今、ママたちの睡眠への関心とともに、アガる寝室作りへの興味も高まっています。おもちゃで溢れた賑やかなリビングとは一線を画す、気持ちが満たされる空間を作るにはどうすれば？ 頑張らずにできる、寝室改造アイデアを紹介します！
ホテルライクな寝室は“カラーリネン”で簡単に作れる！
インテリア賢者が狙うは寝室の印象を刷新するカラーベッドリネン。色が入るだけで、ガラッと雰囲気が変えられそう！
【左から】クッションカバー（小）〈ライトブルー〉￥3,850 ピローケース〈紫〉各￥4,950 クッションカバー〈チャコールグレー〉〈ライトブルー〉各￥3,850 クッションカバー（大）〈ライトブルー〉￥6,050 デュべカバー〈ライトパープル〉￥33,000 ベッドスプレッドとして使用したコンフォーターキルト〈ライトブルー〉￥55,000（すべてトゥモローランド ホーム／トゥモローランド 渋谷本店）
コートを一着買う代わりに、
ベッドリネンに投資をするのもアリ！
TOMORROWLAND HOME
注目ブランドから
お馴染みショップまで
今、カラーリネンが豊富です
注目のトゥモローランドホームは空間の格が上がるニュアンスカラーが豊富。
デュべカバー〈ライトパープル〉￥33,000 クッションカバー（小）〈ライトブルー〉￥3,850 ピローケース〈紫〉各￥4,950 コンフォーターキルト〈ライトブルー〉￥55,000（すべてトゥモローランド ホーム／トゥモローランド 渋谷本店）
Magniberg
ストックホルム発。洋服のように組み合わせられるユニークなカラー展開。
デュべカバー￥28,380〜 ピローケース各￥7,150（すべてマグニバーグ／ビームス 六本木ヒルズ2F）
YARN HOME
大谷さんおすすめ♪
心身がほぐれるような暖かな色が揃う。
ブランケット￥25,300 ピローケース￥5,500 デュべカバー￥27,500〜（すべてヤーン ホーム）
❝白で拭えなかった
生活感をカラーリネンが
解消してくれました❞
──インテリアスタイリスト 大谷優依さん
パリの「Merci」から取り寄せたベッドリネン。白だと拭えなかった生活感がカラーリネンに替えた途端、馴染んだそう。「家族が起きたあとの抜け殻が多少くしゃくしゃでも、それなりに見えるところが助かっています」（大谷さん）。薄いピンクとグリーンの2色を重ねることで、静かで柔らかな印象になる。
リネンもインスタ買い！
海外の高感度ブランドを購入
❝行き着いたのは
リネン素材のブルーやグリーン❞
──読者 西原 章さん
「白、薄いグレー、薄い木の色がメインの家に合うものを探していたところ、Instagramでオーストラリアの『IN BED』を発見！ スタイリングも参考になります」（西原さん）。コットンよりもリネン。素材感もホテルライクな空間を作る大切な要素。
お馴染みショップなら
お手ごろにイメチェンできそう
ACTUS
「アクタスのQuietシリーズ・FORESTの緑がきれい。北欧やモダン、様々なインテリアテイストとも相性が◎」（大谷さん）。
デュべカバー￥11,000〜 ピローケース各￥3,960（すべてアクタス）
L.L.Bean
「アウトドアのイメージが強いL.L.Beanですが、ストライプの寝具カバーが可愛いんです。清潔感がありどんなお家でも使いやすいと思います」（大谷さん）。
シーツセット￥7,590〜（L.L.Bean）
◉こちらもおすすめ！
ZARA HOME
「ディスプレイがいつも素敵。SALE期にショップのスタイリングを、そのままセット買い！」（読者・二本松郁奈さん）
H&M HOME
「ちょっと色の冒険ができるお値段が嬉しい。肌触りもいい！」（読者・泉 佳映さん）
インテリア上級者の『ホテルっぽい寝室』にする“ちょっとのコツ”14選！
Artekのスツール
名品スツールを
サイドテーブルに見立てて
北欧の巨匠アルヴァ アアルトによってデザインされた名作「スツール 60」。座面と3本の脚で成り立つ究極にシンプルなスツールは、スツール界の最終形とも言われている。「サイドテーブルとしても無駄がなく機能的。シックなウォルナットは、部屋全体に重厚感をもたらしてくれます」（インテリアスタイリスト・大谷優依さん）。
スツール 60 ウォルナット ステイン￥44,000（アルテック）
Serge Mouilleのスタンドライト
場所を取らず寝室のムードを格上げ
「この照明があるだけで寝室が凛とする。シェードの角度を変えられるので、ベッド脇でも万能です」（フローリスト・渡辺安樹子さん）。1950年代前半から’60年代の半ばまでの間に照明デザインと制作を行っていたセルジュ・ムーユ。繊細でエレガントな佇まいが、何気ない空間の洗練度を上げていく。
