら休憩できたり、移動中どんなに騒いでもOKなど、実は子連れファミリーにこそぴったり。この夏、キャンピングカー旅行にトライする前に知っておきたい予備知識をギュッとまとめてお伝えします！
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MYキャンピングカーがあればこんなに楽しめる！
MYキャンピングカー派
月井さんFAMILY
月井里奈さん（38） 専業主婦
夫、12歳の女の子、4歳の男の子の4人家族
思いついたときに
ホテルも飛行機も予約せず
パッと旅できるのが楽しい！
大好きな海外旅行に思うように行けなくなってしまって……そこで国内旅行に目を向け始めました。飛行機に乗るのはまだ少し抵抗があるし、と家族で話し合っていたときに娘がキャンピングカーでの旅行は？という提案をしたんです。それを聞いた夫がすぐに調べ始めて、店舗に見に行って、気付いたら購入に至っていました。私は本当に買うとは思っていなかったのでびっくりしましたが、子どもたちは自分たちの秘密基地ができたと大喜び！ キャンピングカー旅行ってリビングがそのまま移動している感じなので、行く先々で食べ歩きツアーを楽しみながら、なにか足りないものがあればその都度買ったり。ふと思い立ったらすぐ旅に出られるのがとても新鮮で楽しいです。
月井さんFAMILYの週末1泊2日
月井さんFAMILYのこの旅にかかった費用
￥45,000
ガソリン代は270キロで3000円、高速代は4000円。その他食費や観光代が3万8000円ほどでした。MYカーがあると、旅行代がかなり抑えられます！
※各地の感染状況や自治体などの要請を踏まえ、検討したうえで移動し、感染拡大防止のための対策済みです。
レンタルキャンピングカーの旅行プラン
レンタルキャンピングカー派
芳根さんFAMILY
芳根 香さん（30） 会社員
夫、4歳の女の子、4歳の犬の3人＋1匹の家族
娘の夢を叶えるために
初キャンピングカー旅行。
パパも楽しそうでなにより♡
娘の「らくだに乗りたい！」の一言からこの旅行計画は始まりました。まず砂漠でらくだと言われてイメージしたのが鳥取砂丘かドバイで（笑）、ドバイは行けないので鳥取が旅行のゴールになりました。飛行機で行けば速いですが、このご時世だということと、ペットとも手軽に一緒に移動したいと思ったときに元々アウトドアが好きな夫がキャンピングカーを提案。最初は鳥取まで運転なんて無理だよ〜！と思ったのですが、夫の強い気持ちを信じて行くことを決意しました。1週間レンタルして夫も疲れたらホテルに泊まってもいいしと色々考えてくれたのですが、結果的にとても快適で6日間全て車中泊。家族みんな大満足の旅でした！
芳根さんFAMILYの休暇中6泊7日
芳根さんFAMILYのこの旅にかかった費用
￥225,000
キャンピングカーのレンタル代が16万5000円ほど、その他食事や観光代が6万円くらい。ホテル代や新幹線代がかからないので、普段の旅行よりも安く感じました！
※各地の感染状況や自治体などの要請を踏まえ、検討したうえで移動し、感染拡大防止のための対策済みです。
初心者も安心！関東＆関西キャンプ場4選
初心者にオススメの
キャンプ場は？
関東
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
／オートキャンプ場
INFO.
〒357-0111
埼玉県飯能市上名栗3196
☎︎042-979-0300
川遊びを都心近くで存分に楽しめる
近場で週末に行けるキャンプ場。川遊びができて、初心者にも安心なキャンプインストラクターが常駐しています。
（読者：渡邉さん）
ふもとっぱら
INFO.
〒418-0109
静岡県富士宮市麓156
☎︎0544-52-2112
食事処もある施設なのでママもゆっくり
キャンパーに人気の富士山付近は眺めも圧巻。地元食材の食事処もあるのはママも嬉しい。
（読者：名和田さん）
関西
若杉高原おおやキャンプ場
INFO.
〒667-0323
兵庫県養父市大屋町若杉99-2
☎︎079-669-1576
子どもたちが飽きずに一日楽しめる遊びが満載
昼はトランポリンやそりで遊び、夜は夜行リフトで冒険へ。家族みんなで楽しめます。
（読者：岡崎さん）
南紀串本リゾート大島
INFO.
〒649-3631
和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035‐6
☎︎0735-65-0840
コテージもあり初心者にも安心のキャンプ場
グランピングやコテージもあり、初心者には嬉しいサイト。絶景の露天風呂もオススメ。
（読者：岡崎さん）
キャンピングカー、どこで借りる？オススメ車種は？
キャンピングカー
レンタルするならどこ？
フジカーズジャパン
INFO.
柏店 〒277-0932
千葉県柏市藤ヶ谷新田24-1
☎︎04-7190-1220
キャンピングカーから乗用車へ乗り換えられる
旅行先の店舗でキャンピングカーを預けて乗用車を安くレンタルできるサービス「トラベルアシスト」が便利。
（読者：芳根さん）
東京キャンピングカー
レンタルセンター
INFO.
