投資は気になる。でも腰が重い、
が本音です……
お金の話をするのがタブーだった時代は終わり。生き方・暮らし方が多様化した時代だからこそ、自分のお金は自分で賢く守る、育てることに注目しているママたちが増えています。そこで今回、VERYでは「投資」を身近に感じていただける対談や投資体験企画を考えました!
少なくなった今だから、
お金の将来設計が
変わってきたように思います❞
── 編集部で今回改めて読者さんたちにWEBアンケートを取ってみたら、思いのほか、実は「投資」を始めているママたちが多かったんです。
申さん(以下、申) 私は、一つの会社で勤め上げる終身雇用の考え方がなくなってきていることもその理由かなと思います。以前は良い会社に入って、そのまま40年くらい勤め上げるとお給料も右肩上がり、最後は退職金もある。自分で老後のお金の心配をしなくても、皆同じだから大丈夫みたいな安心感があったけど、今は転職や起業も普通。
笹嶋さん(以下、笹) そうだよね。年金もますます不透明だし、退職金を出さない企業も増えている。10年くらい前までは何だかんだ言っても日本の経済は大丈夫だよねって思っているところがあったけど、最近は貧しくなってきている実感があるんじゃないかな。このままじゃまずいってね。子どもの英語教育もそうなんだけど、それぞれが将来に対しての打ち手を探している。各自が将来に備えなくてはいけないという意識が高まってきているのは良いことだと思います。
値上がり率に応じて
収入を増やす発想の転換も
持てるといいですよね❞
申 生き方が多様化してきているってことだからね。だからこそ、やりたいこと、買いたいものを我慢して生きていくより、物価高騰とお給料が上がらない不均衡は今後も続くと思うから、値上がり率に応じて収入を増やしていくマインドチェンジも必要になってくる気がしますね。
イメージもあるけど、
そもそも自分のお金が
原資だから、
働くことだって必要だよね❞
── 一方で、まだまだ、「投資はコワイ」「投資で得た利益は〝あぶく銭〟」と投資にあまり良い印象を持っていない人もいるようです。
申 当然、どんな投資にもリスクはあります。でも投資で利益を得ることへのイメージで言うと、もしかしたら〝ラクして稼ぐ〟印象があるのかもしれないけど、投資はすればするほど労働の大切さが分かります(笑)。毎月決まったお金が入ってくることのありがたさはもちろんだけど、元手が少ないとリターンも増えないから毎月のお給料から残った分を投資に回せる力があるかどうかも重要。最近ツイッターなどではそれを〝入金力〟って言うらしいですね。
笹 投資で10倍になった、損したとか、そんなSNSやニュースを目にするのかもしれないけど、投資は博打じゃない。長期スパンで考えてほしい。投資は経済を回すために存在して、例えば、申さんが社長を務めるアミューズメント会社に出資してゲーム機を増やして、お客さんが喜んでくれて収益が上がったらその利益が還元される。誰かの成長を応援してその成果を分け合うのが投資だと思います。
── 投資は、何から始めればいいのか分からない、という声も多く聞かれます。
申 私は友人に「投資を始めたいんだけど」ってアドバイスを求められたら伝えているのが、まずは信頼できる証券会社やサービスで口座を開く。そして手数料が低いものをちょっとだけ買ってみる、ということ。
笹 儲かる可能性と損するリスクもあるわけで、僕は、それならある程度自分の納得感があるものを買うことを勧めるかな。
バッグと
同じ額を
投資の基準額に
してみるのはどうですか?❞
── 始めてみる際の投資金額はいかがですか?
申 資産や余剰資金はまちまちだからそれは難しいのですが、目安として、〝自分が持っている一番高いバッグの金額〟というのはいかがでしょうか? バッグは別にそれでないと生きていけないわけではないし、よく「自分への投資♡」なんて言って買うこともありますよね。つまりは「出せる金額」であり、「最悪、失っても生活に影響がない金額」ということになるのかなと。
── 最後に、昨年から高校でも金融教育の授業が始まりました。ポジティブにお子さんとお金の話をしていきたいというママも増えているように感じます。レモネードチャレンジをやらせてみたいや、利息付きのお小遣い制度などのアイデアも。
申 親が自分のお金のことをしっかり考えられれば、子どもにも自然と連鎖していきますよね。
笹 うちは小学生の子どもが工作が得意なんですが、百均で材料を仕入れて、作った玩具をフリマサービスで売る、という体験をさせています。最初の材料仕入れ代は、パパママからの出資で、もちろん売れたら還元してもらいます。そう簡単には売れないことも経験だと思っています(笑)。
申 お金のことを話すのは忌み嫌われることではなく、どう人生設計しているのか、むしろちゃんとやっているパパママ格好いい!という時代になるといいですね。
〝投資経験〟聞いてみました!
