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共働き夫婦の「収入と家事育児バランス」最適解はどこにある?

夫は外資系、ご自身は伝統的な日本企業に勤務するFさんご夫婦は、金融リテラシーも高め。2人めを妊娠したタイミングで家事育児のバランスを変えた理由と本音を赤裸々に語ってもらいました!

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▶︎山口真由さんにとっての「家族のありかた」とは?

家事負担に応じた生活費の計上で公平感アップ

【Y家の場合】
子2人の4人家族。夫は外資系、妻はいわゆるJTC(伝統的な日本企業)勤務。2人とも金融リテラシー高めで家計管理はしっかり。

我が家は夫が激務な分、私よりも収入が多く、結婚時に「生活費はお互いの収入の割合に応じて負担」と決めました。当初は問題なかったものの、産後、家事育児の負担が私に偏りがちに。私も生活費を出しているのだから「少しは家事をしてほしい」とモヤモヤ。夫としては、生活費を多めに負担している分、家のことは私にしてほしいと思っていたよう。夫の繁忙期には私のイライラも募り家の空気は最悪…。見かねた夫から「生活費と教育費はすべて出す」から、家事育児は私主導にするのはどうかと提案が。夫が仕事に集中できる方が家庭にプラスだと思い提案を受けることに。その結果、私の収入はすべて自分のおこづかいに…というわけではなく一部は投資へ。我が家では月末にお互いの全資産を開示するのですが、夫としては私の収入の使途に投資があるため、生活費をすべて負担する納得感も高い様子。私も、靴下が脱ぎ捨てられていても前よりは可愛いものだと思えるように(笑)。夫が今まで以上に仕事に集中する分、休日の家族時間をより大切にしてくれるようになったのもよかったです。

取材・文/福島幸子 イラスト/よこみねさやか 編集/太田彩子
*VERY2024年6月号「専業ママの「夫婦間のモヤモヤはお金で解決」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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