VERY July 2024

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July 2024

2024年6月7日発売

930円(税込)

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申真衣さん 留学経験0でも「英語を話せるように」その理由は?

撮影/倉本侑磨<Pygmy Company>

子育てを通して今まで以上にお金の大事さを実感するようになったけど、お金の使い方や貯め方なんて学校では教えてくれなかったし、みんなはどうしているの……?そんなママたちの悩みにこたえるべく、元外資系金融会社勤務、現在は社長としても活躍されているVERYモデル・申真衣(しんまい)さんに、毎月読者から寄せられたお金に関する質問に答えてもらうコラム連載。第19回は「リスキリング」がテーマです。(過去の連載はこちらから)

 

【第19回】今月の質問

現在妊娠中。「育休中にリスキリングを」というニュースに震え上がりました。子育て中すらも学ばないといけないのでしょうか?

 

デジタルの知識で
キャリアアップの可能性も

 

最近「リスキリング」というワードが注目されていますよね。簡単に説明するなら「大人の学び直し」。少し前からメディアでも取り上げられていましたが、2022年の10月に岸田首相が「個人のリスキリング支援に5年で1兆円を投じる」と表明したことで、一気に関心が高まったような気がします。「育休中」という視点に批判も集まりましたが、個人的には学びたい人がいるなら応援は必要だと思いました。誰にでも強要することではないですが、いくつになっても学ぶ姿勢はとても大切なことかなと。

リスキリングを通して、新たな仕事のチャンスをつかめる人もいるはずです。今はテクノロジー関連の人材が圧倒的に不足しているので、デジタルの知識を身につけると年収アップにつながる可能性があるかもしれません。金銭面だけではなく、働き方のフレキシビリティも勝ち取りやすくなります。エンジニアは完全リモートの会社も多いので。私が社長を務める会社にも、地方在住のエンジニアがいます。子育て中など、できれば在宅で働きたい人にとって、キャリアの選択肢の幅が広がると思います。デジタル系に少しでも興味があるなら、スクールで学ぶのもきっと楽しいですよ。

「キャリアアップのために何をするか?」という話題に対して、ひと昔前であれば「資格を取る」と答える人がほとんどだったかと思います。会社員を経験した後に、会計士や税理士などの士業を目指すという話もよく聞きました。ただ、資格を取るまでに学ぶ時間も労力もかなりかかるのではないでしょうか。VERY世代のように、育児や仕事で時間がない人にとっては最善の選択ではないかもしれません。もし資格取得を考えているなら、就職先があるのか、今の仕事に比べて年収はどの程度上がるのかなど、資格を取った先のことも調べてから検討するのをおすすめします。

撮影/西崎博哉<MOUSTACHE>

 

語学の勉強は
「継続」「目的」がカギ

 

学び直しとして、もう一つ重要なのが「学び続ける姿勢」です。今すぐにスキルアップにつながらなくても、学んでいること自体がいつか点と点がつながって線になる、そんな感覚でしょうか。語学の勉強などはこれに当たると思います。実は私も、2022年の夏から中国語を学び始めました。長らく興味を持っていたところ、中国でビジネスをしている友だちが良い先生を紹介してくれて、今はオンラインで週1回、40分の勉強を続けています。といってもまだまだ真面目に予習・復習をやっているという段階ではなくて、始まる5分前に慌てて準備することもあるのですが。

いずれ中国語の検定も受けたいのですが、それがすぐに役立つとは考えていません。コツコツ続けて、いずれビジネスでも使えるようになれば、というのが目標。社会人になってから週1回の英会話を10年続けて、なんとか英語も話せるようになりました。だからペースを上げるよりも「続ける」ことを重視していきたいんです。

よく「英語を話せるようになりたいので、おすすめの勉強法を教えてください」と質問をされるのですが、勉強に1日どれくらいの時間が使えるかによって異なってくるかと思います。1週間に1時間だったらマンツーマン。もっと早く上達したいなら、移動中にポッドキャストで英語を聞く、字幕なしで映画を見たりシャドーイングしたりするのもいいと思います。加えて「なんのために英語を学びたいのか」を明確にするといいのではないでしょうか。移住したいのであれば、子どもの学校を探すときに使うフレーズや学校の先生と会話できるような語学力を身につけるとか。こうした観点なら、発音よりも語彙力を重視するなど、自分で判断できるような気がします。

 

学ぶ時間は
「未来の自分への投資」

 

撮影/西崎博哉<MOUSTACHE>

毎日の生活の中で大きな変化を感じなくても、外部環境はどんどん変わっていきますよね。例えばスマホ。10年以上前には、この世にないものでした。私の親もそうですが、親世代でスマホが苦手という話もよく聞きます。これは学ぶことに慣れていないのが原因ではないでしょうか。新しいことを吸収するのが苦手だと、諦めてしまうのです。

子どものころは学校で学び、大人になって仕事をして、やがて引退します。引退しても新しいことを学ぶ、そしてそれをやり続けることは人生を豊かにすると思います。特に老後は人とのつながりに救われることも多いはずなので、歳を取っても新しい趣味を見つけられる人は強そうですね。手芸など、趣味が副業になることも。興味があることに少しでも時間を使うのは、未来の自分に対する投資です。子どもが遊んでいる横で自分もYouTubeで学ぶなど、無理のない範囲で楽しんでいくのが続けるポイントかなと思います。

取材・文/樋口可奈子

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