和洋中、どんな麺にもバッチリ合って、作り置きもできる常備菜があれば、真夏の灼熱キッチンでの調理時間はミニマムで美味しい一皿が完成。 辛みを調節すれば親子で楽しめるメニューをご紹介します! 今回は、とにかく万能「肉味噌」です。
パパやスポーツ男子も
大満足のこってり味
肉味噌 × うどん
【材料・4食分】
豚ひき肉……300g
長ねぎ(みじん切り)……2本
にんにく(みじん切り)……1片
ごま油 ……大さじ1 1/2
[A]味噌……大さじ3(内、大さじ2はあれば八丁味噌に)、醬油……大さじ1、砂糖……大さじ1 1/2、水……3/4カップ、豆板醬……小さじ1/2※後から足してもOK
【作り方】
❶フライパンを中火で熱し、ごま油を入れ、にんにくを入れて炒める。香りが立ったら豚ひき肉を加え炒め、色が変わったら長ねぎを加えて炒める。
❷①にAを加えて混ぜ、水分がほぼなくなるまで中火弱で煮る。
【仕上げ・1人分】
うどん……1玉
肉味噌……常備菜の1/4量
きゅうり(1㎝の輪切りにし3~4本に切る)……1/2本
長ねぎ(小口切り)……少々
しょうが(すりおろす)……1片
茹で汁……大さじ1
◉茹でて流水で粗熱を取り、水気を切ったうどんを器に盛り、茹で汁を回しかける。具材をすべてのせて、しょうがを添える。
+豆板醤でオトナ味!
食べ応えのある肉味噌は食欲旺盛な肉食男子たちに大好評間違いなし。濃厚な肉味噌ときゅうりや薬味のしゃきしゃきとした異なる食感がアクセントに。豆板醬のピリリ感としょうがのすっきり感も新鮮。温麺でいただくときは水気は切りすぎなくてOKです。
教えてくださったのは、
料理研究家・小堀紀代美さん
『今回の常備菜は、麺なら何でも合いますし、豆腐や野菜にのせておつまみにもなります。食欲増進になる辛みは最初から入れたほうが味馴染みがいいですが、後から足しても十分美味。冷蔵庫で3~4日保存可能ですが、味が単調になりがちなので大葉やきゅうりなど、フレッシュなものをトッピングするとグンと新鮮になります。』
撮影/川上輝明〈bean〉 調理/小堀紀代美 スタイリング協力/岩崎牧子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
※VERY 2018年8月号「子どもはもちろん、追い辛で大人の舌も満足させます! 麺種不問!真夏の麺タツ常備菜」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。