天気の良い週末は、住まいのある鎌倉で、
自転車や徒歩で出かけて過ごします。
先日は、夫婦ともに大好きな二階堂の瑞泉寺へ。
アジサイが有名な庭園があるのですが、
今回は薄紫色のハナダイコンが一面に咲いていました。
ひらひら蝶が舞い、春がやってきた!と実感して、
足取りも軽く心地よく散歩を楽しみました。



長く続く階段を抜けた先、山門を抜けた本堂の裏側で、
ひっそりとミツマタが満開に。春といえばついつい”桜”と
思ってしまいますが、華やかな桜の一歩手前で、
静かに満開になる花たちが実はたくさんあるんだと気付かされます。


そして、午後はレジャーシートを手に海へ!
だいたい週末の晴れた日は海に行けば、
保育園の友達が必ず遊んでいて、仲間たちに会うことができます。
この日も夕方まで遊び尽くして、海辺の魚屋さんでお魚を買って帰りました。
私が子どもの頃は、街中の思い出がほとんどだったので、
食材はスーパーなどの大型店で買うものだったし、
花や緑といえば絵本や映画の中に出てくるものだった。
食べるもの、目にするもの、遊ぶ場所、もの。
暮らしと自然が結びついていて、毎日当たり前のように
自然と触れ合える息子たちが羨ましくもあります。
季節ごとに花が順番に咲いていく風景や
暮らしに寄り添う海の恵みを大切にしていきたい。
ただ、楽しむだけでなく、大切に大人たちが守っていかなくては。
家族の背中を眺めながら、
10年後も、20年後も、この子たちに同じ風景を見せてあげたいと
強く思うのでした。