メイクも“オールインワン”感覚で楽しめる!単色シャドウひとつで目元と眉の色を揃えると、簡単に“抜け感”が出て新鮮なメイクに。ヘア&メークアップアーティスト・林由香里さんに、単色シャドウで簡単に垢抜けるメイク方法やオススメのアイテムを聞きました。
こちらの記事も読まれています
ヘア&メークアップアーティスト
林 由香里さん
ROI所属。旬のメークを生み出すセンスとテクニックが各メディアで大人気。おしゃれな色使いをさせたらNo.1。
❝失敗しない〝抜け感〟の秘密は、
眉と目元のリンクメイク!❞
メイクも〝オールインワン感覚〟で新鮮!
単色シャドウのマルチ使いで
〝眉毛とお揃い〟が今っぽい
マスク生活になってアイメークに注力している人も多いと思いますが、がんばりすぎて古臭くなったり、やりすぎ感が否めない人も目立ってきた印象です。〝抜け感〟のさじ加減に苦労している人も多いのではないでしょうか? 実は一番難しい〝抜け感〟を簡単に作るには、目元と眉の色をリンクさせるのが一番手っ取り早いんです。しかもアイテムは単色コーラルオレンジのアイシャドウひとつだけ。「アイシャドウって眉に使ってもいいの?」と思われるかもしれませんが、何の問題もありません。マットな質感だと大人っぽく、パール入りだとツヤっぽくなるので、お好みで選んで。使い方もすごく簡単! 上まぶたには大袈裟なくらい広めに入れるとキマりやすく、ワントーン感が出るので、アイホール広めに。内側から指でフワッと入れると、求心的な立体感も纏えます。下まぶたは目尻から3分の2程度、細く色で囲むイメージ。眉は、濃いめの人はいつもより薄めに仕上げるか、眉マスカラでトーンを明るくしてからアイシャドウを軽くのせて。薄い人はいつも通り仕上げてから、アイシャドウを全体に重ねましょう。あくまでアイシャドウで眉を作るのではなく、最後に少しだけ色をのせるのがポイントです。目元と眉を同じ色で整えるだけなのに、抜け感と存在感が両立するおしゃれな顔に仕上がりますよ。リップ&チークはいつも通りでも、同じオレンジ系でまとめてワントーンを追求してもいいし、ブラウン系でトレンドを意識したり、ピンク系で可愛らしくしても。マスクを外さないからリップは塗らないという人でも、顔色を明るく見せるためにもチークはなるべく入れましょう。マスクの下から少しだけ赤みが顔を出すだけでも違います。また、肌作りだけは手を抜かずファンデーションを使うのが鉄則。きちんとツヤ肌に仕上げることでメーク全体がカジュアルに寄りすぎず、目元と眉の色も華やかに引き立ててくれます。イヴ・サンローランの 「アンクル ド ポー マーブル エッセンス クリームパクト」は下地不要で手をかけなくても作り込んだような上品な肌になるのでオススメですよ。マスクを着けていても外しても、顔の上半分に色が入っていると重たくなりがちな冬のお洋服とのバランスもいいもの。ぜひアイシャドウのマルチ使いにトライしてみてください!
❝個性的になる心配不要!
忙しい朝でも手の込んだような
抜け感が出て嬉しい発見。❞
撮影/菊地泰久〈vale.〉(人物)、五十嵐 洋(静物) ヘア・メーク/林 由香里〈ROI〉 モデル/辻元 舞 スタイリング/坂野陽子〈f-me〉 取材・文/矢﨑 彩、髙丘美沙紀 編集/太田彩子、髙田彩葉
*VERY2021年12月号「【VERY BEAUTY】オールインワンコスメで「あ〜、よかった♡」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。