100名超の読者さんたちにWebアンケートを実施。ネガティブな声よりも〝ママがお金を語るイメージが良くなってほしい〟というポジティブな意見が多く寄せられました。
申 真衣さん
VERYカバーモデルを務める傍ら、アミューズメント事業を手がける会社の代表取締役社長でもある。私生活では7歳と2歳の2児のママ。
笹嶋靖史さん
ファンズ株式会社 取締役 国内、外資証券会社を経て現職。申さんとは元同僚。10歳と8歳の2児のパパ。
【申さん】ジレ ¥21,890 パンツ ¥16,940(ともにアンクレイヴ スタンダード/アンクレイヴ)タンクトップ ¥7,700(ハイク/ボウルズ)パンプス ¥37,400(ロランス/ザ・グランドインク)ピアス ¥62,700 ネックレス ¥71,500 バングル[太]¥82,500[細]¥39,600 リング[付け根側から]¥45,100 ¥29,700 ¥63,800(すべてサラース/サラース カスタマーサポート)
両方が必要だと気づけたのは、
コロナをきっかけに始めた
投資信託でした
堤 有香さん
専業主婦生活だったけど、
投資の勉強、体験で
社会とつながっている
意識が芽生えました
山田亜利紗さん
不安から始めたiDeCoや
つみたてNISAだけど、
いまや世界の金融情勢が
気になるように!
真下紗枝さん
肩にかけたカーディガン ¥16,940 タンクトップ ¥9,900(ともにアンクレイヴ ホワイト/アンクレイヴ)パンツ ¥29,700(ニアー ニッポン/ニアー)ピアス[右耳]¥26,400 ネックレス[短いものから]¥23,100 ¥27,500 ¥37,400 リング ¥38,500(すべてリューク/リューク)シューズ ¥39,600(ロランス/ザ・グランドインク)
これだけ種類がある!
株式や投資信託などがなじみ深いですが、投資先もリスクもさまざま。まずは代表的な投資の種類をおさらい。予算やリスクなど、自分に合った商品を探してみましょう!
「スマートママのVERYファンド」
始まります!
VERY編集部では、実際に読者の皆さんに〝投資体験〟の機会を提供するため、ファンズ株式会社とタッグを組み、『スマートママのVERYファンド』企画を立ち上げました。『スマートママのVERYファンド』は近日、Fundsのホームページに公開され、これを記念して、一定の金額以上の投資をされた方を対象として以下の優待をご用意しています。
優待①
申 真衣さんをゲストに迎えた、より投資を身近に感じられる VERY×VERYNaVY×Fundsのイベント(9月22日開催)への参加応募権
優待②
VERYの姉妹誌『VERYNaVY』をお得に購読いただける優待
お問合わせ先/ファンズ
https://funds.jp/contact
ファンズ株式会社 金融商品取引業者 関東財務局(金商)第3103号 加入協会 第二種金融商品取引業協会
Fundsでは手数料等はいただいておりませんが、デポジット口座に送金する際の振込手数料はお客様のご負担となります。Fundsで取り扱うファンドは金融商品であり、貸付先企業が破産するなどで貸し倒れや遅延が起きると元本は保証されません。ファンドの持分売却は制限されており、当社およびファンド組成企業の承諾が必要となります。各ファンドの条件およびリスクの内容や性質の詳細は、重要事項説明書等をよくお読みください。
撮影/渡辺謙太郎(申さん、笹嶋さん分)、イ・ガンヒョン(読者分) ヘア・メーク/廣瀬浩介(申さん分) スタイリング/池田 敬(申さん分) 取材・文/嶺村真由子 デザイン/押尾綾音