連絡ツールNo.1、気軽だからこそ、うっかりも多くなるLINEやインスタグラム。どんなコミュニケーションにもトラブルはつきものですが、視覚化された文字や写真の受け止め方は、言葉以上に誤解を生みがち。
今回は、読者から寄せられた〝非常識No.1〟「早朝・深夜のLINE」です。
相手の常識
=自分の常識ではない!
OK時間まで「通知をOFF」に
送信前に一呼吸。時間の認知や行動において〝自分は自分、人は人〟と思えることが大切。すぐに返すことがルールではありません。受け取る側が常識時間外のやり取りを回避する方法の一つは、「通知をオフ」にして〝22時以降は既読にならない人〟とブレずに徹底すること。「これが私のペースです」と徹底し続けることで、自然と周りも認識。合わせる必要はありません。
ちなみに、
VERY読者の常識時間は…
お弁当作りや寝かしつけなど、早朝・深夜に行動しているママも多いはず。けれど、起きている=返信できるではない、というのが多くの意見。通知OFFのほか、「自分がすぐに返信できる状況になってからLINEを既読にする」という人も。返信忘れも予防できそう!
★HOW TO「通知OFF」
設定⇒通知⇒通知OFFまたは 個人やグループのトークルームから設定。一時停止(1時間のみ、午前8時までなど)も活用して。
◉教えてくださった人
臨床心理士・山名裕子先生
東京・青山にある「やまなmental care office」代表。人間関係やストレスケア、とくに女性心理学やコミュニケーション心理学を得意分野とする。著書に『読むと心がラクになる めんどくさい女子の説明書』(サンマーク出版)がある。
イラスト/本田佳世 取材・文/藤井そのこ 編集/磯野文子
※VERY 2018年5月号「思わぬことが、相手をざわつかせてる!? LINE &インスタのお作法に気を付けて!」より。
※掲載中の情報は紙面掲載時のものです。