気温が30度超えの真夏日、朝バタバタなのに汗で首に髪がまとわりついてセットがなかなか決まらない!…と悩むママも多いのではないでしょうか? そんなママたちが行きついた夏のヘアアレンジの現在形は親近感とモードが相乗する、至極シンプルな『ひとつ結び』。コテやアイロンを使わず簡単なのに単なる〝ひっつめ〟とも違う、オシャレに見えるコツがたくさん。ボブヘアのひとつ結びは、オイルを仕込むのがポイントでした。
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CASE 02.
山本香苗さん
自営業・2歳男の子のママ
産後はずっとカジュアルにもモードにも舵を切れるボブオンリー。リラクシーな服が好きなのと170㎝と高身長なこともありメンズっぽくなりすぎないよう意識していて、前髪やツヤ感、大ぶりアクセで女性らしさを足し算。
前髪を生かすなら
表面にオイルをつけて
モード感を全体に行きわたらせます
黒髪だからゴムも黒、というのではなく、モノトーン服に合わせる“黒小物”という位置付けで選んでいます。TPOや髪のコンディションに合わせて使い分けたくて、黒ゴムの選択肢も気づけばこんなに。オイルで仕込むひとつ結びは、ハットにも合わせやすく、帽子の跡が目立ちにくいメリットも。
伸ばしかけヘアはパワー系の太ゴムで押さえるのがコツ
伸ばしかけの髪が邪魔にならないよう家ではハーフアップで過ごすことが多いですが、乾かしたての温かい髪をラフにお団子にしておくと、後で結んだ時に程よい凸凹感が出ます。その立体感を引き立てるようオイルを半プッシュ表面につけながら、短い毛がバラつかないよう、耳くらいのやや高め位置で結びます。前髪にもオイルでツヤを。
伸びてきた硬めの直毛なので毛押さえの効く太ゴムやコスメを使い分け。シーンによりアイテムを変え微妙な違いを楽しんでいます。
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撮影/イ・ガンヒョン メーク/高山ジュン 取材・文/吉田なぎ沙 編集/矢實佑理
*VERY2022年4月号「近頃はゴムひとつで「モードなひとつ結び」」に掲載されたものを再編集しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。