
ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる! 」124
SNSの総フォロワー数が100万を超えるなかよし夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufu。YouTubeのチャンネル登録数も10万人を突破し、臨場感たっぷりの動画で、楽しく、わかりやすく、たくさんのレシピを発信中。
12月に入り、イルミネーションとクリスマス装飾で街はいっそうキラキラと輝き始めましたね。その半面、師走の文字ごとく、年末に向けてそわそわと心が慌ただしくなっている方も多いのではないでしょうか。そんな方の救世主、「無洗米」を使った簡単炊き込みごはんの紹介です! お米を洗う水が冷たくて… というお悩みさえ解消してくれる、ありがたいレシピです。
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<今月のお悩み>
毎日時間がないので「無洗米」に変えてみました。でも、いまいち美味しくない気がする…特に冷凍したとき。無洗米でもコツいらずでおいしくなる、できたらおかずが他にいらないような炊き込みごはんのレシピが知りたいです。
(32歳、4歳男の子ママ)
<今回の解決レシピ>
さんま缶の旨味と油分が
無洗米に浸透して
ふっくらおいしい
「さんまと生姜の炊き込みごはん」
【材料(2合分)】

米(無洗米使用)…2合
さんまの蒲焼缶…1缶(約100g)
しょうが…1片
青ねぎの小口切り…適量
【A】
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
【作り方】
①しょうがはせん切りにする。

②米を炊飯器に入れ、【A】を加え、さんま缶のタレもあれば入れる。2合の目盛りまで水を加え、軽く混ぜる。

③さんまの身をのせ、しょうがを散らして炊飯する。

④炊き上がったら全体をさっくり混ぜ、器に盛る。青ねぎをのせる。
<POINT>
時間のない日でもぱっと作れる、「さんまと生姜の炊き込みごはん」です。さんまの蒲焼缶を使えば、うま味と油分がごはん全体に広がり、無洗米でもコク深い味わいに仕上がります。しょうがの香りが魚の風味をやさしく引き立て、冷めてもおいしく、冷凍後も満足感のある一品。青ねぎを添えれば彩りも良く、食卓がぐっと華やぎます。お弁当や作り置きにもぴったりな、家族みんなで楽しめる炊き込みごはんです。
<解決するのは・・・>
ぐっち夫婦

美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方! なかよし夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんが進む一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
ぐっち夫婦のオフィシャルサイト、「料理家 ぐっち夫婦の RECIPE BOOK」はもうチェックしましたか?お料理の基本から、レシピ一覧、献立まで、料理のことならここを見れば安心! というサイトにまとまっています。
特にうれしいのが、調理時間でレシピを選べるタグ機能! 仕事終わりに電車の中で5分や10分レシピをチェックして、スーパーに駆け込めば、おなかを空かせた子どもたちもすぐに満たせるレシピに出合えそうですよ。
ぐっち夫婦のオフィシャルレシピサイト -レシピブック オンライン- | 簡単で美味しいレシピを見つけよう!
<今回のゆるっとアンサー>
無洗米の特徴を
味方につけて♪
缶詰で旨味たっぷりの
炊き込みごはんに!
夫:毎日時間がないと、やっぱりお米は無洗米が便利だよね。でも、ちょっと味が物足りないっていうのもわかるな。
妻:そんなときにおすすめなのが「さんまと生姜の炊き込みごはん」! さんまの蒲焼缶を使うことで、うま味と油分がプラスされて、無洗米でもコクのある味わいになるよ。
夫:さんま缶って、開けるだけで使えるし、調理なしで助かるね。
妻:うん。タレごと炊くから出汁いらずで味がしっかり染みて、冷凍後も満足感あり! しょうがの香りで魚の風味がさっぱりするから、温め直してもおいしいよ。
夫:それなら、帰ってからすぐできるね。おかずもいらなそう。
妻:そうそう。炊飯器に全部入れてスイッチを押すだけだから本当にラク。青ねぎをのせれば香りも立って見た目もきれい。冷めてもおいしいから、お弁当や冷凍保存にもぴったりだよ。
夫:これなら、冷凍が気になる無洗米もおいしく食べられるね。
<ライターワタナベが作ってみた! >


「無洗米がおいしくなく感じちゃうってなぜだろう?」 と思いまして、調べてみました。無洗米は、通常の精米よりも表面をもう一度こすり落とす処理がされていて、微細な傷が入っているから、酸化しやすかったり、お米の旨味まで削り落としてしまっていたりするそうです。保存のときに保存庫の匂いも吸収してしまうこともあるのだとか。
さんまの缶詰は初めて使いましたが、タレもすべて投入することで、しっかりと香ばしさや深みのある炊き込みごはんに♪ これは災害時の食事にもよさそうです! 普通のお米でも、災害時は洗わなくても炊けると言われているので、究極その時は、耐熱袋にお米と缶詰めを入れて、作ってみたいと思います。

この企画を担当しているライター・ワタナベは10歳女の子・8歳と4歳の男の子ママ。
もうすぐクリスマスがやってきますね。我が子は父親と離れて暮らしているので、サンタさんと、パパからプレゼントがもらえることになっています。11月末、ブラックフライデーセールに間に合わせようと、「サンタさんにお手紙出した方がいいんじゃない? もう変えられないよ! これで決定ね!」とプレゼントを決める作業をしていたのですが、なんと子どもたちから、「パパには〇〇を、サンタさんには△△をもらうから、ママはシール買って! 」と言い出しまして。「え?! ママからも?! 」とダブルリクエスト。「ママもサンタさんに欲しいものお願いしたらいいじゃん! 」と便箋を渡され… 希望の品も可愛いものだったので、あと数年、サンタマジックに乗っかってみようと腹をくくりました。
撮影/須藤敬一(ぐっち夫婦) 取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明










