ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」51
SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。
第51回目は、「太らないおつまみ」という、魅力的な響き。最近やせにくくなったとか、産後のダイエットが思うようにすすまないとか、夫のお腹が妊婦の私と変わらないとか、よく耳にするVERY世代の切実な悩み。「おつまみ」というお悩みですが、おかずの一品にもなって、体型を気にしているママの一人ランチなどにもピッタリのヘルシーレシピを紹介します!
豆腐の水切りに少し時間がかかるので、お豆腐の準備だけ今すぐスタートしておくのがおすすめです!
<今月のお悩み>
夫の帰りが毎日遅く、自分と子どもの食事とは別に用意しています。遅い時間の食事になるから、炭水化物は抜き、お酒を飲みながら食べられるおつまみを作ることが多いです。
子どもたちが食べた残りももちろん出すのですが、お酒が進むおつまみにもなって(たまに私も一緒に付き合っても罪悪感なく)、寝る前に食べても太らなさそうなメニューがあったらうれしいです。(37歳5歳・3歳男の子ママ)
<今回の解決レシピ>
深夜の手作りおつまみ
一緒になってつまんでしまう
罪悪感を払拭する、
「ヘルシー豆腐のチーズ焼き」
【材料(2人分)】
絹豆腐…1/2丁(150g)
冷凍ほうれん草…40g
ベーコン(ハーフ)…2枚
ピザ用チーズ…30g
めんつゆ…大さじ1
みそ…小さじ1
粗びき黒こしょう…少々
【作り方】
①豆腐はキッチンペーパーで包んで重石をのせ、1時間ほど水切りをする。
②豆腐は横4等分に切る。ベーコンは5mm角に切る。
③ほうれん草とベーコン、めんつゆとみそを混ぜる。
④耐熱皿に豆腐、3、チーズをのせる。豆腐に火が入り、焼き色がつくまでトースターで焼く。
⑤取り出して、粗びき黒こしょうをふる。
【POINT】
豆腐がメインのヘルシーおつまみ。豆腐とチーズの組み合わせがよく合います。時間がかかるのは豆腐の水切りだけなので、事前に準備しておけばあとは材料を切って混ぜて、のせて焼くだけ! もちろん普段のおかずにもいいですよ。
<解決するのは・・・>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!仲良し夫婦の掛け合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
実はお二人も絶賛ダイエット中。ヘルシーメニューを続々考案中のぐっちさんと、最近パーソナルジムに通いだしたというSHINOさん考案レシピなので、間違いなしです!美味しいものが大好きな二人だからこそ、ヘルシーだけど、ちゃんと美味しく、満足感もあるレシピがうれしいですね!
<今回のゆるっとアンサー>
豆腐×チーズ×味噌に
ベーコンの旨味が美味しさを加速
熱々グラタン気分の
ヘルシーチーズ焼き!
夫:夜遅くなっても少し飲みながら食べたい気持ち、わかるなぁ(笑)。
妻:でも体にはあまり負担をかけたくないよね。
夫:今回は豆腐を使ったヘルシーおつまみだね!
妻:夫が帰ってくる前に水切りをしっかりしておけば、あとは簡単! 豆腐の上に冷凍ほうれん草と刻んだベーコン、チーズをのせて焼くだけですぐに出せるよ。
夫:豆腐×チーズ×味噌の味が合うんだよね! ベーコンのうま味も組み合わさって、しっかりおつまみになるよね。
妻:冷凍ほうれん草で少し野菜もプラスして、夜でも罪悪感なく食べられるね。
<ライターワタナベが作ってみた!>
まず、子どもたちの分とは別に夫のために夕食を2回作っているママのみなさん、本当に尊敬します。しかも体のことも考えたヘルシーレシピなんて、愛情たっぷりで幸せ者ですね!
我が家は子どもたちもグラタンが大好き。きっと気に入るに違いないとワクワクで臨みました。今回、作るときの注意点で、「お豆腐の水抜きをしっかりすること」と書かれています! うっかり物の私は、30分ほどキッチンペーパーを替えながら水切りしたけど、焼きの段階で残った水が結構出てきてしまうハプニングがありました。途中で何度かキッチンペーパーで吸い取るという工程が加わりましたが、最後にはこんがり焼けて、味もとっても美味しくできました!夫も子どももとっても気に入った模様なので、次こそ、ひとつ前の食事を作る段階で、水切りだけやっておきたいと思います!
この企画を担当しているライター・ワタナベは7歳女の子・5歳と1歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。
先日も書きましたが、この夏休み、一家でコロナになりました。全体的に軽症で済んだものの、全員が一度は発熱し、私は一時期味覚も嗅覚も失いました。最初に気付いたのは、1歳の息子のオムツが臭うことを、私だけがわからなかったところから。お味噌汁を作ろうと思っても、一向に味噌の味がせず、塩分と砂糖の甘みしか感じられないことに気が付きました。何を食べても美味しい!という感動がなく、ただただ体力を落とさないために、栄養を取るための食事という感覚で、それはサプリを飲むときの気持ちに近いほど。おかげで3人目の妊娠前の体重まで落とすことができましたが、あらためて、味覚と嗅覚の偉大さを感じました。同じ症状の方々、あともう少し!頑張りましょう!
取材・文/渡邊里衛 撮影/須藤敬一(ぐっち夫婦)編集/井上智明
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