恵比寿、新宿など都内各所から貸渡・返却場所を選べます。
☎︎050-3538-0734
一眼レフや餅つきセットもオプションにつけられる！
オプションが豊富で楽しい！ 高品質な車両で快適に過ごせます。ペットOKなのもうれしい。
（ライターK）
思い切って買うなら
どこ？
東和モータース
INFO.
東京本店 〒168-0074
東京都杉並区上高井戸1-21-18
☎︎03-3303-1146
オシャレさにこだわりたい輸入車好きに
輸入車が豊富。新車も中古車もあり、様々なサイズが揃っているところが魅力です。
（読者：月井さん）
NUTSrv
INFO.
〒811-4342
福岡県遠賀郡遠賀町大字尾崎1704-3
☎︎093-293-8888
国内最大級の製造メーカーで安心快適な車旅を
全国直営8店舗でアフターフォローも安心。車内の家電がノンストレスで使える独自開発の高速充電システムが購入の決め手。
（読者：月井さん）
子連れにオススメの
車種は？
CLIFF – Adventure Edition –
普段の車も輸入車がお好きな方には
バンタイプはハイエースのスーパーロングと同じ大きさなので輸入車でも運転しやすい。乗車／就寝定員4名／3名（東和モータース）
CRESSON Journey Type W
高断熱パネルで夏は涼しく冬は暖かな国産車
広々とした室内に装備も充実。6人も就寝できるので3世代旅行も可能。乗車／就寝定員7名／6名（NUTSrv）
FOCS Ds F-Style
乗用車感覚で運転できるバンコンタイプ
走行の安定性はこのタイプ。キャンピングカーを運転するのが怖いママでも挑戦しやすい。乗車／就寝定員7名／3名OPマット使用時＋子ども2名（フジカーズジャパン）
キャンピングカー旅行の便利グッズ12選
キャンピングカー旅行に
持っていくと便利なものは？
何かとよく使うお水は
大容量のジャグを
使わないときは折りたたんでコンパクトに。消費が早い水は、湧き水巡りをして補充するのも〇。（読者：芳根さん）
折りたたみ式ウォータージャグ5.5L ※オープン価格（モンターナ）
運転疲れしたパパママに
マッサージ器が重宝
乗り慣れない車での長時間運転は疲れがたまりやすい。頑張ってくれたパパにちょっとしたマッサージ器を持っていってリラックスしてもらいます。（読者：月井さん）
（読者私物）
運転席でも助手席でも
日焼け対策を忘れずに
長距離運転は長時間日に当たるので気付いたら腕が真っ赤に……なんてこともあるかもしれません。アームカバーや帽子など対策を忘れずに！（読者：芳根さん）
（スタッフ私物）
運転中は物が落ちやすいので
蓋付きはマスト
車高が高いので、振られて物が飛んでいくこともしばしば。蓋付きマグがオススメです。（読者：芳根さん）
BONBO ストローマグ260㎖ 各￥1,760（ともにKINTO）
「ママ拾ってー」がない、
くっつく積み木が車内で活躍
車内でバラバラになってしまうのがネックの積み木ですが、磁石でくっつくタイプなので落ちなくてストレスフリーです。（読者：芳根さん）
（スタッフ私物）
子どもに1枚あると便利なタオル
お風呂や水遊び後はこれを着せればママもゆっくり準備ができます。（読者：芳根さん）
フーデッドポンチョタオル ベージュピンク ￥1,999（H&M）オンライン限定 ※売り切れの可能性あり
夜のトイレや散歩の味方
キャンプ場でもSAでも持ち歩けるコンパクトかつ光の強いランタンが一つあると外に出るのも安心（読者：桐山さん）
意外と便利なランタン ¥2,480（NaFro）
手軽に組立てられ処理が
簡単な簡易トイレ
トイレがない、SAも近くにないと焦るのも嫌なので簡易トイレはオススメ。（読者：月井さん）
【折り畳み式】簡易トイレBTS-250 ￥3,058（アイリスオーヤマ）
電気毛布
冬は特に夜になると温度が急激に下がるので電気毛布は忘れずに持っていきます。（読者：月井さん）
子どもが使い慣れている毛布
リラックスして寝るためにお気に入りの枕やブランケットがあると◎。安心して寝てくれます。（読者：芳根さん）
サブバッテリー
車のバッテリーとは別にエンジンを切っても車内の電子機器が使えるバッテリーは大事です！（読者：田中さん）
温度計／湿度計
山では湿度や温度が突然変わることがあるので確認できるものがあると安心です。（読者：月井さん）
番外編
このサイトを知っておくと便利！
キャンプ場以外で車中泊ができる場所探しに
安心して車中泊できる条件を満たした場所（例：4m×7m程度の駐車スペース、24時間利用可能なトイレ等）が紹介されています。
撮影／杉本大希 取材・文／近藤真梨奈 編集／髙田彩葉
＊VERY2022年7月号「夏は、家族でキャンピングカー旅行しよう」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
