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元フジアナ・三田友梨佳さん「毎晩格闘しているのは息子の歯磨き」育児と結婚を語る

元フジテレビの人気アナウンサーとして、報道やスポーツ、バラエティまで幅広く活躍してきた三田友梨佳さん。2023年に退社し、現在は育児をしながら、フリーアナウンサーとして活動中です。1歳半を迎えた息子さんの育児や「今までの人生で出会った人のなかでいちばん優しい」というパートナーとの結婚生活についてお伺いしました。

イヤイヤ期の息子に翻弄される毎日です!

──現在、育児中の三田さんですが、最近のエピソードを伺えますか?

息子はイヤイヤ期に差し掛かっているようで、日々自己主張が強くなってきています。ほぼ毎日お散歩に出かけるのですが、最近はなかなか手をつないでくれないんですよ……。こちらが手を伸ばすと「イヤ!」と振り払われます(笑)。「イヤイヤ期は成長の証しというし、自分の意志が芽生えてきている証拠なんだろうな」と頭では理解しようとするのですが、車の通る道や、人込みで手をつながないわけにはいかず「いったいどうしたらいいの?」と。食事の面では、ちょうど離乳食が完了して幼児食に入ったくらいの時期ですが、「ご飯を食べたくない!」とひたすら泣かれていっこうに食事が進まないこともあって途方に暮れています。椅子から下ろしてお気に入りのおもちゃであやしても泣き続けるので、私の心が折れる寸前に。最近は「あせらないほうがいいかな」と、少しの間、子どもと距離をとって様子を見る、という作戦をとっています。その間に私はフーッと深呼吸。子どもが少し落ち着いてきたタイミングを見計らい、ぎゅーっと抱きしめながら「そういうときあるよね、わかる、わかる」と共感してみたら、ニコニコご飯を食べるモードに切り替わったことがありました。いったん感情的になると、気持ちを切り替えるタイミングが難しいのは、大人も子どもも同じだと思います。うまくいくことばかりではありませんが、なるべく子どもと同じ目線で物事を見て、幼いながらに心の中ではいろいろな葛藤があるんだよね……と共感したいなと考えています。

 

産後美容は「家でできること」をコツコツ続けています

──イヤイヤ期は可愛いけれど、大変ですよね…。
1日の中でいちばんツラいのは、子どもの歯磨きの時間です(笑)。嫌がってなかなか磨かせてくれません。歯磨きが楽しくなると聞けばあらゆる方法を試してみてはいるのですが、いまだ解決策は見つからず、毎晩格闘しています。(VERY10月号「地味にツラい『子どもの歯磨き』みんなの知恵袋」という企画を見て)こんな作戦もあるんですね! とにかく磨かせてほしい一心なのでさっそくチェックします。

──毎日、仕事と育児で大忙しだと思うのですが、変わらない笑顔が素敵です。お肌のケアやヘアケアなど普段から意識していることはありますか?
なかなか美容のための時間は取れないのですが、産後、意識してインナーケアを取り入れるようになりました。肌のためにビタミンやミネラル、エクソソームなどをサプリで摂取して飲む美容を心がけています。また、産後は抜け毛がものすごく増えて髪がまとまりにくくなってしまったので、髪質を改善するシャンプーに替えたり、トリートメントを髪に浸透させるお風呂で使える美容機器でケアしたり、育児の合間にできそうなことは積極的に取り入れています。

 

いつまでも仲良くいるための「夫婦のルール」

──三田さんは2020年に結婚。パートナーはどんな方ですか? 

結婚直後からコロナ禍に突入し、外出もままならず夫婦で密に生活する日々がスタートしました。新婚旅行は結局キャンセルしましたし、思い描いていたような新婚生活とは程遠い日々でしたが、一緒に過ごす時間が長かったことで夫婦の絆がより深まったような気がします。結婚してみて実感するのは、本当に「うれしいことは二倍、悲しいことは半分」になるのだということ。夫は今まで出会ってきた人の中で、いちばん優しい仏のような人です(笑)。平日、夫は毎日仕事場に私が作ったおにぎりやお弁当を持っていくのですが、どんなに忙しくても必ず「今日もおいしかったよ、ありがとう」とLINEでメッセージを送ってくれます。私に対しても、私の家族に対しても、周りの人に常に気遣いのできる人です。こんなふうにいうとノロケのようですが、妊娠や出産を経た後は、人の優しさが身に染みることが増えませんか? 妊娠中に席を譲ってくれる方や、ベビーカーを押しているときに扉を開けてくださる方など、何気ない優しさや気遣いに触れると自分ももっと人に優しく接したいと思うようになりました。私にとってはやはり、そんな温かい気持ちをいちばん近くで感じさせてくれる存在が夫なんです。

──仲良く過ごすための ご夫婦のルールなどはありますか? 共働きですが、家事・育児はどのように分担していますか?

我が家には①「人に優しく」②「嘘はつかない」③「ありがとうとごめんなさいは忘れない」という3つのルール(家訓)があります。子育てに正解はありませんが、夫婦の間で子育ての軸を持つことは大切だと考え決めました。子育てに関しては、あえて細かい分担はしないスタイル。子どもの1日のルーティーンと健診や行事などの今後の予定はお互いが把握できるよう逐一共有しています。そのため私に不定期で仕事が入ったときも、完全に育児をお任せできる状態になっています。今年のパリ五輪で10日間に及ぶ海外取材のチャンスが訪れた際も、夫は「夢をあきらめないで仕事をしたほうがいい」と背中を押してくれて、出張中の育児を全面的に担ってくれました。夫婦で妊活を経験して、子どもがいる・いないにかかわらず、いろいろな生き方や幸せの形があるのだと二人で改めて考えました。流産を経験した後、なかなか終わりが見えずにいた不妊治療も、夫がいちばんの味方となって支えてくれたので続けられたと感じています。現在の夫との関係は、夫婦でありながら、お互いよいチームの一員のような感覚が強いんです。

PROFILE

三田友梨佳(みた・ゆりか)さん
フリーアナウンサー。1987年生まれ。青山学院大学卒業後の2011年にフジテレビに入社し、アナウンサーとして数々の番組に出演。2023年に退職し、現在はフリーアナとして活躍中。一児の母。

ベージュシャツ37,400円 オフホワイトツィードスカート132,000円(マディソンブルー)パンプス130,900円(セルジオ ロッシ)ピアス770.000円(ブチェラッティ)

【衣装お問合わせ先】

マディソンブルー 03-6434-9133
ブチェラッティ 03-4572-4561
セルジオ ロッシカスタマーサービス 0570-016600

取材・文/亀井ゆりこ 撮影/秋山博紀 ヘアメーク/土橋大輔 スタイリスト/杉山朱美

取材

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