フリッツ・ハンセンが香川県の離島、本島（ほんじま）をジャックしました！
2019年、香川県丸亀市を拠点とするインテリアショップCONNECTと共同で、行った展示「フリッツ・ハンセン庵」の第二弾をはじめ、港にある本島スタンド、ブリュワリー、ゲストハウスなど、島内の様々なスポットを散策しながら島を回れるプロジェクトとして、11月6日（日）まで「フリッツ・ハンセン島」を開催しています。

豊かな自然に恵まれ、漁師町や江戸時代の街並み保護区などがあり、瀬戸大橋を雄大に眺めることができる美しい本島は、高齢化が進み、スーパーやコンビニもない離島。 「フリッツ・ハンセン島」は、本島で平常営業する施設のすべてをフリッツ・ハンセンの世界観で設え、島に住む人も島を訪れる人も楽しめる企画です。 各ロケーションでは、サカナクションの山口一郎率いるNFの青山翔太郎氏が、本島に伝わる民謡をベースに制作した楽曲も楽しむことができます。

「フリッツ・ハンセン庵」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている笠島というエリアにある江戸時代の古民家を、フリッツ・ハンセンのコレクションで演出し、日本の建築とデンマークの名作家具たちの融合が楽しめる展示。休憩所として会期中は毎日オープンしています。

今年創業150周年を迎えたフリッツ・ハンセンのアニバーサリーコレクションや、150周年の記念に復刻されたデザインをメインにスタイリングされた空間で、家具だけではなく、石切り場でもあった本島の石とセブンチェアを合体させたインスタレーションも展示します。

また、ニコライ・バーグマンによるフラワーアレンジメントと、本島に自生している植物のインスタレーションにより、空間を演出します。香りはMABOROSHIの茶香炉にて、豊かな “ 香り時間 ” も演出します。

「本島スタジオ」は、長く営まれていた島で唯一の定食屋さんが閉店してしまった跡地をCONNECTの高木智仁氏が引き継いで島の情報発信の場として営業を再開している施設で、島で唯一平常営業している飲食店。
本島スタンドの店内ではフリッツ・ハンセンの家具、テラスではフリッツ・ハンセンのアウトドアコレクション、スカゲラックの家具が迎えてくれます。