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噂のケータリングやさんがつくる「冷めても美味しい、おもてなし」Vol.11

撮影現場のロケ弁でも人気のケータリングやさんに教えてもらう、おもてなしテクニック。今回は、「難しくなくインスタ映えするオシャレなホムパをしたい」とうリクエストにお応えします。


Vol.11 フードアーティスト 有賀香織

フォトジェニックな「前菜大皿」さえ
用意すればオシャレなホムパは叶う

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パッケージデザインなどのアートディレクションを手がける有賀さんが提案するのは、最高にフォトジェニックな「前菜大皿」を作ることに全力をかけ、後はカレーなどでゲストのお腹を満たす、という作戦。前菜は市販のものを上手に利用し、その分、盛りつけを頑張ってみましょう。赤、緑、オレンジ、紫などカラフルな野菜やフルーツをふんだんに使い色彩を鮮やかにするのがポイント。

■大皿にのせる前菜

スティックサラダ(パプリカ、ヤングコーン、スナップエンドウ、芽キャベツ、ミニ大根、きゅうり、赤キャベツ、フリルレタス、茹でた紫サツマイモ)※その他にラディッシュやミニキャロットなど形に個性があるものを選ぶのがいい。

きゅうりや、赤キャベツなどは切り方でフォトジェニックにする。

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★赤キャベツのカットのコツを動画でチェック

★きゅうりを球体にカットする方法を動画でチェック

■お刺身サラダのアンチョビディップのせ

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<材料>

白身魚のお刺身(鯛、すずきなど)……1~2切れ×人数分 アルファルファ……適量 ブロッコリースプラウト……適量 レモンピール(レモンの皮を削る)……適量 エディブルフラワー……適量 塩・胡椒……少々

【アンチョビディップ】
アンチョビ…… 1缶 ニンニク…… 1片 醤油…… 適量

 

<作り方>

アンチョビディップをつくる。
牛乳を入れた小鍋にニンニクを薄皮ごと入れ、ごく弱火でやわらかくなるまで煮る。やわらくなったニンニクと一緒にアンチョビをみじん切りにする。フライパンにニンニクとアンチョビを入れ醤油をまわしかけて弱火で1分炒めて完成。
❷グラス(100円ショップで購入)にアルファルファ、ブロッコリースプラウト、ベビーリーフの順に敷いて野菜のベッドを作り、その上に白身のお刺身盛る。
❸塩胡椒少々で味付し、お刺身の上にアンチョビディップ少々とレモンピールをトッピングし、その横にディブルフラワーを添えて完成。

 

■その他、揃えておくと良い材料一覧

◉野菜やパンに合うディップ
※今回は「クリームチーズと梅のディップ」(材料/クリームチーズ、梅干し、鰹節、あさつきを混ぜる)と「味噌とバジルペーストのディップ」(味噌、市販のバジルペースト、はちみつ、マヨネーズを混ぜる)を用意

◉トマトとモッツァレラチーズとイチゴのカプレーゼのピンチョス

◉フルーツのピンチョス

◉スライスしたバゲッドやサワーブレッドなど

◉チップス(アボガドチップスやトルティーヤチップスなど)

◉ハム、サラミなど

◉生ハムのグリッシーニ巻き

◉お好みのチーズ(食べやすい大きさに切る)

◉お好みのナッツ

◉干しぶどう

◉オリーブ

■盛り付け方

❶大きい平皿を用意する。ここではホームセンターなどで購入できるアクリル(30cm×45cm)の板を使用。

❷100円ショップなどの小さなガラスの器やココットを用意。ハーブを差す飾り用の小さな小瓶も用意すると隙間を埋める小道具として役立つ。

❸お皿(板)の上のレイアウトをイメージする。今回は斜めのストライプに料理を並べる構成に。

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❹四隅のひとつにディップを入れたココットを置き、その周辺に野菜を並べる。

❺野菜をせき止めるためにガラスの容器(お刺身サラダ)を斜めに並べる

❻ブレッド、スナック、ハムなど乾きものを並べていく。最後1/4スペースにカプレーゼのピンチョスやフルーツなど生ものを並べ、ディップやオリーブを入れたガラスの容器を置き、ハーブを入れた小さなガラス小瓶をすき間に置く。

❼隅っこにできた隙間に赤キャベツ敷いてその上にチーズを盛る

❽最後、小さなすき間はナッツや干しぶどを置いて盛りだくさんな見た目に仕上げる。

 

★盛り付けの手順を動画でチェック!

●フードアーティスト 有賀香織

桑沢デザイン研究所卒業後、食品や化粧品のパッケージデザインなどのアートディレクションを手がける。2006年ARUGADESIGNを設立。イベントや個人宅でのフードスタイリングを手がけ、〝魅せる〟料理でゲストを沸かせる。一児の母。

HP:http://www.arugadesign.com/
Instagram:@kaori_aruga

撮影/在本彌生 取材・文/藤井そのこ

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