和洋中、どんな麺にもバッチリ合って、作り置きもできる常備菜があれば、真夏の灼熱キッチンでの調理時間はミニマムで美味しい一皿が完成。 辛みを調節すれば親子で楽しめるメニューをご紹介します! 今回は、シンプルで応用がきく「サルサソース柚子胡椒風味」です。
シンプルなマリネが
柚子胡椒で意外な味変に!
サルサソース柚子胡椒風味
×スパゲティーニ
【材料・4食分】
ミニトマト(ヘタを取り縦4等分に切る)……20個
赤玉ねぎ(繊維にそって薄切り)……1/2個
ピーマン(粗みじん切り)……2個
オリーブオイル……大さじ3
塩……小さじ1
レモン汁……大さじ4
柚子胡椒……小さじ2 ※後から足してもOK
【作り方】
❶ボウルにすべての材料を入れ、混ぜ合わせる。
【仕上げ・1人分】
スパゲティーニ(1.6㎜)……80g
サルサソース柚子胡椒風味……常備菜の1/4量
大葉(千切り)……1~2枚
エキストラバージンオリーブオイル……少々
◉スパゲティーニを茹で流水で流し粗熱を取り、よく水気を切る(できればペーパータオルで拭う)。ボウルに入れ、常備菜とよく混ぜてから器に盛りつける。オリーブオイルを少々かけ、大葉をのせる。
+柚子胡椒でオトナ味!
サルサといえばインパクトのあるタバスコの辛みがメジャーですが柚子胡椒にすることで、後からジワジワくるオトナの辛みに。旬のトマトを使った柑橘系のジューシーなソースで食欲のない日もつるりといただけます。冷製麺は水気をしっかり切り、でんぷん質を落とすことが大事。
教えてくださったのは、
料理研究家・小堀紀代美さん
『今回の常備菜は、麺なら何でも合いますし、豆腐や野菜にのせておつまみにもなります。食欲増進になる辛みは最初から入れたほうが味馴染みがいいですが、後から足しても十分美味。冷蔵庫で3~4日保存可能ですが、味が単調になりがちなので大葉やきゅうりなど、フレッシュなものをトッピングするとグンと新鮮になります。』
撮影/川上輝明〈bean〉 調理/小堀紀代美 スタイリング協力/岩崎牧子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
※VERY 2018年8月号「子どもはもちろん、追い辛で大人の舌も満足させます! 麺種不問!真夏の麺タツ常備菜」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。