和洋中、どんな麺にもバッチリ合って、作り置きもできる常備菜があれば、真夏の灼熱キッチンでの調理時間はミニマムで美味しい一皿が完成。 辛みを調節すれば親子で楽しめるメニューをご紹介します! 今回は、ツナの旨味がきいたサッパリ味の「ツナのレモン醤油マリネ」です。
夏バテの体にもするりと
入るあっさり麺
ツナのレモン醤油マリネ
×冷や麦
【材料・4食分】
ツナ缶(70〜80g)……2缶
玉ねぎ(みじん切り)……1/2個
レモン汁……大さじ3
しょうが、にんにく(すりおろす)……各1片
醬油……大さじ5
赤唐辛子(種をぬいて小口切り)……2本 ※後から足してもOK
【作り方】
❶ボウルにすべての材料を入れ、混ぜ合わせる。
【仕上げ・1人分】
冷や麦または素麺……80~100g
ツナのレモン醬油マリネ……大さじ3~4
豆苗(根元を切り落とし3等分に切る)……1/4袋分
万能ねぎ(小口切り)……少々
◉麺を茹でて流水で粗熱を取り、水気を切って器に入れ具材を盛り付ける。
+赤唐辛子でオトナ味!
マリネ液はグアムでは一般的なポン酢、〝フィナデニソース〟風。レモンの酸味にピリリとした唐辛子がアクセントになり、子どもが大好きなツナが大人味に。豆苗は麺に絡みやすくしゃきしゃきとした食感と葉野菜の香りが夏らしくさっぱり。かいわれやスプラウトでも代用可。
教えてくださったのは、
料理研究家・小堀紀代美さん
『今回の常備菜は、麺なら何でも合いますし、豆腐や野菜にのせておつまみにもなります。食欲増進になる辛みは最初から入れたほうが味馴染みがいいですが、後から足しても十分美味。冷蔵庫で3~4日保存可能ですが、味が単調になりがちなので大葉やきゅうりなど、フレッシュなものをトッピングするとグンと新鮮になります。』
撮影/川上輝明〈bean〉 調理/小堀紀代美 スタイリング協力/岩崎牧子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
※VERY 2018年8月号「子どもはもちろん、追い辛で大人の舌も満足させます! 麺種不問!真夏の麺タツ常備菜」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。