スマホでも読めるマンガは、隙間時間に気分転換ができるツールとして、子育て世代の間でちょっとしたブームに。お気に入りのマンガでプチストレスを発散中のママも増えているようです。そんなマンガ派におすすめのスポットが、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ━━線の魔術」。
アールヌーヴォーの旗手として名を馳せた芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。今回の注目は、彼の作風から影響を受けた、日本のマンガを含む後世の作品が、本人の代表作と一緒に観られるという点。グラフィック・アーティストとして、独創的で華やかなポスターや装飾パネルを世に送り出し、没後80年を経た今も愛されるミュシャの足跡を、およそ250点の展示作品で検証するユニークな構成になっています。
異彩を放つのが、60~70年代にかけて活躍した英米のアーティストたちの作品群。当時アメリカ西海岸やロンドンでは、若者を中心にミュシャ・リバイバルのムーブメントが沸き起こり、レコード・ジャケットやロック・ポスターなど、ミュシャの影響が顕著に表れた傑作が次々に生まれたのだとか。
日本では、早くも明治の半ばに、ミュシャを彷彿させるイラストやデザインが文芸誌や女性誌の表紙として登場。1970年代に入ると、ミュシャの描くファンタジーの世界が、少女マンガ家やイラストレーターの心をとらえ、その後頭角を現していった著名な作家のデザインには、明らかにミュシャ様式が見てとれます。同じスタイルを受け継ぐマンガが一堂に会するさまは圧巻の一言。忙しい毎日から離れ、美しく幻想的な絵の中へ引き込まれる、心地よい自分時間を満喫できそうです。
ラストのお楽しみは、オリジナル商品や限定のコラボグッズがそろうミュージアムショップ。ここでしか手に入らないスペシャルアイテムばかりなので、自分用はもちろんお土産にもぴったり。ぜひ時間をみつけて、華やかな作品が多数集まる特別展に、立ち寄ってみて下さいね♪
こちらの「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ━━線の魔術」に
5組10名の方をご招待します。
ご応募は8月2日(金)23:59まで。詳細は下記をクリック。
「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ━━線の魔術」
■会期 開催中~9月29日(日)
■休館日 7月30日(火)、9月10日(火)
■開催時間 10:00-18:00
※毎週金・土曜日は21:00まで ※入館は各閉館時間の30分前まで
■会場 Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)
東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
■入館料(当日) 一般1,600円/大学・高校生1,000円/中学・小学生700円
問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式HP www.ntv.co.jp/mucha2019/
※巡回展については公式HPにてご確認ください。