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山田ローラさん「子どもにはSNSで人を傷つけてほしくない」

ママたちにとってSNSは生活の一部であり欠かせない存在。ただ疲れることや傷つくこともあるのも本音・・・。今回は4歳の男の子・女の子の双子、0歳の女の子、3人のママで、飾らない子育てを投稿 がママたちに人気の山田ローラさんにSNSとの付き合い方や子どもがSNS上で人を傷つけないために心がけていることなどを伺いました。

●山田ローラさんインタビュー第1弾
インスタで大反響!「産後の自分の体型も思いっきり愛してあげたい」>

山田ローラさん
タレント・コラムニスト・ヨガインストラクター
2020年9月に女の子を出産、現在4歳の双子ちゃんと0歳3人の子育てをしている山田ローラさん。夫の山田章仁さんはラグビーの元日本代表選手で、現在は夫がシアトルに移籍に伴いシアトルで子育て中。飾らない3人の子育ての様子を投稿しているInstagram は17万人フォロワーでママたちの間でも大人気。@laura_elina_ymd

ママにとってSNSは身近な存在。だからこそ向き合い方が大切

長女4歳、次女0歳とローラさんのシアトル生活の様子

長女4歳、次女0歳とローラさんのシアトル生活の様子

ママたちにとってSNSは本当に身近な存在。見なくてもよいのに見ないと社会と取り残される気持ちになったりして、気づけばSNSを見ている日々。特に小さい子どもを育てている間は、大人と接する機会も少ないので、情報を仕入れるのにもSNSが一役買ってます。またコロナウイルスの影響もあり子育て中に誰かと会って話すといった機会も減り、私も授乳中などにSNSを開いてしまうことが多くなり、SNSのポジティブな面、ネガティブな面について考えるようになりました。

SNSは本来楽しいもの! 嫌な気持ちになるものはスルーすれば良い

4歳の双子ちゃんとローラさんの様子

4歳の双子ちゃんとローラさんの様子

SNSを見ると、自分とはかけ離れた世界に住む人ばかり、どうして自分はこんなにダメなんだろう・・・と比較してしまいがち。子どもがいるのにおしゃれな生活を送っている人や丁寧な暮らしを出来ている人を見て自分と比べて落ち込む人もいるのではないでしょうか。私自身もSNSを日常的に開く機会が多いこともあって、自然と目に飛び込んでくる情報で精神的に悲しい気持ちになることもあります。
ただ、SNSは本来楽しいものなはず。私は、嫌な気持ちになるものを目にしたら、とにかくスワイプ(スルー)するようにしています。最近は「ボディポジティブ(自分の身体を愛してあげよう)」の投稿を積極的に見つけては、勇気をもらったり、励みにしています。 向き合い方によっては、自分の気持ちをポジティブにしてくれるSNS。ネガティブな投稿やメッセージはとにかくスルー!そうすると今まで嫌な気持ちになっていた投稿が気にならなくなり気持ちが楽になりますよ。

子どもがSNS上で人を傷つける立場にならないように

芸能人として活動をしていることもあり、SNSに心ないコメントが届くことも。そしてそのコメントで傷つくことも少なくありません。出産前にモデルをしていた頃も、体型維持に対してすごく努力をしていたにもかかわらず「モデルなのに脚が太い」「ハーフだから太りやすい」と言われることもあり、とても落ち込んだことを覚えています。今ではSNSとの付き合い方もだいぶ心得ているつもりですが、それでも精神的に辛い気持ちになります。今回「ボディポジティブ」のポストをした発端も、SNSへの心ないコメントがきっかけでした。ただ、心ないコメントをしてくるのは本当に一部のごく僅かな人たちで、おもしろい!元気が出る!とコメントやDMをくれる人がほとんど。ポジティブなメッセージのおかげで、嫌な気持ちになるコメントやDMが来ても落ち込まずにいられます。そういう私の経験から、今後子どもたちがSNSで人を傷つけることがないように日常生活でも色々と気をつけています。
以前、子どもがお友達のことを“chunky”(ちょっと太ってる)という英語で表現していたことがあったのですが、人によっては傷つく言葉でもあるので、「お友だちの見た目や体型のことを言うの良くないことで、みんな違ってみんないいんだよ」。ということを伝えました。でも、実はその言葉は、私も次女に「ムチムチしていて可愛い」という意味で使っており、私たちが何気なく使っている言葉が子どもに影響しているんだと実感。夫婦で常に言葉遣いに気をつけつつ、「みんな違ってみんないいんだよ」ということを伝えながら、人を傷つけることがないように年齢に応じた説明をしていこう思っています。そして逆に嫌なことを言われた時にどう対処したらよいのかも今後伝えていくつもりです。

ありのままの姿を出すことでママたちの励みになれば

ラグビーの試合観戦中のローラさんとお子さん

多くの方がフォローしてくれていることもあって、どんなことを発信すべきなのか?と考えることはあります。なぜなら、ひとつの投稿が何か大きな共感を得られるだけでなく、共感できずに落ち込んだりしてしまう人もいるということも知っているからです。
ただ、元々おしゃれな加工が得意なタイプではないこともあり、投稿は着飾ることもなく本当にありのままの姿!こういう私たち家族投稿を見て、「子育ての励みになる!」と言ってくれる人たちも多いので、子どもたちの写真をいつまでSNSに出すかは夫婦でも話し合ってはいますが、できる限りは私たち家族のありのままの姿を投稿し続けていくつもりです。
正直言うと、今まで自分の下半身を子どもたちでさりげなく隠すような写真を投稿していたのですが、今回ボディポジティブ(自分の身体を愛してあげよう)の投稿をしたことをきっかけに下半身も隠さずにありのままの私を発信していこうと思っています。

ローラさんと子どもたち

シアトルの公園で家族でくつろぐローラさん

 

●山田ローラさんインタビュー前半
インスタで大反響!山田ローラさん「産後の自分の体型も思いっきり愛してあげたい」>

 

取材・文/岡田朋子

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