寒くたって、女の子だって、心身の健康はここで育つ
冬到来。ママにとっては公園のお付き合いも億劫になってしまう季節だけれど、実は屋外活動には私たちが思う以上にたくさんの恩恵が! 寒くても、インドア遊びに偏りがちな女の子でも、親子で心と体の健康を育む外遊びをもっと取り入れてみて。
歯や肌と同じくらい、ママの意識ひとつで未来が大きく変わる
何気ない公園遊びに見えて……実はこんないいコト起きています!
お話を聞いたのは…
慶應義塾大学医学部眼科学教室教授
坪田一男先生
世界で初めてバイオレットライトの近視進行抑制効果発見や、レーシックやドライアイ研究においても高い評価が。著書に『あなたのこども、そのままだと近視になります。』(ディスカバー携書)他。
骨を育てたり、
さまざまな病気を予防できる
ビタミンDを体内で生成させます
インドア化に伴い、子どものビタミンD欠乏による骨の異常(くる病や骨軟化症などの骨の異常、骨粗しょう症)が増えているそう。「骨の軟化や、背中が曲がったりO脚になったり、鳩胸のように肋骨のでっぱりや、関節の腫れなどのさまざまな症状、又、落ち着かない、怒りっぽいなどの精神状態にも影響が表れることも。またビタミンDは、免疫の働きを助けるため、風邪やウイルス感染予防にもなります。また、ママ世代や若い女性が紫外線防御をするあまり、母乳に含まれるビタミンDが不足しているとの調査もあります」。子どもの頃は特に“紫外線は悪”と決めつけず、太陽の下で楽しく気持ちよく過ごすことを意識して!
子どもの健全な成長のカギを握る!
体内時計は、太陽の光で調整されます
「子どもは特に、日中は太陽の光を浴びて体をしっかり動かし、夜は暗い場所できちんと眠ることが重要。昨今は発達障害などの神経の病気も増加しており、屋外活動の減少と睡眠不足が、その要因の一つとして指摘されています」。“幸せホルモン”と呼ばれる話題の“セロトニン”は、朝の光を浴びることにより活発に分泌されるそう。また、朝から日中にしっかり太陽を浴びていないと、睡眠ホルモンのメラトニンが十分に生成されず、寝付きが悪くなる、睡眠リズムが狂うなど体内時計が乱れてしまいます。「子どもは体の成長とともに脳も猛スピードで発達するため、健全に成長するためにも、外遊びと睡眠が欠かせないのです」。
特に成長過程の
子どもの目に必要とされる
バイオレットライトを摂取できます
2016年12月、慶應義塾大学医学部の研究チームが、太陽光に含まれるバイオレットライトが目の健康に関わっている可能性があることを世界で初めて発表しました。「近年、子どもの近視の急増が問題となっています。一日2時間程度屋外で過ごし、太陽光を浴びる習慣をつければ、目の健全な成長を助ける事が期待できます。曇りの日や日陰でもバイオレットライトは摂取できるので、空が暗く感じられる日でも日中はなるべく屋外で活動を心がけましょう」。室内では窓を開けて太陽光を直接取り入れるのが◎。昨今の窓ガラスはこのバイオレットライトも遮断する物も多く、また屋外であってもメガネやコンタクトを装用していると摂取できないことがあるので、その場合は目に必要とされるバイオレットライトを選択的に透過するメガネレンズをオプションで選ぶこともひとつの手段。
メガネでもオシャレを楽しみたい! 女の子ゴコロを摑むスイングチャーム
オシャレ好きな女の子も大満足! ゆらゆらスイングするチャームがアクセサリー気分♡ メガネ「スイーツデコレーション」〈左:KRF-18A-031 482、右:KRF-18A-031 268〉各¥5,500(チャーム含む)※11月8日発売 バイオレットプラスレンズ¥15,000(すべてJINS)
ママ:メガネ〈LMF-18A-033 384〉¥8,000バイオレットプラスレンズ¥15,000(ともにJINS)コート¥49,000(ロンドン トラディション×デミルクス ビームス/ビームス ハウス 丸の内)パンツ¥26,000(ティッカ) キッズ:メガネ〈KRF-18A-031 268〉¥5,500(チャーム含む)※11月8日発売 バイオレットプラスレンズ¥15,000(ともにJINS)コート¥5,900トップス(3枚組)¥3,900デニム¥2,900(すべてnext/next 原宿店) その他/スタイリスト私物
お問合わせ先/JINSカスタマーサポートセンター 0120-588-418 https://www.jins.com/jp
撮影/ササキヨシヒロ スタイリング/石関靖子 ヘア・メーク/シバタロウ〈P-cott〉 モデル/神山まりあ、ラバティ アリス 取材・文/沼田珠実 デザイン/平岡規子