VERY July 2022

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July 2022

2022年6月7日発売

780円(税込)

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SHELLYさん「コロナ感染」“謝らない”決心は姉のひと言

※このコラムはVERY2022年4月号(2022年3月7日発売)に掲載されたものです。

ニュースでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、1月に新型コロナウイルスに罹患しました。今回パートナーと娘たちも陽性になり、一度にかかったからこそ、何とか乗り切ることができました。もちろんこれは症状が軽かったから言えることだし、もし私が陽性で6歳と4歳の娘たちが陰性なら、別々に過ごさなければいけなかったはず。それを想像するだけで今でも胸が締め付けられます…。

娘たちもパートナーも1日の発熱で終わり、私が一番最後に陽性と判明したのですが、最初はそう言われれば喉が気になるかな?レベルだったんです。その日から家族全員10日間の隔離が決定しました。でも夜からどんどん調子が悪くなり、結局4日間39度以上の熱でダウン。倦怠感、頭痛、喉の痛み…でも味覚に異常はなく咳もなし。娘たちをリビングに置いてベッドルームで寝込むわけにもいかず、ソファに横になっていたのですが、娘たちはもう隔離初日からケンカしたり大声を出したり大騒ぎ…どうやら私が寝込んでいるのが不安ですごくストレスを感じていたみたいだったんですよね。

出産以来、風邪で寝込んだことさえない私。横になっているのが理解できずパニックになったのか、下の娘が家の鍵を開けて脱走するという事件も勃発。これまで外で私から離れることも、もちろん1人で家から出てしまうこともなかったのに、1人で道路の方まで走って出て行ってしまって! 本当に焦りました。それくらい、子どもたちは不安定だったのかなって。以来、これまでかけたことのない玄関チェーンをかけて過ごしました。

そして、コロナにかかったことを、保育園のママグループLINEに言うべきかも逡巡(しゅんじゅん)していました。姉に、こんな感じでみんなにLINEを送ろうと思う、と相談したら「絶対こうやって謝ってはだめ」と諭されました。私、角を立てるのが嫌だからすぐ謝りがちなんです。休園になる以上「申し訳ありません」と謝りたくなる気持ちはどうしても出てくるし、今回もそう送ろうとしていました。そしたら姉からは「次にかかった人も謝らないといけない空気になるし、私はかかったママ友から謝ってほしいとも思わない」と。確かに自分もそうだな、って。

10日間過ごしてみて、最初の4、5日は体調が悪かったこともありとても時間が長く感じられて、本当にしっかり辛かった。子どもたちのメンタルケアも思っていたより大変でしたが、幸いパートナーの回復が早く頼れた部分も大きかったです。5日目を過ぎて体調が良くなると、家の中でどう過ごそうか、工夫ができるようになりました。隔離中はAmazonでたくさん注文したのでその箱を使って工作をしたり、これまで作ったこともないゼリーを作ったり(笑)。気づけば、もうあと2日しかないね!って。絆が深まったと言ったらオーバーだけど、この子はこういうところあるんだとか、娘たちのことがよく見えるようになりました。

もちろん、周囲からの助けが本当に大きかったのもあります。マネージャーさんも日々の買い出しを手伝ってくれたし、ママ友もお菓子を差し入れてくれたり。百均のおもちゃとか子どもが好きなお菓子はAmazonでは買いきれなかったから、とても助かりました。自分がたまたまこういう状況だっただけで、もしシングルの方でほかの大人に頼れず助けも呼べない状態だったら、小さい子と別々に過ごさないといけなかったらどうしているんだろう。感染者が増えることで、支援が必要な人に回らないということが起きませんように。心から祈ります…。

この号が出る頃には、少しでも状況が良くなっていたらいいな。コロナが炙り出したたくさんの問題、コロナ後の世界でも忘れず取り組みたいですよね。

◉SHELLY|シェリー
1984年生まれ、神奈川県出身。14歳でモデルとしてデビュー以後、タレント、MCとして幅広く活躍。6歳と4歳の娘の母。

チビたちの合同誕生日会やりました! 今年は映画『ミラベルと魔法だらけの家』風パーティ(笑)。めちゃくちゃ喜んでくれました!

撮影/須藤敬一 取材・文/有馬美穂 編集/羽城麻子
*VERY2022年4月号「シェリーの「これってママギャップ?」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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