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【帰省のストレス】義実家へは『パパと子どもだけで帰る』ってアリ?

※このコラムはVERY2024年1月号(2023年12月7日発売)に掲載された記事を再編集したものです。

家族が増えて迎えた2023年も、本当にあっという間でした。毎年思いますが、今年はさらに早かった…そんななかで今、意識しているのは、パートナーとの時間を作ること。少し前は上の2人が学校や園へ行ってから末っ子を抱っこして朝ご飯を食べに行くこともありましたが、3人目が1歳(当時)になり存在感がすごいので(笑)、外食していても全然ゆっくり話ができません。ここ最近3人目がシッターさんに懐いてくれたこともあり、上の2人がパパのところへ泊まりに行っている夜、月に1度くらいはパートナーと2人でディナーに出かけるようになりました。

寝かしつけの後の「大人2人の時間」はあるけど、家の中ではお互い空気みたいというか。一方、外では〝外向きの私たち〟で会えるのがいいなと思っていて。うまく言えないけど、それが鮮度を保つことにつながっていると思うんです。子どもや仕事の話もいつもの〝情報共有〟トークで終わり、ではなくて外食中だと掘り下げて話ができる。子育て中で友だちと予定を合わせにくい今だからこそ、パートナーとの大人同士の会話って大事だなと毎回思います。おいしいものも、温かいうちに食べられますしね! 特別な日に意気込んで行ってケンカなんてしたら最悪だから(笑)、とくにルールは設けず。月1ディナー、続けられたらいいな。日本ではまだまだ赤ちゃんを預けてのデートに罪悪感を感じる人も多いと思うし、私も感じないわけではありません。でも子どもも楽しそうにしてくれて、私もすごくリフレッシュできて、我が家ではすごくいい影響をもらっているな、と思います。

家族のカタチでいうと、例えばアメリカでは、家族というとやはり「夫婦=カップル」が中心。カップル文化なので、パーティーには夫婦やカップルで呼ばれます(その分独身の方は肩身が狭いという話も聞きます)。だから、「夫が実家に帰ると息子に戻っちゃう」という日本人の愚痴を聞くと、驚くアメリカ人は多いんです。文化の違いなのか、日本は親子の関係を優先する傾向が強いですよね。周囲の年末の予定を聞くのとセットで、「夫が義実家でかばってくれない」「夫が地元の飲み会に出掛けてしまって居場所がない」という愚痴を聞くと“夫の家に帰るのが最優先”の価値観にやっぱりモヤモヤします。

夫の実家というのは基本的に妻にとってどんな場所であれストレスのかかるところなので(逆もしかりですね)、実家に帰省する際は、「してほしいこと、嫌なこと」のようなバウンダリーをはっきりさせる作戦会議ができたらいいと思う。年末年始の混雑した新幹線に子どもを乗せるのも、気を張って何日も慣れない場所で泊まるのも大変なこと。そこにプラスして、義実家が気を遣う場所だったら……もし毎回辛い想いをしている人がいたら、パパと子どもだけ帰ってもらう、というのも全然アリじゃないでしょうか? または自宅に、義理のご家族に来てもらう方がまだいい場合もあるはず。「年末年始はこうすべき」という価値観を守っていくのか、それとも我が家の価値観を優先させるのか、それぞれみんなが判断してもいいのかな、と思うんですよね。これからの年末年始、きっとすごく忙しい日々を過ごすみなさん、体に気をつけて良い年をお迎えください!

◉SHELLY|シェリー
1984年生まれ、神奈川県出身。14歳でモデルとしてデビュー以後、タレント、MCとして幅広く活躍。9歳と7歳、2歳の娘の母。

東京ディズニーリゾートに行ってきました! トイ・ストーリーファミリーです(笑)。三女の誕生日祝いでめちゃくちゃ楽しかったー!

撮影:須藤敬一 取材・文:有馬美穂 編集:羽城麻子
*VERY2024年1月号「シェリーの「これってママギャップ?」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合がございます。

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