先日、VERY専属モデル申真衣さんが『サタデーステーション』(テレビ朝日系 毎週土曜20:54~)にゲストコメンテーターとして初出演! キャスターを務めている高島彩さんとは、奇しくも2人の娘のママという共通点があり、本番前に子育てトークで盛り上がる姿も。そんな高島さんに、番組終了後に申真衣さんとの共演について、そしてコロナ禍でのお子さんとの関わり方についてなどお話を聞かせていただきました。
2児の母という共通点
申真衣さんとのママトーク
―申真衣さんとは初共演でしたが、印象をお聞かせください。
すごく落ち着いていらっしゃって。ベテランかなと思うほどでした(笑)。おかげで私もとても安心してやらせていただきました。今回は急遽豪雨災害のニュースでVTRが長くなったこともあり(※放映は21年8月14日)、スタジオでお話しする時間が短くなってしまいましたが、次の機会はゆっくりとお話を伺いたいです。申真衣さんが相好を崩すところも見てみたいです(笑)。
―本番前などに高島さんからよく話しかけていらっしゃる姿が印象的でした。
コメントのところだけですとコミュニケーション不足になってしまうので、ゲストの方とはスタジオに入られてから意識的にお話しするようにしています。コロナ禍にあって、あまりお声かけするのもどうかなと悩みつつも、番組に関係のない話も含めコミュニケーションを図っています。私も7歳と5歳、女の子2人の母ですので、そういった共通点でお話をさせていただきました。でも、スタジオでの落ち着いていらっしゃる様子を見て、「ああ、きっと家ではキレたりはしないんだろうな。私とは違うだろうな」と想像を膨らませていました(笑)。
コロナ禍で増えた通販の段ボールが
子どもたちの工作の材料に
―著書でもご夫婦で協力して育児をされていらっしゃるとお話しされていますが、今はコロナ禍でおうち時間も長くなってしまっていると思います。どのようにお子様と過ごされていらっしゃいますか?
コロナになる前からですが、うちの子どもたちは工作というか物を作るのが好きなので、コロナ禍で増えた通販の段ボールが毎日ロボットに変わったり、乗り物に変わっていたりしています。昨日も下の子が作った帽子を使って姉妹で魔法使いごっこをしていましたね。意外とコロナで外に出られなくてもあまり困らないというか。
姉妹であることは、コロナ禍において本当に助かったなと思っています。2人だと次から次へと遊びを考えて退屈することがないので、その点では私もラクをさせてもらっています。一方で姉妹ケンカが始まると、なかなか手がつけられない空気になるので、私が低音を響かせて一喝することも日常茶飯事です。
―そうすると、やはり鶴の一声で収まりますか?
収まる時もありますが、最近は姉妹で結託したりもします(笑)。下の子が「ママは悪者で、お姉ちゃんはスーパーヒーロー」なんて言ったりして。でも、敵にしてもらって子どもたちが仲良くしてくれるなら、それが何よりなので。ただ、ケンカも大事だなと思うんです。ケンカをしてどう収めるかとか、ケンカをした時にどんな気持ちになるか、というのを経験することで心を育めるのかなと。
一時期休校になったりオンライン授業になったりして、学校に行けない時間を強いられましたが、家でそういう心を育むことも大切な学びかなとも思います。他のお友達とのケンカは一定のところで親が止めに入る場面もありますが、姉妹同士なので、とことんやりなさい!という感じです(笑)。
高島さん流・娘たちとの
「こども新聞」での学び方
―お子さんを2人育てながらレギュラー番組も持たれていらっしゃるという多忙な生活の中で、どのように日々のニュースをキャッチアップされていらっしゃるのですか?
新聞から情報を得ることが多いですね。家ではあまりテレビを付けないので(笑)。テレビを付けてしまうとどうしても動きが止まっちゃうんですよね。出先ではオンラインでもニュースを読んだり、ABEMAを観たりしています。
―例えばコロナの感染対策など子供たちに教えなければいけないことがたくさんありますよね。ニュースや情報をどのように共有されていますか。
コロナ対策については学校でもしっかりと教えてくださっていますが、それに加えて我が家ではこども新聞を購読しているので、それをホワイトボードに貼って一緒に読んでいます。まだ置いておいて1人で読むという感じではないので、掲示して気になる部分をマーカーで線を引いたりしながら読むと、興味を持ってくれるんです。もう最後は捨ててしまってもいい覚悟で、「落書きもOK」にしています(笑)。意外と下の子の方が興味を示すこともあります。
私の職業柄、日常の出来事をニュースごっこにして遊んだりもしていますね。先日は、公園の地面にセミの幼虫が出てきた穴が無数に開いていたというニュースを、ちょっとミステリー仕立てで、リポートも入れたりしながら、娘たちと楽しみました。楽しい体験と共に情報をインプットできますし、そのなかで子どもの柔軟さに触れて、私が学ぶこともありますね。
―最後に。先ほど仰ったように今回は緊急性や重要度の高いニュースが立て続き、スタジオトークがあまり見られなかったのが少し残念ではありました。今後、また申真衣さんと共演された時にどのような展開を期待されますか?
シンマイさんの素のところが見たいです(笑)。シンマイさんを崩したい!今日はニュースの内容的に難しかったのですが、楽しい話題の時もあるのでそういう時にぜひ楽しくお話ししたいです。
【高島さん衣装】
ワンピース/マレーラ(三喜商事) イヤリング/アビステ
取材・文/馨都