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団塊世代が子育て支援「後ろめたさを感じることなく預けてください」あい・ぽーと麹町・宮内敏雄さん

余裕がなくて、やりくりがうまくいかなくて、自分が思う「いい母像」に近づけなくて。ふと自分が嫌になったりしちゃうあなたに、人生の先輩たち=かまへんサポーターズから、ママの心の負担が少しでも軽くなるようにとの思いを込めて、愛ある「かまへん」お届けします。今回は、子育て支援施設「子育てひろば あい・ぽーと麹町」副施設長 宮内敏雄さんです。

*VERY2021年9月号の大特集「そんなの、かまへん!』マインドでいこう!からの抜粋です。

 

#理由がなくたって赤ちゃん預けてかまへん    宮内謙吾 渡辺義巳 宮内敏雄

私たちは、子育て・まちづくり支援プロデューサー(通称まちプロ)として「子育てひろば あい・ぽーと麹町」で活動しております。団塊世代の男性たちが、小さなお子さんと一緒に遊んだり、読み聞かせを披露していることに驚かれるお母さんもいることでしょう。仕事を引退し「定年後も社会とつながりをもつために」「これまで子育てに関わってこなかった懺悔のために」「妻から紹介されて」などがきっかけで応募し、子どもの発達や接し方などの研修を経て「まちプロ」として活動をスタートします。正直、自分の子のオムツすら替えたことがなく、子育ては妻に任せっきりだったというメンバーも少なくないようです。

そんな私たちが団塊世代のイメージを振り切って、小さなお子さんたちと遊ぶことができるようになったのは、お子さんたちの笑顔とママたちからもらう感謝の言葉なんです。もっとお子さんたちに喜んで欲しいからと、自らハーモニカやマジックを学ぶまちプロもいます。

施設にはたくさんの親子さんが遊びに来られたり、一時保育を利用されますが、中には、やむを得ない理由もないのにお子さんを預けることに後ろめたさを感じていたお母さんもいるようです。頑張りすぎずたまにはふっと肩の力を抜いて自分の時間を過ごすことも必要ではないでしょうか。どんなにお子さんが可愛くて大切でも、理由なく「一人になりたい」と思うのは当然のこと。私たちは「子育て支援は親支援」ひいては「親と子の関係性への支援」にもつながると考えており、一時保育も親と子それぞれにとってよい経験になると思います。理由がなくても、かまいません。後ろめたさを感じることなく預けてみてください。

NPO法人 あい・ぽーとステーション
子育てひろば あい・ぽーと麹町
副施設長 宮内敏雄さん

千代田区にある子育て支援施設。ひろばやカフェなどの利用のほか、生後2カ月~小学校就学前のお子さんを対象に理由を問わない一時保育が利用可能。管理運営を実施するNPO法人あい・ぽーとステーション(代表理事 恵泉女学園大学学長 大日向雅美)は港区青山でも同様の子育てひろばを開設し、まちプロたち同様に活躍している。

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取材/上原奈緒 編集/羽城麻子
*VERY2021年9月号「【大特集】「そんなの、かまへん!」マインドでいこう!Part6」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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