5月はデトックス食材を使った薬膳レシピをお届けしています。せっかく食べた食材も、量が過剰だったり、消化の弱まりで使いきれなかったり、おうち時間が増えると便秘がちになったり…。体内に残ると毒素となってしまいます。そんな時、体の巡る力を助けてくれる食材が、気持ちの良いデトックスにつながります。
食事を作る機会が今まで以上に増えている今、毎食の献立に悩むママも多いはず。自炊がラクになる、おいしく簡単な副菜をご紹介します。
レンジで完成「豆もやしときゅうりのさっぱり胡麻和え」
◉材料(作りやすい分量)
・豆もやし 1/2袋(100g)
・きゅうり 1/2本
・しょうゆ、砂糖、酢 各小さじ1
・白すりごま 大さじ1
◉作り方
①豆もやしはひげ根は好みで取り除き、洗って軽く水気を切ってレンジ対応の保存容器に入れる。きゅうりは細切りにする。
②豆もやしをラップをせずに600Wのレンジで1分半加熱する。きゅうりをのせて蓋をし、そのまま10分蒸らしながら粗熱を取る。
③水気をしっかりと絞り、しょうゆ、砂糖、酢で和える。最後に白すりごまを混ぜる。
◉レシピのポイント
・きゅうりと一緒に蒸らすことで水分が抜ける。
◉今回のキー食材
・豆もやし・きゅうり…利尿作用があり、体内の余分な水分を巡らせる。
◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。