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「豚汁は週1ペース」人気料理家・和田明日香さんちの定番レシピを大公開!

写真左:料理研究家の和田明日香さん、写真右:お椀に入った和田明日香さんちの豚汁。野菜たっぷり。

夕飯作りに時間も気持ちも追いつかない…。そんなときでもこれさえ作っておけば大丈夫!と心の拠り所になるのが、具沢山の豚汁。今回は、「我が家では豚汁は週1ペース」という料理家・和田明日香さんの定番レシピをご紹介します。

和田明日香さんに教わる
もう毎日でもいいぐらい!
な豚汁バリエーション

豚汁の具材をフライパンで炒める和田明日香さん

何でも入れられる豚汁って懐が深い!
我が家では日曜日の定番です

豚汁の何がいいって、その懐の深さ!何を入れたっていいし、どんな形に切ってもいい。もう豚汁万歳!という感じです。とは言いつつ、ずっと作り続けるものだから、飽きないよう切り方や食材を変えて、毎回自分なりのテーマをつけて作っています。秋だったらきのこをたっぷり入れてみようとか、冬は赤味噌でどっしりとした味にしてみようとか。とくにお味噌はこだわっていて、昔ながらの製法で作られた自然発酵しているものを選ぶようにしています。我が家では豚汁は週1ペース。日曜日は冷蔵庫のお掃除目的で豚汁を作って、残りものをキレイに使い切ります。子どもたちも「日曜は豚汁でしょ」ってぐらい、このルーティンはすっかり浸透(笑)。

ママにも花金ください!って感じで金曜の夜は家族で外食、土曜日もなんだかんだ外に出がちなので、日曜に豚汁を作って食べると、冷蔵庫だけじゃなく体もリセットされるんです。とはいえ何も作りたくない!って日もありますよね。私はそういう雰囲気を家で出して、誰かが食べに行こうって言ってくれたら行くし、言われなかったらしぶしぶ作ります(笑)。お料理って慣れで、やり続ければ続けるほどコツを摑めて楽になるけど、それまでが大変。だから作らなくてもいいし、作ったらなおいいし、作れない日があってもいい。私は土井善晴先生が提案している「一汁一菜」にとても賛同していて。もう豚汁があったらあとは白米だけで充分!立派な夕飯です!

 

冷蔵庫のお掃除豚汁

余裕ある週末にたっぷり作ってその後のアレンジまで楽しみたい

お椀に入った豚汁。大根、にんじん、ごぼう、しめじ、豚肉など具たっぷり。

◉材料(4杯分)

水…1400ml
出汁昆布…8×10cmぐらい
出汁用鰹節…30g
米油…大さじ1
豚切り落とし肉…250g
長ネギ1/2本、大根150g、にんじん90g、ごぼう80g、里芋200g、しめじ60g…目安で
※冷蔵庫に余っている野菜をなんだって入れていい!(キャベツ、きゅうり、トマト、ナス、玉ねぎなど)
こんにゃく…100g
油揚げ…1枚
味噌…大さじ5~6

手順1と3の写真:鍋に水と昆布を入れ火にかけ、沸いたら鰹節を入れて2~3分煮立たせる。
手順2の写真:出汁を煮ている間に野菜を切る。長ネギ、大根、にんじん、里芋、しめじ、こんにゃくをすべて1口サイズに
手順4の写真:別の鍋に米油を熱して長ネギを炒める
手順5の写真:具の上にザルを置いて出汁を注ぎ入れる
豚汁の味見をする和田明日香さん
豚汁をお碗によそう様子

◉作り方

-鍋に水と昆布を入れる。
-具を下ごしらえする。長ネギは3cmのぶつ切り。大根は厚さ1cmのいちょう切り。にんじんは大根よりちょっと薄めの半月切り。ごぼうは縦半分に切ってから4cmの長さに切る。里芋は皮をむいて1cmの輪切り。しめじは石づきを落として小房に分ける。こんにゃくは手でちぎる。でも火が通ればいいのでどんな切り方でもOK。
の鍋を火にかけ、沸いたら鰹節を入れて2~3分煮立たせる。火を止めてそのまま置いておく。
-別の鍋に米油を熱して長ネギを炒める。香りがたったら豚肉を加え、色が変わったら他の具も加える。油が馴染んで野菜のかさが減るまで炒める。
-具の上にザルを置いて出汁を注ぎ入れる。ザルを持ち上げ、菜箸で鰹節をぎゅぎゅっと潰して出汁をしぼり出す。
-野菜が柔らかくなるまで煮込んだら味噌を溶かし入れる。

aska’s Comment
豚汁の懐の深さを信じて、なんでも入れちゃっていい!野菜以外にも豆腐やちくわ、なんならソーセージだって。豚汁は最終形態(笑)。すべての食材は豚汁に行きつく、と思ってます

和田明日香さんプロフィール写真

和田明日香さん

料理家、食育インストラクター。3児の母。メディア出演のほかイベントやコラム執筆、ラジオパーソナリティーなど多方面で活躍中。飾らない人柄と分かりやすいレシピでママたちから絶大な人気を集める。最新の著書『楽ありゃ苦もある地味ごはん。』(主婦の友社)も好評発売中。

撮影/須藤敬一 レシピ考案/和田明日香 フードスタイリング/都留沙矢香 取材・文/佐々木陽子 編集/本間万里子
*VERY2024年10月号「和田明日香さんの豚汁バリエーション」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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