ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる!」㉘
インスタフォロワー数が77万人を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufuが、VERY読者の料理の悩みを“ゆるっと”解決してくれる大好評連載。第28回目は、夏の疲れがドッと来る、9月にぴったりの疲労回復メニューです。「毎年9月が辛いんです…」というお悩みに、ぐっち夫婦らしい、ヘルシーなのに元気が出ちゃうボリューム満点のメニューで答えてくれました! 今回もビニール袋を使って洗い物も最小限! 疲れていてもサッとできる、”今日作りたくなる”おかずです。
<今月のお悩み>
秋のはじめにやってくる夏の代償のような疲労感
簡単に完成して、さっぱり食べられるのに
疲労回復もできちゃう
お助けおかずを知りたい!
ここ数年、すぐに夏バテしてしまいます。特に8月末から9月にかけての秋のはじまりどきがしんどくて。なかなか元気が出ません。つまりは料理も凝ったものがなかなか作れなくて、あっさりしたもの、冷たいものばかりになっちゃって、さらに元気が出ないという悪循環。…あっさりしていて、すぐ作れて、ドカンと元気が出る! できれば一皿で完結する、そんな一品が知りたいです。(39歳・9歳男の子、4歳女の子ママ)
<今回の解決レシピ>
「鶏むね肉となすのさっぱりポン酢炒め」
疲労回復効果のある鶏むね肉
を使って元気を出そう!
ポン酢を使えば味付けも簡単です♪
【材料(2人分)】
鶏むね肉…1枚(250g)
なす…2本
青ネギ…1~2本
酒…大さじ1
塩・こしょう…各少々
片栗粉…適量
ごま油…大さじ2
【A】
ポン酢…大さじ2
水…大さじ2
みりん…大さじ1
すりおろし生姜…小さじ1/2
【作り方】
①鶏むね肉は一口大に切る。酒、塩・こしょうを振る。
なすは乱切りにする。青ネギは小口切りにする。
②ポリ袋に片栗粉を入れ、①のむね肉を入れて振る。
③フライパンにごま油を熱し、②、なすを入れて中火で焼く。
(途中油を足しながら)
④火が通ってきたら、【A】を入れさっと炒める。
⑤皿に盛り、青ネギを振る。
【POINT】
低価格でヘルシーな食材として人気の鶏むね肉ですが、実はイミダペプチドという成分が含まれていて、疲労回復にも効果があるといわれています。パサつくイメージのある鶏むね肉も片栗粉を使えばやわらか仕上げ。味付けはポン酢、おろし生姜を使ってさっぱりと! ご飯にのせて、丼ものとして一皿完結にしてもいいですよ。
<解決するのは>
ぐっち夫婦
美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単に出来ちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方!仲良し夫婦の掛け合い料理動画も話題です。ご飯がすすむ一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。
ぐっち夫婦のインスタグラムの投稿には、スパイスやハーブを使ったレシピもいっぱいです。いつもの食卓がちょっとオシャレに、お店の味に変身するテクニックがたくさん詰まっています。マンネリ化してきた食卓に、ルーローハンや、チキンのエスニック照り焼きなどの多国籍料理で、海外の風を演出してみるのはいかがですか?過去のインスタライブもアーカイブされているので、動画を見ながら、一緒に調理している気分でキッチンに立つのもおすすめですよ♡
<今回のゆるっとアンサー>
簡単にできる疲労回復メニューを
知っていると元気がないときも重宝!
ポン酢と生姜を使えば
調味も簡単で失敗なし!
妻:9月って、やっと暑さが収まっても夏の疲れが出てくるころだよね。
夫:残暑もあるし、急に寒い日があったり、なかなか体力が回復しなかったりするよね。
妻:そんなときに作りやすくて元気が出るものってなんだろう?
夫:やっぱり元気を出すにはお肉だよね!
妻:それ1年中言ってるよね(笑)。あっさりしていて疲労回復効果のある鶏むね肉のおかずにしよう!
<ライターワタナベが作ってみた!>
”そうめん”で逃げられない季節に助かる!。
そしてダイエット効果もありそう!
たしかに9月に入ると一気に“そうめん”て罪悪感ですよね。鶏むね肉は疲労回復効果があったなんて知りませんでした。産後の体型戻しに運動を始めた私にも嬉しい情報です。
今回も調味料の少なさに驚きでしたが、お味が茄子の煮びたしに少し似ていて、さっぱり食べられました。それなのに満足感があるのは、ふんわり香るごま油の香りと、ゴロゴロ入ったお茄子で、かさ増しされてボリューム満点の見た目のおかげしょうか。ヘルシーなむね肉だからって食べ過ぎないようにしないと…というくらい美味しくパクパク食べ進めてしまいました!
この企画を担当しているライター・ワタナベは5歳女の子・3歳と0歳の男の子のママ+食にこだわりを持つ夫と湘南住まい、5人暮らし。夏の終わりの湘南は空気が澄んできて、富士山や夕日が一段ときれいに見えて、少しずつ秋の訪れを感じます。夏までにダイエットはかないませんでしたが、来年はきっと水着を着て、子どもたちと海やプールで思い切り楽しめるように、一年がかりのカラダ作りをスタートしたいと思っているところです。
取材・文/渡邊里衛 編集/井上智明
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