ランパデール アン ルミエール￥99,000（セルジュ・ ムーユ／イデーショップ 六本木店）
ランドスケープの写真
窓から外の景色を望むような感覚に
「寝室はニュートラルに戻れる場所にしたい。ランドスケープ写真で自然の断片を感じられ効果は絶大です」（フローリスト・渡辺安樹子さん）。こちらは本誌の表紙をはじめ雑誌や広告等で活躍するフォトグラファー・酒井貴生さんの風景写真。朝7時にシャッターを切ったという冬のカラマツ林の写真は、窓からその空気ごと享受している気分になれる。
額装写真￥88,000（mi-mollet STORE）
Santa & Coleのテーブルランプ
持ち運びOK。和室派や授乳中にも◎
「まずコロンとした愛らしい形に愛着が湧きます。今は夜に子どもと絵本を読むときに大活躍中」（インテリアスタイリスト・大谷さん）乳白色のライトとナチュラルな木製フレームが寄り添う美しい照明。充電式ワイヤレスかつ3段階調光ができる機能性も備えた名品は、柔らかな光でベッド横を照らす。夜間授乳にも◎。
セスティタ バテリア￥123,200（サンタ&コール／リンインクープ）
HAYのサイドテーブル
空間が引き締まる絶妙なネイビー
トレイテーブルという名前の通り、トレイとテーブルの機能を持つ便利なアイテム。「軽いので移動も楽。ソファ横にもおすすめです」（インテリアスタイリスト・大谷さん）。
TRAY TABLE M〈ディープブルー〉￥33,000（HAY JAPAN）
Elvang Denmarkのスローケット
ベッドスプレッドデビューなら
コレ♪
上質でサスティナブルなアルパカ&ウール製。「スローがあると格上げされた空間に。高級な質感がおすすめ」（インテリアスタイリスト・大谷さん）。
スローケット（右）￥33,000（左）￥39,600（ともにエルヴァン・デンマーク／アクタス）
BONAVENTURAの
ティッシュボックスカバー
高級感があると大ヒット中！
「子どものお世話などで、生活感が拭えないベッド周りこそ〝本物〟を目線の先に置きたい」（編集・O）。レザーグッズブランドのティッシュケース。4色展開で部屋の雰囲気に合うものが見つかりそう。
レザーティッシュケース ノブレッサレザー￥26,400（BONAVENTURA）
MURPHのスツール
限られたスペースの最適解スツール
木工作家・村尾信太郎さんが手がけるマーフのスツール「Flur」。美しい半月型は手狭な空間を妥協なく洗練させる。「優しい緊張感をくれるので、ベッド脇がぼやけません」（読者・村尾衣美さん）。
スツール￥58,850（マーフ）
その佇まいも選ぶ理由
寝室は「森の香り」で癒されたい
elemenseの
ポタリーストーンディフューザー
ストーンにオイルを数滴落として。
ポタリーストーンディフューザー〈no.1〉￥5,830 ディフュザーオイル〈kiyobi〉￥4,180（ともにエレメンス）
Yohakuのエッセンシャルオイル
段階を経て香りが変わる密かな喜び。
ボタニカルアロマミスト〈Monk Tree〉￥3,850 ポーセリンアロマストーン〈Kikusumi〉￥3,740 アロマオイル〈Monk Tree〉￥2,750（すべてYohaku／日本香堂）
Aēsopのオードパルファム
日本の森の青さと静寂さを表現。
ヒュイル オードパルファム〈50㎖〉￥16,170（イソップ・ジャパン）
Cul de Sac-Japanのサシェ
青森ヒバのフレッシュな香りを枕元で。
ヒバチップ（S）￥1,100 ポーチ3枚セット（S）￥1,210（ともにカル デ サック）
「今、インテリア界では森の香りが流行中。オシャレで洗練されたパッケージとともに森林系の香りの選択肢が広がっています」（インテリアスタイリスト・大谷さん）
◉こちらもおすすめ！
「クリエーションバウマンの
遮光カーテンはマットな
生地感がリッチに見えます」
「遮光カーテンは地厚で化繊ぽい質感が多く、部屋が狭く感じるのが苦手でした。こちらは絹のような質感で落ち感も美しく遮光も完璧」（読者・二本松郁奈さん）。
「安価でズレずに快適！
掛け布団カバーはニトリが一番！」
「『紐なしラクラク掛け布団カバー』が画期的。内側のゴムが布団が動くのを制御してくれ本当にズレません。掛け布団が偏るストレスから解放されました！」（フードスタイリスト・竹中紘子さん）。
撮影／渡辺修身 スタイリング／大谷優依 取材・文／藤井そのこ 取材協力／金剛加奈絵 編集／翁長瑠璃子
＊VERY2024年2月号「寝室をホテルクオリティにするのって簡単♡」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
