キレイめママたちが行きついたヘアアレンジの現在形は親近感とモードが相乗する、至極シンプルなひとつ結び。コテやアイロンを使わず簡単なのに単なる“ひっつめ”とも違う、オシャレに見えるコツがたくさん。今回は、学校説明会や習い事などの“きちんとシーン”でも好印象な『低めのひとつ結び』の作りかたをご紹介します。
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CASE 01.
田村可那美さん
ブランドプロデューサー・9歳女の子のママ
服や小物はモノトーンのみ、アクセはゴールドと、ごくシンプル&ミニマル派で頭上から足先までのコーデルールを確立。柔らかく跡がつきやすい髪質で、カラーとカットは昨年からP-cottのシバタロウさんにおまかせ。
白黒モードな毎日の服に合うスタイルを追求しました
最近はストレートヘアを軸に、下ろすかひとつに結ぶかの二択です。自分のモノトーンスタイルを突き詰めた結果、衿付きシャツ=結ぶ、クルーネック=下ろす、という定番パターンができました。ヘアの選択肢をミニマイズさせたことで生まれた余力はヘアケアへ。跡がつくから夜はオイルなしで、毛流れに沿ってゆっくり乾かすこと、地毛を生かした透明感あるカラーなど、生活感が出やすい髪には愛情を注いでいます。特に大切にしているのは、面で作るツヤ。モードな雰囲気を作る私的ポイントです。一本のアホ毛すら出したくないので、厳選したアイテムと日々のケアは不可欠。すごく厳格に見えるかもしれませんが、実はこのひとつ結びのルーツは、ズボラな性格(笑)。髪を巻いたりアレンジするのは苦手で。だからこそ性格にも服にも合う「超低めひとつ結び」は、今の気分にちょうどいいんです。
ランウェイのモード感を真似して極力低い位置で結んでいます
撮影/イ・ガンヒョン メーク/高山ジュン 取材・文/吉田なぎ沙 編集/矢實佑理
*VERY2022年4月号「近頃はゴムひとつで「モードなひとつ結び」」に掲載されたものを再編集しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。