仕事に、子どもの習い事送迎に、平日のママはとにかく忙しい。帰宅したらすぐに夕食の準備で、椅子に座る時間もないくらい…本当にお疲れさまです! そんながむしゃらに頑張るママの平日を助けてくれるのが、「フライパン煮込み」。煮込み時間は約10分!1品で栄養バランス抜群、ボリューム満点。これにご飯かパスタを添えれば夕飯として完成する、大人も子どもも満足のお肉レシピをご紹介します。
今回は、「鶏団子、白菜、きのこの豆乳煮」。鶏ひき肉に豆腐を加えたふわふわ食感の鶏団子は、子どもにも食べやすくておすすめです。
鶏団子、白菜、きのこの豆乳煮
みじん切り一切なし、豆腐を加えてふわふわ食感にした鶏団子がメインの〝豆乳煮〟。豆乳は煮立たせると分離してしまうので、加えて温まったら火を止めて。大量に作り置きする場合は牛乳にすれば、その心配もありません。
◉材料(2~3人分)
鶏ひき肉……200g
〈A〉豆腐……70g、パン粉……10g、塩……小さじ1/3、しょうがの絞り汁……小さじ1/2
白菜……300g
しいたけ(縦半分に切る)……4枚
バター……大さじ2
薄力粉……大さじ1と1/2
水……200ml
豆乳(成分無調整)……300ml
しょうゆ……小さじ1
◉作り方
①白菜は5cm幅に、芯の部分は1.5cm幅に切る。塩小さじ1/3(分量外)を加えて軽くもみ、水気を絞る。
②ボウルにひき肉、〈A〉を入れ、粘りが出るまで手で練り混ぜ、冷蔵庫に入れておく。
③続けて、フライパンにバターを入れ、白菜、しいたけを入れて中火で炒める。白菜がしんなりしてきたら薄力粉を回しかけ、全体がなじんだら水を加える。
④ ③が沸騰したら、②をスプーンですくい、直径3cmほどのお団子を作り入れる。フタをして弱めの中火で10分間煮る。火を弱め、豆乳を回し入れ全体が温まれば完成。最後にしょうゆで調味する。
◉POINT
冬の鍋をする感覚で、大人は調味料を加えて楽しむのもいい。ピリッと柚子こしょうを効かせるのがおすすめ。
\教えてくれたのは/
◉若山曜子先生
料理研究家。約50種類のレシピが掲載された『フライパン煮込み』(主婦と生活社)は、〝時間はないけれど、しっかり食べたい、食べてもらいたい時に〟という想いが詰まった1冊。新著『作っておける前菜、ほうっておけるメイン』(同社)も忙しいママにぴったり!
撮影/須藤敬一 スタイリング/竹中紘子 取材・文/藤井そのこ 編集/羽城麻子
*VERY2020年2月号「\超簡単/煮込み時間約10分。これにご飯かパスタを添えて、さあどうぞ! 『フライパン煮込み』が平日のママを救う!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。