シフト勤務や、フリーランス、夜勤……。勤務時間に「定時」はない不規則勤務のママたちは、子供の預け先などのルーティーンが作りづらく、そのやりくりの仕方にピタリとハマる答えは出ないことも。それでも諦めずに「自分の正解」を見つけて頑張るママたちを取材しました。今回は、アパレル販売員として働くママです。
こちらの記事も読まれています
❝土日と夕方、仕事と家庭の
〝繁忙時間〟が重なりがち。
今は夫頼みで、ステップアップに
向けて頑張っています❞
アパレル販売員(週末勤務あり)
古川温子さん(娘2歳/復職10カ月)
復職した店舗は自宅から近い場所を考慮していただいたものの、仕事の繁忙期は会社帰りのお客様が多い夕方や週末。そこでのお客様との接点も大切にしたいという思いがありましたが、夕方や土日に働くことで平日勤務の夫に休日を丸々任せることや、家族時間が減ることが気掛かりでした。夫もやりたいことができる土日の過ごし方を復職前に夫婦で話し合いをしました。一方で、キャリアを積んでいきたいという思いもあり、繁忙期にお店にいられない部分のカバーは、通勤時間や帰宅後の隙間時間を見つけてはWEBにコーディネートを紹介するオンライン販売や、リモート接客をして実績を伸ばしています。復職当初は育児と仕事のバランスが思い通りにいかないと感じていましたが、目の前のやれることをこなしているうちに復職前より手際良く時間を使えるように。食事は3人揃って食べる、送迎を一緒にする日を作るなど、家族の時間を大切にしながら、短い時間の中で最大限、できることを考えながらお店に貢献したいと前向きに働く私の姿を見て、夫も今の働き方を応援してくれています。
・預け先/頻度:認可保育園、週5
・いざというときは:夫
・目下の悩み:家族の時間、夫婦の時間が減る、時間外でも仕事が頭から抜けないことも
・習い事は:夫の送りで、日曜日にプール
▶︎『不規則勤務ママの子育てスケジュール』シリーズをチェック!
撮影/有馬秀星〈MOUSTACHE〉 取材・文/古谷沙季 編集/磯野文子
*VERY2021年11月号「不規則勤務ママの子育て両立スケジュール」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。