卒入園式・卒入学式は、せっかくなら着物で参加したい!と思っているママもいるはず。張り切って着物やバッグなどの小物は準備したものの、肝心の髪型が決まっていない…なんてことにならないように、今回は美容家・石井美保さんのまとめ髪を担当された髪結い師の高倉里美さんに、失敗しないコツをお聞きしました。
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着物の日こそ、
老け見え&疲れ見えに注意
―高倉さん
「まったくおでこが見えない、ぱつんとした前髪だと幼く見えるので1〜2㎝は隙間を。サイドの髪は残すと疲れて見えるのでお辞儀しても落ちてこないようしっかりまとめましょう。うしろ髪は、前から見ても横から見てもひし形になるよう、顎のラインの延長線上でまとめるとバランスよく決まります」
着物¥180,000 絞り帯揚げ¥15,400笹波組帯締め¥16,500<すべて衿秀>西陣織名古屋帯¥280,000<織楽浅野>(すべて銀座ひときわ圓蔵)バッグ(石井さん私物)かんざし(スタイリスト私物)
ヘアアクセはあるとベター!
おすすめはパール
―高倉さん
「かんざしもコミュニケーションのひとつ。例えば入学式では“これからよろしくお願いします”と、さりげなくフォーマルな気持ちを示す役割もあるんです。なかでも、格式高い場もクリアできるパールのかんざしは万能! Uピンにパールがついたものはアレンジしやすく、大小サイズで何本か持っていると便利です」
自分でアレンジ派におすすめのヘア剤を教えます
―高倉さん
「スプレーは最終手段、初めはブラシに直接ワックスをつけて髪になでつける。それが、崩れにくいまとめ髪のコツです。市販のものでオススメなのが『マトメージュ』のグリーン。後れ毛や浮き毛を抑えてくれます。仕上げのスプレーは立体感をキープしてくれるケープの紫が◎。体温も崩れの原因になるので、まず髪の内側からスプレーをしてまとめていき、最後に表面に吹きかけると、1日中きれいなまとめ髪でいられます」
モデル/石井美保 カメラ/天日恵美子 ヘア/高倉里美 スタイリング/早坂ワカナ 着付け/星山奈保子 取材・文/北山えいみ
*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。商品は販売終了している場合があります。