撮影現場やイベントなどで人気のケータリングやさんのレシピを紹介! 今回は、2回に渡って登場の出張料理DECOさんから、あの十八番メニュー!“湯葉と季節野菜の土佐酢ジュレ”の作り方を教えてもらいました。
甘酸っぱい土佐酢のジュレと湯葉をマリアージュしたソースと一緒なら、野菜が無限に食べられそう!レシピに記載の材料以外でも、サラダにするイメージの野菜ならなんでもOK。今の季節なら、トマトや新玉ねぎのスライスもおすすめです。これにキスの昆布締めを添えれば、飽きることなくお箸が進むはず!
【湯葉と季節野菜の土佐ジュレ】
<材料>
・土佐酢ジュレ
(A)出汁……250g
(A)上白糖……30g
(A)酒……100g
(A)淡口しょうゆ……60g
(A) みりん……60g
(A)米酢……80g
ゼラチン……20g
・湯葉
無調整豆乳……適量(使用量の約1/3が出来上がる量の目安)
・キスの昆布締め
キス……1匹
昆布……2枚
・野菜
とうもろこし、ツルムラサキ、カリフラワー、オクラ、スナップえんどう、ししとう 、ラディッシュ(その他お好みの野菜を)
<作り方>
①キスを3枚におろす。2枚の昆布で挟みラップで包み、冷蔵庫で一晩おく。仕上げの盛り付ける前に、昆布を剥がし、キスの皮を手で剥がし、ひも状に切る。
②土佐酢ジュレの材料(A)を鍋に入れ、沸騰したらゼラチンを溶かす。全体がなじんだらボウルやバットに移し、冷蔵庫で冷やして固まったら、細かく砕く。
③無調整豆乳を大きめのフライパンに入れ、弱火で煮詰める。鍋底が焦げないように、常にフライパンを動かす。1/3ほど煮詰まったら、バットに移し冷蔵庫で冷やす。
以上、❶から❸は前の晩に仕込んでおくのがおすすめ。
④ラディッシュは生のまま、ししとうはフライパンやグリルなどで軽く焼き色をつける。それ以外の野菜は、すべて茹でる。
⑥❶〜❹をそれぞれ器に盛り付け、食べる時に野菜の上に❷と❸をかけて❶をトッピングする。
料理人 石黒孝幸
神戸の有名蕎麦店の東京出店を機に上京。「“美味しい”を伝えるもっと面白い方法はないか」と、出張料理人に転身。並行して、お弁当・ケータリング事業も行う。お弁当「DECO弁」は瞬く間に撮影現場で評判になり、モデルたちからのリクエスも多い。最近では、Youtubeの「タキマキッチン」にも登場し話題に!プライベートでは2児のパパ。
HP:http://r.goope.jp/decosoba
Instagram:@deco105deco
撮影/在本彌生 取材/藤井そのこ