集まりが多く、料理シーンが増えるこの時期。「あと一品」が欲しい時、和えるだけの絶品レシピがあると楽しいもの。超簡単なのに美味しすぎる「素材合わせの妙」を、チームVERYが最も信頼をおく料理家さんに伺いました。今回は、人気のケータリング&ロケ弁「chioben」を主宰する“チオベン”こと山本千織さんのレシピ。グレープフルーツと晩白柚(バンペイユ)を使った、アジア風のフルーツサラダです。
甘味・酸味・辛味の三拍子が
交わったアジア風フルーツサラダ
グレープフルーツと晩白柚(バンペイユ)のヤムソムオー風
◉材料(3人分)
グレープフルーツ、晩白柚(ピンクグレープフルーツでも可・房から出す)……250g
ミント……適量
〈A〉砂糖……大さじ2、レモン汁……大さじ1、藻塩……小さじ1/4(藻塩以外はさらに少なめに)、米油……小さじ1、ナムプラー……小さじ1、粉唐辛子……ひとつまみ
◉作り方
①ボウルにAを入れ、よく混ぜる。
②❶と柑橘類を和え、器に盛り、ミントを散らす。
Chioben’s Comment
柑橘系のフルーツを甘辛い調味料で和えたタイ料理の人気メニュー「ヤムソムオー」からインスピレーション。「晩白柚」は、実がしっかり詰まりプチプチとした食感ですがグレープフルーツで代用OK。ミントを添えれば甘酸っぱ辛いに清涼感も加わったアジアンな一品に。
◉山本千織さん
滝沢眞規子さんも絶大な信頼をおく、人気のケータリング&ロケ弁、「chioben」主宰。注目の新刊、『チオベンの揚げもの煮もの』(KADOKAWA)が発売になったばかり。
撮影/山田英博 スタイリング/岩﨑牧子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
*VERY2020年1月号「いちばん簡単で、いちばん化けます 仕上げは“オイルと塩”で和えるだけレシピ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。