20代からモデル、結婚、出産、育児、起業、と「生き急いでる」とまで言われた東原亜希さん。40代を迎え、半ば子育てもふくめてすべて軌道に乗せた感さえします。今回は、今の東原さんを築き上げた幼少期の経験から、怒涛の20・30代までを一気に振り返ります!
(過去の好評インタビュー「ドンマイ人生」はこちらのリンクから読めます!)
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\亜希ちゃんに相談/
私たちは30代をどう生きるか!
30代に感謝!
私は小学校でずっといじめられていたし、絶対合格と言われていた高校受験を失敗したし、一人暮らしをしていた頃、部屋に戻ったら外国人の強盗がいて死を意識したり、いろいろあったけれど、その壮絶ないじめの話を子どもたちにすると、最初彼らは絶句するのですが、それに比べたらたいていのことはたいしたことない、という話にできるし、受験を失敗してしぶしぶ入った高校の先輩に誘われたライブでスカウトされてこの世界にも入れたのだし、強盗にあっていつ死ぬかわからないし、起きてないことに不安になるよりも楽しんだほうがいいな、って思えるようになったし……。
自分のことを守れるのは自分しかいない、と私は感じているから、人にも社会にも期待しない。でも、自分さえしっかりしてれば、何が起きても大丈夫。そう思えるようになった、私の30代までに感謝しかありません!
❝人にも他人にも期待しない!
自分さえしっかりしていれば大丈夫!❞

Aki runs around!

Scotland
海外はどこを切り取っても絵になるのでどこまでも「カートで散歩」していました。

Switzerland
スイスの自然はどこも壮大で写真では伝わりきらないのが残念。どこへ連れて行っても長女は泣かなかったので、いろんな場所へ連れて行きました。

Spain
背中のお人形に、日本では賛否あった子ども用のリードがついてます。向こうでは当たり前だったので我が家でも使っていました。安全への意識は治安と比例している気がします。

Spain
息子妊娠中、スペインのビーチで長女と。夫の柔道の仕事にも家族ごと一緒に呼んでくださり、いろいろな国へ連れて行ってもらいました。

Hawaii
今見返すと、夫なしでよく4人も連れて行ったなぁと自分でも思います。ハワイは小さな子連れで行きやすいし、パスポートをなくしたこともありますが、楽しい思い出ばかり。

Home
ハロウィンやクリスマス、流しそうめんなど、いろんなイベントを我が家でやってきました。

Scotland
イギリスでは日本人ママたちともたくさん出会い、雛祭りも現地にある材料でなんとか。お菓子作りやいろいろなお料理を教えてもらいました。ない中で工夫して作る、というのは海外ならでは。

Tokyo
息子のアトピーがひどくてなんとかしたい一心で開発したボディクリームの撮影。今でもみなさんに愛される商品になっていて嬉しい限りです。撮影の手配を自分でやるのも楽しい。
profile
東原亜希さん
1982年、神奈川県生まれ。2003年、アサヒビールのキャンペーンガールに。2008年に柔道家 井上康生氏と結婚。翌年に夫とともにスコットランドのエディンバラに留学、現地で長女を出産。2010年に長男を出産、2015年7月に二女・三女となる双子を出産。4人の子育てをしながら、30歳で設立した「家族みんなで楽しめるライフスタイルを提案する」(株)Motherを回し、東京五輪で柔道史上最多のメダル獲得を男子監督として成し遂げた夫を裏から支えた。
イラスト/フクハラミワ
*VERY2024年2月号「東原亜希のドンマイ人生相談!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。