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【武井咲さん×arikoさん】気軽に作れる「魚料理」3選!副菜やソースの時短テクも紹介

以前から、晩ご飯の献立に迷ったらarikoさんのインスタを覗いていたという武井咲さん。今回、一緒にキッチンに立って教えてもらったのはフライパンで手軽に作れる「魚料理」3品!どれも今晩すぐに作れて、食べ応え満点です。

料理はシンプルでもできるだけ手作りしたい派です

武井 咲さん、arikoさんに
お料理を習いに行く

武井さん × arikoさん対談

──普段の食卓で気軽に作れるお魚料理を知りたいです!

武井さん もともと料理は好きで、子どもたちにも色々食べさせてあげたいって思うのですが、「作るものが思いつかない!」というときはいつも、arikoさんのインスタに助けられています!

arikoさん それは嬉しい!

武井さん たけのこをたくさんいただいたときはたけのこ料理を真似して作ったり、「里芋の唐揚げ」をインスタで拝見したとき猛烈に食べたくなって。里芋、買いに走りました(笑)。

arikoさん すごい行動力!(笑)今日のテーマは「お魚料理」だけど、普段はどうやってお料理していますか?

武井さん グリルで塩焼きにしたり、簡単にフライにしたり、あとはホイル焼き。バリエーションが少ないから、もっと広げたくて。

arikoさん でも、揚げものが苦じゃないってすごい! 味つけはどうですか?

武井さん 塩、胡椒、醬油など、本当にシンプルな味つけですね。本当は他の調味料も使ってみたいし、「アクアパッツァ」みたいに見た目も華やかな魚料理に挑戦してみたいけれど……。

arikoさん 食卓に出したときの見た目のインパクトって確かに大事ですね。お魚料理も、副菜や盛りつけ方を工夫するだけで、ぐっと華やかな一皿になりますよ。

武井さん arikoさんのお料理って、いつも器の選び方や盛りつけ、副菜まで凝られている印象です。でも、お魚料理の副菜ってすごく難しい。

arikoさん 例えば「金目鯛の煮付け」なら一緒に煮込めちゃうごぼうとわかめもオススメ。あとで作りましょう!

武井さん 魚の臭みが気になって濃い味つけになりそうだし、煮崩れそうだし……と、煮付けはなかなかトライできずにいました。

arikoさん 実は、煮付けって一番の時短料理。一気に火を通したらすぐできちゃう。煮崩れないコツも教えます! 見た目も味つけも変化に富んだ3品をこれから一緒に作りましょう。

武井さん はい、よろしくお願いします!

タンクトップ¥63,800 Tシャツ¥37,400(ともにクリステンセン ドゥ ノルド/ストックマン)デニム¥15,400(リーバイス フォー ビオトープ/ビオトープ ジュンカスタマーセンター)エプロンスタイリスト私物 ピアス¥49,500(ウパラ/パサンド バイ ヌキテパ)

武井 咲さん

1993年生まれ。「第11回全日本国民的美少女コンテスト」でデビュー後、映画やドラマで活躍。2021年のVERY初登場以来、センスの光るファッションに毎回反響が。

arikoさん

VERYなどのファッションページを手がける傍ら20万人のフォロワーを誇るインスタグラム(@ariko418)に日々の料理をアップ。近著『arikoの喫茶室 家で楽しむかんたんお菓子』(マガジンハウス)も好評。

武井さんが聞いてきました!

「晩ご飯のレパートリーとして、
魚料理をもっと楽しみたいです」

つけ合わせも一緒に煮込める「金目鯛の煮付け」

煮付けは、玉酒を使うとふっくら。
各段においしくなって失敗なし!

  ariko

お酒と水を合わせた「玉酒」は、おいしい煮付けの名脇役。他の調味料を入れるより先に、煮立たせた玉酒に魚を入れて煮る。それだけで身がふっくら、臭みも抜けます。

金目鯛の煮付け

◉材料(2人分)
金目鯛切り身…2切れ
生姜…1かけ
ごぼう…20㎝
わかめ…適量

A
水…150ml
酒…50ml
B
醬油…60ml
みりん…60ml
砂糖…大さじ3

ごぼう…20㎝
わかめ…適量

◉つくり方

1. 金目鯛の皮目に骨に当たるくらいの深さまで十字の切り込みを入れる。ごぼうはスプーンなどで皮をこそげ取り、4㎝の長さの半割りにして水にさらしてから、さっと茹でる。わかめは水で戻して食べやすい長さに切る。生姜は皮付きのまま薄切りにする。

2. 鍋にAを入れて強めの中火にかけ、沸騰したら金目鯛を皮目を上にして並べ入れる。ごぼうを加え、生姜を散らして落とし蓋をする。

3. 煮汁が上がってきたら、Bを加え、さらに中火で煮る。煮汁が半量くらいになって金目鯛につやが出てきたらわかめを加えてさっとひと煮立ちさせて火を止める。

4. 器に金目鯛を盛り、ごぼうとわかめを添えて煮汁をかける。

【point】

切り込みを入れた皮目を上に

アルミホイルで即席!落とし蓋

強めの中火で一気に仕上げ!

