“置き換え”や“ながら”ケアで取り入れられる
子どもの未来を育てる健康習慣。今年こそは!と意気込む年始ですが、頑張りすぎはママも子どもも続かないもの。毎日の生活に取り入れられて、無理なく実践できる「ゆるっと健康習慣」のヒントを集めてみました。
歯や肌と同じくらい、ママの意識ひとつで未来が大きく変わる
新年から取り入れたい!
毎日のルーティンでストレスフリーに健康UP
メガネはバイオレットライト透過、ブルーライトカットなど賢く使い分け!
橋本美奈子さん 33歳 7歳の男の子、1歳の女の子ママ
小学校の就学前検診で近視を指摘され、メガネをかけ始めた息子。昼間外で遊ぶ際は、紫外線をカットしながら目に良いとされるバイオレットライトを取り込む「バイオレットプラスレンズ」を入れたメガネを使い、家でiPadなどを見るときは、ブルーライトカットが出来る「JINS SCREEN」にかけ替えて、シーンにより使い分けるようにしています。起きている間ずっとかけていることを考えると、“置き換え”だけで有害なものはカット、良いものを取り込めるのが◎。
ママ:着用メガネ(LMF-18S-024 86)¥8,000 手に持ったメガネ(FPC-17A-104 487)¥3,000(ともにJINS)カーディガン¥28,000(シッタムール/ストックマン)インナー¥6,800(スローン)キッズ:メガネ(KRF-16A-349 76)¥5,000バイオレットプラスレンズ¥15,000(ともにJINS)シャツ¥10,800(スムージー/CHARLES)
「特に成長過程の子の目に良いとされるバイオレットライトを摂取できるレンズを取り入れて」
「2016年12月、慶應義塾大学医学部の研究チームが、太陽光の一部であるバイオレットライトは目の健康に良い可能性があることを世界で初めて発表しました。最新の近視研究で注目されているバイオレットライトは、太陽光に含まれるため、1日2時間(1週間で14時間)を目安に屋外で過ごすことがおすすめです。成長期は近視が進行しやすいため、日頃から屋外で遊ぶ習慣を身につけて。メガネやコンタクトを装用しているとバイオレットライトを目に通さないことがあるので、光を選択的に透過出来る特別なレンズを選ぶことも大切です」
専門家もアドバイス!
慶應義塾大学医学部眼科学教室教授 坪田一男氏
世界に先駆けて、角膜上皮の幹細胞移植による再生治療を報告するなど、常に最先端の眼科研究を牽引する。『あなたのこども、そのままだと近視になります。』『ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門』など著書多数。http://www.tsubota.ne.jp
揚げ物油は良質なオイルにチェンジ
都並 玲さん 36歳 6歳、4歳、1歳の男の子ママ
揚げ物は、夫も息子たちもこれさえあれば!な鉄板メニュー。晩ご飯にお弁当にと週2~3回することもあり、揚げ油の消費量はかなりのものなので、最近は油の種類にもこだわるようになりました。衣がサクッと揚がり酸化しづらい米油や、風味の豊かさが段違いなオリーブオイルに太白ごま油など……バリエーションを揃えて、普段のドレッシングなど生食でも味の変化を楽しめます。栄養価の高い良質なものなら、油を摂る罪悪感から解放されます。
ニット¥39,000(トラデュイール)エプロンはスタイリスト私物
マヌカハニーや発酵乳ドリンクで免疫力UP
高木浩美さん 40歳 8歳、6歳の女の子ママ
冬場は毎朝のマヌカハニー※と発酵乳のヨーグルトドリンクを欠かしません。働くママにとって毎冬、子どもたちの風邪スパイラルは恐怖。親子でうつし合うこともあるので、家族全員で続けています。発酵乳系のドリンクは風邪が流行るとスーパーから消えることもあるので、Amazonで定期的にまとめ買い! 免疫力UPが目的ですが、子どもたちには「もっとパンに塗りたい」、「もう一本飲みたい」とせがまれるくらい好評(笑)。※メーカーによって推奨年齢は異なりますが、5歳未満の子どもには与えないようにして下さい。
シャツ¥6,800(スムージー/CHARLES)
鉄瓶やスキレットで 手軽に鉄分摂取
湯沢真理子さん 39歳 13歳の女の子、7歳の男の子ママ
食事だけだと摂取しにくいと言われる鉄分。中学生の娘にも積極的に摂取させたいけれど、ドライプルーンは好き嫌いがあるので、我が家では鉄瓶やスキレットで鉄分摂取が習慣に。小ぶりなスキレットは家族にも好評のアヒージョが手軽に作れるので大活躍です。キッチンに置いてあるだけで、お料理上手な雰囲気になれるのも魅力(笑)。また鉄瓶で沸かしたお湯は柔らかく飲みやすくなるので、お茶やコーヒーも美味しく淹れられるような気がします!
ニット¥6,000(スムージー/CHARLES)
脳を活性化させる将棋をゲーム代わりに
井波恭子さん 31歳 6歳の男の子ママ
藤井聡太棋士の影響で、まわりでも子どもに将棋を習わせる友人が急増しています! 息子も、学童で遊んできた簡易な将棋ゲームの〝どうぶつしょうぎ〟をきっかけに、将棋の楽しさにハマったようです。マナーや集中力、先を読む、待つ、決断する、見返すなど、いろいろなことが身につけられ、脳の活性化にもなるそうなので、続けて欲しい趣味のひとつ。祖父母の家に行ったときは、詰め将棋で遊んだり、じいじとの良いコミュニケーションにもなっています。
シャツ¥7,000〈エベ〉パンツ¥6,800〈グラミチ キッズ〉(ともにこども ビームス)
フットマッサージでお風呂上がりに運動神経を刺激
平島優香さん 34歳 7歳の男の子ママ
日本を代表するトップアスリートたちの多くが、幼少期、パパやママに足のマッサージをしてもらっていたというエピソードを聞き、毎晩お風呂上がりに息子の足ツボマッサージやお灸を。足裏を刺激すると運動神経が発達し免疫力がアップするだけでなく、脳と関係するツボが集中しているため集中力も養えるとか!? 効果はすぐには表れませんが(笑)、子どもも喜び、今では親子の大事なスキンシップタイムになっています。
ママ:パーカ¥17,000(マルシャル・テル/ザ テント代官山店)パンツ¥9,800※セットアップ価格(サロン バイ ピーチ・ジョン/ピーチ・ジョン)キッズ:パジャマ¥4,900※2パック価格(next/next原宿店)
お問合わせ先/JINSカスタマーサポートセンター 0120-588-418 https://www.jins.com/jp
撮影/松永 望〈Super Continental〉 スタイリング/大泉陽子 ヘア・メーク/秋山 瞳〈PEACE MONKEY〉モデル/牧野紗弥、トゥウィッチェル モネ 取材・文/沼田珠実 デザイン/平岡規子