日々育児と仕事に忙しいママたち。思うように眠れない日が続くことも…。目元に疲れが出てきたときには、メイクの力を借りてみては?今回は目元にひと塗りでお疲れ顔をリセットするテクニックをご紹介します。
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VERYモデル 岡本あずささん/ヘアメイクアップ・アーティスト 桑野泰成さん対談
寝不足に見えない肌作りテクを教えて!
皮膚が薄い目元には失敗しないアイテム選びが重要です
岡本さん(以下、岡)娘がまもなく1歳になるのですが、妊娠後期から続く寝不足が積み重なって、頻回授乳がなくなった今でも夜中に何度も起きちゃうんです。久しぶりに会った友人に「なんだか大変そうだね…」って顔を見るなり言われ大ショック!(笑)
桑野さん(以下、桑) 産後のママは肌にトラブルが出やすいのに、スキンケアに時間をかけられない時期ですよね。でも、メイクの力で健やか顔を作れるので大丈夫!
岡 そのテク知りたいです!以前より肌がくすんで、目の下のクマが目立つようになりました(涙)。
桑 ちなみに、普段クマはどうやって隠してますか?
岡 リキッドコンシーラーを指でポンポンと塗っています。でも目元がよれたり、小じわが目立ってしまったり…案外難しいと思ってました。
桑 それ実は失敗しやすい方法です!(笑)皮膚の薄い目元は厚塗りになりがち。おすすめは、パレットコンシーラーをアイシャドウブラシなどでササッと塗る方法。ブラシなら目のしわの間にも馴染んで自然にカバーできます。
岡 なるほど!早速パレットコンシーラーとブラシを買って帰らなくちゃ(笑)。
桑 完璧に隠そうとカバー力の高さばかり気にする人が多いですが、クマを誤魔化す方法も。ピンク系のラメが入ったスティックハイライトを使えば目元を明るくしながら、血色UPで一石二鳥!
岡 外出先でも簡単に使えそう。目元のメイクを更新で寝不足に見えない健やか顔をゲットしたいと思います!
クマにはリキッドより
オレンジのパレットコンシーラーが簡単!
【HOWTO】
オレンジをクマの箇所にのせてブラシで伸ばす。自分の肌色より1トーン明るいベージュを混ぜ、馴染ませる。最後にスポンジで優しく叩くと密着力がUP。
by桑野さん
「寝不足の青クマを打ち消すにはオレンジがベスト。パレットタイプは色を調整したり、ファンデと混ぜて密着度を高めたり、あらゆる肌悩みをカバーできる万能アイテムです」
ピンク系ラメで血色感も出せる
スティックハイライトでクマを目くらまし
【HOWTO】
ファンデ後、指に少量とって優しくポンポンと塗る。直塗りはファンデーションがよれてしまうのでNG。場所は、①鼻根、②上唇の山部分を中心に少し、③眉下から頬の高い位置にかけて塗る。顔の中心が明るくツヤが生まれることでクマをカモフラ!
by桑野さん
「テクいらずなスティックハイライトは1つ持っておきたいところ。乾燥している肌に乗せるとオイル状になり水分量たっぷりの健康的なぷっくりとした肌に見える効果も!」
ヘアメイクアップ・アーティスト
桑野泰成さん
VERYをはじめ多くの女性誌で活躍。豊富な知識量と可愛いからモードまでを得意とする確かな技術に加え穏やかな人柄で常に指名が絶えない。
VERYモデル
岡本あずささん
昨年秋からVERYモデルとして活躍。10カ月の女の子ママでもあり現在生まれ育った名古屋で子育て中。撮影の日は片道1時間半かけて東京へ。
撮影/嶌原佑矢〈UM〉(人物)、坂田幸一(静物) モデル/岡本あずさ スタイリング/坂野陽子 ヘア・メイク/桑野泰成〈ilumini.〉 取材・文/桃井真由 編集/石川穂乃実
*VERY2024年2月号「【VERY BEAUTY】寝不足に見えない肌作りテク」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。