十字に入れた切り込みを上にして煮ることで見た目もきれいな仕上がりに。アルミホイルの落とし蓋は切り込みを入れて蒸気の出口を。中が蒸されて、魚の身がふっくら! わかめは最後に入れるのもポイントです。

emi’s comment

煮付け=〝じっくり煮込む〟と思っていたから、強めの火力で一気に仕上げるのがコツと知ってびっくり。外は色濃く、中は白い金目鯛はふっくらした食感で白いご飯が止まらないおいしさ! つけ合わせのごぼうとわかめも同じフライパンで煮込めるからラクでした!

子どもが喜ぶ「カジキマグロのソテー」トマトマリネ添え

このマリネを覚えれば、
アレンジも利くし新鮮な味つけに

  ariko

ホワイトバルサミコは濃厚じゃないシャバシャバのものを。色がつかないから、ももや柿、いちごにかけていただくのもオススメ! 鶏肉にも合うし、冷製パスタのソースにも使えます。

カジキマグロのフライパンソテー
ミニトマトソース添え

◉材料(2人分)
カジキマグロ切り身…2切れ
ミニトマト…1パック
バジルの葉…適量

A
ニンニクみじん切り…少々
ホワイトバルサミコ…小さじ2
オリーブオイル…大さじ2
塩…小さじ1/2

粗挽き黒胡椒…少々

◉つくり方

1. カジキマグロは塩をして10分ほど置く。

2. ミニトマトは半分に切ってボウルに入れ、Aを加えて混ぜる。

3. カジキマグロから出た水気を拭き取り、胡椒をふる。フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を入れて熱し、カジキマグロを入れて並べ、香ばしい焼き色がついてふっくらするまで両面を中火で焼く。

4. カジキマグロを器に盛り、2のトマトをかけ、バジルの葉を添える。好みで黒胡椒をふる。

【point】

トマトのマリネはパスタにも◎

プチトマトはどっさり使ったほうが見栄えも華やかでおいしさもアップ! ニンニクがほのかに香る甘酸っぱいソースはパスタにも好相性!

emi’s comment

食卓が一気に華やぐトマトのマリネは子どもウケもよさそう。カジキマグロだけさっと焼いて、あとはお皿の上からマリネをかけるだけの手軽さなのに、手の込んだ仕上がりになって感激! ふわっとニンニクが香る甘酸っぱい味つけはお酒のおつまみにもいいですね。

食べ応え抜群な“ガリバタ醤油風味”の「鮭のムニエル」

ガリバタ醬油風味なら、
食べ応えあってオススメ!

  ariko

鮭のガリバタ醬油はお肉と同じくらいの満足感で、パパも子どもも喜ぶ鉄板メニュー。レモン汁を入れることで、少し酸味を感じるからこってりだけどさっぱり食べられます。

鮭のムニエル
ガーリックレモンバター醤油ソース

◉材料(2人分)
生鮭…2切れ
塩…少々 胡椒…少々
薄力粉…適量
ほうれん草…1/2束
スナップエンドウ…6本
レモン輪切り…2枚
バター…30g

A
レモン汁…大さじ2
だし醬油…大さじ1
醬油…大さじ1
砂糖…小さじ1
おろしニンニク…1かけ分

サラダ油…大さじ1

◉つくり方

1. ほうれん草はさっと茹でて冷水に取り、水気を絞って4㎝の長さに切る。小さなフライパンにバター10g(分量外)を溶かしてさっと炒め、塩、胡椒する。スナップエンドウはヘタと筋を取って、2分ほど茹でて冷水に取り、半分に割る。Aを合わせておく。

2. 生鮭は水気を拭き、塩、胡椒をふり、薄力粉を叩いて余分な粉をはたき落とす。

3. フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、温まったら鮭を皮面を上にして並べ、中火で表面に香ばしい焼き色がついたら、フライ返しで鮭を傾けて皮をパリッとするまで焼き、裏返してふっくらするまで焼く。ペーパータオルで余分な油を拭き取り、鮭を一度取り出す。

4. ほうれん草を炒めた小さなフライパンを拭き取り、中火にかけてバターを入れて、溶け始めたらをA加え、じゅわじゅわと沸かす。

5. 器に鮭とほうれん草、スナップエンドウを盛り合わせ、フライパンのソースをかけ、レモンの輪切りを添える。

【point】

鮭が焼けたら油をサッと拭いて

ソースは一気に煮詰めて完成!

ニンニクが効いた合わせだれ

鮭を取り出したら、たれを入れる前に余分な油をペーパータオルで拭き取る。そうすると、盛りつけたときにお皿の中で油が染み出さずきれいに。平たく大きいフライパンだと短時間で煮詰まらないから、ソース作りには小さめが◎。

emi’s comment

レモンの風味が効いていて意外とさっぱり、すごくおいしい! 柔らかいほうれん草のソテーと、パリッとしたスナップエンドウ。食感の異なる同じ緑の野菜を副菜にするアイデア、目から鱗の発想でした。見た目もオシャレで素敵、早速真似したいです!

モデル/武井 咲 料理・レシピ/ariko 撮影/須藤敬一 スタイリング/岡本純子 メーク/竹下あゆみ フードスタイリング/山口裕子 取材・文/北山えいみ 編集/城田繭子
*VERY2023年5月号「武井 咲さん、arikoさんにお料理を習いに行く」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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