VERY March 2024

VERY

March 2024

2024年2月7日発売

880円(税込)

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【竹内涼真さんに質問! 】竹内家の子育てどうだった?「両親が切磋琢磨する環境を与えてくれた」

2022年7月7日にスタートする木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)に主演する竹内涼真さんに、ドラマの見どころはもちろん、父と子の物語にちなんでご自身の両親とのお話も伺いました。後編は、竹内さん自身のご家族との関係性や家族観を語っていただきました。

母親の存在はやっぱり大きい

『六本木クラス』で主人公の宮部新を演じるにあたり、母親の存在を大きく感じました。母を亡くした後の父子家庭で結ばれた父と子の絆がこの物語の核心ではあるのですが、あるシーンで一度だけ、母に言及する場面があるんです。父とご飯を食べているとき、「母さんも間違っていないと言うはずだ」という父のセリフが今後の展開のキーになってくる。

新には尋常ではない正義感があり、そのせいで窮地に追い込まれてしまうのですが、僕は実はこの強すぎる正義感は子どもの頃の母親との関係に強く影響されているのではないかと、勝手に推測しています。例えば、正義感を出すべき大事なところで逃げてしまい母親に叱られたことで、「こうすればよかった」と強く後悔したとか。それが信念になっていったのでは、などと想像を膨らませて演じているんです。

というのも、やはり僕にとって母親の存在はそれだけ大きいものだからです。母はとてもしっかりした人で、きれい好きでいつも完璧に掃除をしていました。だから、脱ぎっぱなしやつけっぱなしなんてやっていると、口うるさく叱られましたが(笑)。

うちは僕、妹、弟の3人きょうだいなのですが、今思えば母は僕ら3人のことが好きだったんだなぁと実感しています。とても愛しながら育ててくれました。僕は幼少から大学までサッカーをしていたのですが、幼い頃はきょうだいの世話もしながら送迎をしてくれました。今振り返ると本当にすごいなと頭が下がります。

やってもらったことは大人になってもしっかり覚えていますし、一人暮らしをするようになって毎日3食ご飯が出てくることがいかにすごいことなのか、痛感しています。だからこそ、今は母には何でもしてあげたいと思っています。母は感覚が若くて洋服も好きなので、友達のような感じで服を選んだりもします。

竹内涼真 撮り下ろし 六本木クラス インタビュー 両親 親 子育て サッカー

肝心なときにいてくれたのが父だった

今振り返ると、父は肝心なときには側にいてくれる存在でした。威厳があるタイプというよりは、たまに一緒に家にいるときには面白いことを言ったり、服や音楽や美味しいご飯が好きでセンスが良くて、僕は父からの影響をとても受けています。僕が着なくなった服を送ることもあります。父とは親子というよりは仲のいい先輩後輩のような関係です。ハタチを超えてお酒を飲むようになったとき、友達とよりも父と飲みに行くほうが多かったくらいです。

うちは家族の仲が良くて、きょうだいとも仲間のような関係です。とはいえ、『六本木クラス』で僕が演じる宮部新が仲間に接するような少し突き放した感覚ではなく、やはりきょうだいなので何かあれば心配になりますし、「何とかしてあげたほうがいいのかな」と思ってしまいますね。

 

人と競い合う環境に置いてくれて感謝

新は父の「母さんも間違っていないと言うはずだ」という言葉を支えに生きていきますが、僕自身は両親の何か特定の言葉というよりも、サッカーという、人と切磋琢磨する状況に置いてくれたことに一番感謝しています。20歳頃までスポーツに打ち込める環境を作ってもらえたことは、今の竹内涼真という人間を形成するにおいてとても大切な時間でした。結果、選手にはなりませんでしたが、コミュニケーション能力を身につけられたことが何よりの成果です。大人や先輩後輩、チームメイトとコミュニケーションを取ることで人見知りもなくなり、どうやって他者に意見を伝えられるかを小さい頃から自然と訓練されていたのだと思います。

社会人になって、コミュニケーション能力が一番大切だと実感しています。人は一人では仕事ができないですから。その才能を伸ばしてもらえたことは本当に感謝しています。僕もいつか子育てをする立場になったら、スポーツをやるか提案して、それに打ち込める環境づくりもしてあげたいです。

一方で、子育てでは思い通りにいかないときも多々あると思います。でも、子育てに正解はないと思いますし、何かをやったから理想的な大人になる、なんてこともないはずです。だからもし、僕が親になったとしたら子どもには「選ばせる」ことを意識したい。選択肢を与えられるようにするためにも、自分で選択をしながら、いろいろな経験をしていってほしいですね。

【竹内さん衣装】ブルゾン ¥85,800パンツ ¥45,100(ともに ザ ヴィリディアン/ザ ヴィリディアン)カットソー シューズ(ともにスタイリスト私物)
ザ ヴィリディアン 
03-5447-2100 東京都渋谷区恵比寿3-42-12 1F

撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉 ヘア・メーク/佐藤友勝 スタイリスト/徳永貴士(SOT) 取材・文/馨都 編集/矢實佑理

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